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後編
LaLa座談会2017 ~喜びや感動、不安、悩みもみんなで共有し合い、親子でより楽しい毎日を~

出産や子育てで広がる新たな世界。子どもの日々の成長がかわいくてたまらないときもあれば、思うように言うことを聞いてくれずイライラしてしまうときもあります。そんなママたちの思いを吐き出せる場所、悩みを解消できる場所、知りたい情報を見つけられる場所、それがLaLa Okayamaです。ホームページリニューアルに伴い、LaLa編集部のメンバーである子育て経験豊富なママたちに集まっていただき、いろいろな本音をうかがいました。

内田 亜矢子(うちだ・あやこ)笠岡市出身(岡山市在住)。8歳(小2)男児のママ。(以下:編集デスク)

石川 智美(いしかわ・さとみ)倉敷市出身(岡山市在住)8歳(小2)、10歳(小4)女児のママ。(以下: I )

樋口 由香(ひぐち・ゆか)総社市出身(倉敷市在住)9歳(小3)女児のママ。(以下:H)

佐藤 香名(さとう・かな)井原市出身(倉敷市在住)17歳(高2)女子、15歳(中3)・13歳(中1)男子、6歳女児のママ(以下:S)

西川 敬子(にしかわ・けいこ)兵庫県出身(岡山市在住)11歳(小5)女児のママ(以下:N)

藤井 弥生(ふじい・やよい)岡山市出身(岡山市在住)12歳(小6)男児のママ。(以下:F)

ボウズ 満恵(ぼうず・みつえ)岡山市出身(岡山市在住)10歳(小4)女児、8歳(小2)男児のママ。(以下:B)

後藤理永(ごとう・りえ)津山市出身(津山市在住)15歳(中3)女児・12歲(小6)男児・9歲(小3)男児のママ。(以下:G)

編集デスク:打ち解け合えるママ友が身近にいると心強いですよね。ちなみに、ママ友づくりのコツなんてありますか?
N:最近はSNSでのつながりも可能。私もmixiで同じ年生まれの子どもがいるグループっていうのに仲間入りし、今もつながっている。SNSだと写真がアップされているから、その方の人となりや雰囲気がなんとなく伝わってきて、事前に「気が合うかも」って分かるというか。
G:SNSがきっかけで小学校で探されて、友達になったママもいるんですよ(笑)。

編集デスク:最近、ママ友トラブルを描いたテレビドラマを目にする機会が増えましたが、そういったエピソードは身近にありますか?
N:幼稚園でやんちゃな男の子がいて、そのママは注意しているんだけど相変わらずやんちゃで。やられちゃった子どもの親がクラスにあれこれ話して尾ひれがつき、男の子のママは多くのママから冷たい視線を向けられるようになってとても悩んでいた。子ども同士のやりとりで親の関係が悪化してしまうこともあるよね。
S:幼稚園のママたちは時間的にゆとりがあって子どもを見られる時間も長いから、余計そうなりやすいのかも。保育園のママは忙しいゆえにママ同士ががっつり絡む時間もあまりなく、そういうトラブルはあまり聞かないな。
I:幼稚園でも、特に公立は子どもに気をかけるのが当たり前といった風潮があるよね。
B:私もママ友を通して自分の文句が言われていることを知った。「あの親は、子ども同士のけんかを目の前で見ていて注意も何もしなかった」って。私自身そこは最も気をつけているところだから、そんなことは絶対ないと言いきれるんだけど。私は文句を言われたことではなくて、その状況を「おもしろそうだった」と伝えてきたママ友に対してショックが大きかった。なんでそれを否定してくれなかったんだろうって。
H:ママ友ってそんな感じなのかもよ。本当の仲間だったら「たまたまじゃないかな」とか、「そんなことする人じゃないよ」とかって注意してくれたり、ストップさせてくれたりするけど、ママ友だとちょっと違うのかも。
F:大人の気持ちに余裕があるかどうかでも変わってくるよね。

編集デスク:子育てで一番気をつけていることは何ですか?
全員:どこかで手抜きし、「まあいいか」と思うこと。母だって完璧はな~い!
B&I:0歳からの自立。誘導もサポートもするけど、子どもの自立が子育ての最終目標だからね。
F:食事!
I:できるだけ外食をせず、家で家族そろって食べること。そして、夫婦仲良く。けんかは悪いことではなく意見交換だと思うので、仲直りする姿も含め、子どもにはちゃんと見せている。自分の気持ちを伝えることの大切さ、コミュニケーション能力を育むことにもつながるのでは。
S:子どもの自己肯定感を育てることも大切。リビングに家族の写真をたくさん飾ると自己肯定感が上がるんだって。我が家はパソコンのスクリーンセーバーでスライドショーとして表示しているよ。

編集デスク:子育てと家事、仕事の両立について、みなさんはどのようにお考えですか?
I:男性にも家事の価値を認めてほしい。家事も仕事の役割の1つだから、やって当たり前ではなく、感謝してくれる姿勢と考えがあれば専業主婦もやりやすい。そうじゃなきゃ、何のために結婚したのか分からなくなると思う。
H:共働きの場合はできる時にできる人がするというのが大事。今は若い世代ほど共働きで、家事をしている男性も増えてきたよね。
S:家にお母さんがいた世代の男性像ではなくて、次世代に向けて私たちもそういう意識で子どもを育てていかないとと思う。
F:「ぱらママ」イベントに来るママの中には働くことが悪いことだと思っている人がいる。だけど、本当に働きたいのなら周りの理解や協力は必要だし、自分自身が強い意志を持たなくちゃいけない。働いたら家では愚痴を言わず、感謝を忘れないこと
N:仕事でのイライラを家に持ち帰っちゃダメよね。働くにもそれなりの覚悟を持たないと。

編集部デスク:まだまだみなさんの子育て談を聞きたいところですが、最後に、LaLaをどんな場所にしていきたいか聞かせてください。
H:今はスマホで簡単に情報を得られる時代。でも、困った時に誰に、どこに頼っていいのか分からない人が多い。私たちは先輩ママとしていろいろな情報を発信し、それに応えたい。地元のママだからこそ、きっと親近感も信頼感も抱いてもらえると思う。
I:たくさんの情報をメリット、デメリットも含めて伝えたい。ちょっと先、例えば1年後、数年後に子どもがどのように成長していくかも見せてあげたい。それはママたちの安心材料になるはずだから。子どもが大きくなれば不登校やいじめなどの問題も出てくるかもしれないし、学校教育の在り方についても取材したいところ。LaLaで得た情報をもとにママたちが自分なりの選択を考えることができればいいなと思う。

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