/掲載日:2020年10月25日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:28ページ/
西日本豪雨で被災した倉敷市真備町川辺の住民らでつくる「川辺復興プロジェクトあるく」は、子育て世代向けの「防災おやこ手帳」を作成した。同世代の実体験を基に、水害から子どもと家族の命を守るヒントをまとめ、各家庭ごとに避難のルールを考えて記入できる欄も設けた。県備中県民局の提案型協働事業の一環。(寺尾彰啓)

手帳はA5サイズで、11ページ。家族内で認識にずれがあって避難行動が遅れたことなど被災エピソード4例を紹介。事前に決めておきたいこととして「マイ避難先」、逃げ始めるきっかけとなる「避難スイッチ」、「持っていくもの」の3点を挙げた。
避難先は公共の避難所のほか、友人、親戚宅への「お泊まり」、車中泊などの「アウトドア」、ホテルを使う「プチご褒美」など記入できるようにして、複数の選択肢があることを示した。
避難スイッチとしては、事前のアンケートで子どもに怖い思いをさせたことを後悔する保護者が多かったことから、「子どもが怖いと思う時点」を一例に挙げた。
持ち出し品では、子どもの好きな菓子やおもちゃが不慣れな避難生活の支えになることや、思い出の品の流失を防ぐため、高い場所へ保管するようアドバイスしている。
月末までに真備町地区と近隣の小学校、幼稚園、保育園などに配布するほか、希望者には無料で郵送する。
あるくの槙原聡美代表(41)は「水害に遭ったことがない人が備えを考えるきっかけになれば。母子手帳と一緒に携帯して活用してもらいたい」と呼び掛けている。
配布希望、問い合わせはあるくの電子メール(aruku.2018.10.18@gmail.com)へ。
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