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リラクゼーションセラピストによる「親子の絆を深めるベビーマッサージ入門」/前編~準備編~

はじめまして。

リラクゼーションセラピストのchiakiです。

「身体がゆるめば心もゆるむ、心がゆるめば身体もゆるむ、じんわり深くあたたかい」をテーマに、腸セラピーやバリニーズマッサージ、チェンマイ式タイマッサージなど、お客さまが内面から「健康・キレイ・元気」になれるようお手伝いさせていただいています。

このコラムでは、親子の絆を深めて子育てライフを楽しむためのベビーマッサージを前後編でご紹介します。

 

親子のコミュニケーション方法の一つ

ベビーマッサージとは、赤ちゃんとママやパパのコミュニケーション方法の一つ。

ママやパパが赤ちゃんに優しく触れてマッサージすることで、親子でコミュニケーションがとれるだけでなく、“幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」の分泌によりストレスが軽減され、赤ちゃんとママ、パパの心の安定にもつながります。

 

私がベビーマッサージと出合ったきっかけは妹の妊娠でした。

出産後、赤ちゃんのお世話をするのは本当に大変ですよね。

授乳やミルク、おむつ替えなどに時間を取られてママやパパはなかなか寝れず、ほとんどの方が睡眠不足になると聞いていました。

妹の負担を少しでも減らすためセラピストの私に何かできることがないかと探していたところ、ベビーマッサージと出合い学ぶことにしました。

今では我が子にマッサージもできて、本当に学んで良かったと思っています。

 

ベビーマッサージは一般的な大人のマッサージと違い、資格や専門的な技術がなくても子どもとのコミュニケーションの一つとして活用できます。

赤ちゃんやお子さまのお世話は楽しいこともたくさんありますが、その分辛いことなども多く、子育ては本当に大変ですよね。

特に初めての子育てはいろいろなことが手探りで、ママやパパの気持ちの浮き沈みが激しくなります。わたしもそうでした。

「どうして泣いているの?」「本当にこれで良いの?」と答えのない自問自答を繰り返したり、些細なことでも心が不安定になったり。

そんなとき、私の癒しタイムが息子とのベビーマッサージでした。

 

具体的な効果は?

◯赤ちゃんに期待できる効果

・精神的な安心感と幸福感を得られる

・リラックス効果

・発達促進

・血行促進

 

◯ママやパパに期待できる効果

・リラックス効果

・赤ちゃんの体調の変化を把握

 

その他「夜泣きが減った」「便秘が解消した」などという声もありますが、ベビーマッサージはあくまでもコミュニケーションの一つで目的はスキンシップです。

「改善されたらラッキー」ぐらいの気持ちで、親子で楽しみましょう。

 

ベビーマッサージを始める時期について

生まれたばかりの赤ちゃんは肌がデリケートなため、生後1ヵ月を過ぎてから始めるのがおすすめ。

ちなみに、ベビーマッサージはスキンシップのため年齢制限はありません。

園や学校に行くようになっても、親子のコミュニケーションの一つとして活用してください。

 

ベビーマッサージにかける時間はお子さまの成長に合わせ、1~3か月は5分▽3か月~1歳は10分▽1歳以上は15分を目安に行ってください。

 

タイミングはいつでもOK。ただし、赤ちゃんの機嫌が悪かったり体調が優れないとき、予防接種を受けた後48時間以内、授乳直後、お肌にトラブルがあるときなどは避けてください。

 

おすすめのタイミングは?

・お風呂上がり

お風呂上がりは体が温まっているのため、マッサージすることで血行を促す効果がより期待できます。

滑りの良い保湿ローションやクリームを使えばお風呂上りの保湿ケアにもなります。

 

・お昼寝や夜寝る前

心身共にリラックスして深い眠りにつきやすくなります。

ただし、ママやパパとの触れ合いが楽しくて遊んでもらっていると思い、元気になってしまう子もいます。

 

寝る前にベビーマッサージをすることで元気になる子は「遊びタイム」に行うなど、様子を見てその子にあったタイミングを見つけてあげてください。

 

ベビーマッサージに必要なもの

赤ちゃんの肌はデリケートなため、刺激が少なく肌に負担がかからないものを使用してください。

 

・背中に敷くバスタオル(刺激の少ない綿100%がおすすめ)

赤ちゃんがおしっこをしたときのために、防水シートがあればバスタオルの下に敷いてください

 

・ベビー用の滑りの良い保湿ローションやクリーム。または100%天然由来成分で作られた肌に優しいオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、ココナッツオイルなど)

初めて使用するオイルは必ずパッチテストをして、赤ちゃんのお肌に合うものを使用してください。

エッセンシャルオイルや人工的な香料は使用しないでください。臓器が未熟な赤ちゃんにとって肝臓や腎臓の負担となることがあります。

 

・マッサージ後にオイルを拭き取るためのフェイスタオル(刺激の少ない綿100%がおすすめ)

上に挙げた100%天然由来成分で作られたオイルは肌に優しく浸透するため、拭き取りは不要。肌に残っているオイルを軽く拭き取る程度で大丈夫です。

ゴシゴシと強く拭きとるなどは肌に負担がかかるのでしないでください。

 

・着替え

マッサージ後に着替える服やおむつなども準備しておくことをおすすめします。

 

後編では、具体的なベビーマッサージのやり方についてお伝えしたいと思います。

 

 

chiaki(ちあき)リラクゼーションセラピスト

岡山県出身。勤務していたアパレル会社で転勤のため大阪へ。周りの影響からリラクゼーションカレッジでバリニーズ、アロマセラピー、腸セラピーなどの資格を取得。

退職して大阪のタイ古式マッサージ店へ勤務し、本場タイでチェンマイ式タイマッサージのインストラクター資格を取得。帰岡後にタイ古式&お腹ケアをメインとした自宅サロンをオープンし、その後もタイでユーファイ(産後ケア)、妊婦&ベビーマッサージ、チネイザン(内臓マッサージ)の資格を次々取得。

結婚を機に出張サロンへ転向。現在は以前から興味のあったマヤ暦やオラクルカードリーディング、四柱推命を学び、セラピスト&鑑定士として活躍中。

 

 

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