春の陽気に包まれた4月12日(土)、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれた「One Day Party 2025」。
親子で楽しみながら学べる体験型企画が毎年大人気のこのイベント。
今年も会場には多くの家族の笑顔が溢れました。
開始時間の午前10時前、9階で展開されるたくさんの“おしごと体験のようなワークショップ”を目当てに、すでに受付は長蛇の列!
地元企業の協力の下、9階「LaLaタウン」をはじめ1階エントランス、さん太ギャラリー、屋外のさん太広場、さん太ホールなど会場内あちこちに魅力的なブースが並び、子どもたちの笑い声と驚きの声が響き渡りました。
そんな大盛況のOne Day Partyの様子を、今年もたっぷり前後編でレポートします!
会場の中でも特に子どもたちの熱気に包まれたのが9階大会議室「LaLaタウン」。
「おしごと体験」のようなワークショップがずらりと並ぶ、毎年大人気のメインゾーンです。
小学生以下の子どもたちが午前・午後の二部制で各体験に挑戦。
10ブースが勢ぞろいしていました!
1階総合受付で配られる「LaLaつうちょう」を手に、おしごと体験スタート。
お仕事を終えると通帳にシールを1枚ゲットでき、「LaLaつうか」という特別なお金に交換できます。
このLaLa通貨は会場内で実際に使え、子どもたちは「働いて稼ぐ楽しさ」「自分で選んで買うよろこび」をリアルに体験できるんです!
本物さながらの社会体験に、目を輝かせながら真剣な表情で取り組んでいました。
それではこのLaLaタウンでどんな発見や出会いがあったのか、さっそくのぞいてみましょう♪
和菓子好きにはたまらない♪岡山銘菓きびだんご×涼しげなあんみつが夢のコラボ!
山脇山月堂さんのブースでは、子どもたちが職人さながらの和菓子作りに挑戦しました。
寒天やあんこ、フルーツなどを一つ一つ丁寧に盛り付け、世界に一つだけの“自分だけのあんみつ”が完成!
きびだんごもしっかりトッピングし、岡山らしさも満点です。
あんみつができたら、次はお楽しみの販売体験タイム。
「いらっしゃいませ~!」と元気にお客さんをお迎えします。
緊張しながら一生懸命商品を手渡しする姿に思わず笑顔になる人続出。
わずか15分ほどでしたが、子どもたちにとっては貴重な“はじめてのおしごと”体験になったのではないでしょうか。
最後にお手製のあんみつを一つお土産に持ち帰り、達成感と甘いご褒美で心もお腹も大満足な一時となりました。
「見た目も楽しい♪食べてびっくり!」-かんてんぱぱさんのブースでは、魔法のようにゼリーを作れちゃう体験が行われました。
使うのは「じぇりんパ」というゼリーの素。
まずは粉を入れてシャカシャカ混ぜ混ぜ、そこへさらにもう一つの粉を入れてまたシャカシャカ…。
するとあら不思議!混ぜた液が3分でプルプルのゼリーに変身!
子どもたちに人気のメロンやソーダ、爽やかなオレンジ、ブドウと味を選ぶ楽しさも満載です!
シュワっとした食感とカラフルな見た目に「わあ〜!」「早く食べたい!」と声が上がっていました。
「作って楽しい、見て楽しい、食べておいしい♪」
そんな三拍子そろったワークショップに子どもたちも大満足の様子でした!
「もったいない」が「楽しい」に変わる!平林金属さんのブースでは、リサイクルの大切さを学べる体験が大人気でした。
まずは「パソコン解体体験」。
子どもたちはドライバーを手にパソコンを一つ一つ丁寧に分解。
中から現れたのは…ピカッと光る金属部品!
「ここには金が使われているんだよ」というスタッフさんの説明に、「え〜っ!金!?すごい!」と目を輝かせていました。
分解を終えたらまた元通り組み立てるミッションにも挑戦。
本物の技術に触れる貴重な体験となりました。
さらに段ボールを使った財布作りも大好評。
段ボールをパタパタ折り立派なお財布に大変身!
自分だけのマイ財布に子どもたちも嬉しそう♪
楽しく遊びながら「ものを大切にする心」「資源を生かす知恵」が自然と身に付く-そんな体験コーナーでした。
岡山定番お土産・大手まんぢゅう!大手饅頭伊部屋さんのブースでは、自分だけのオリジナルパッケージ作り体験が行われました。
テーブルの上には、カラフルでキラキラのシールがずらり。
「どれにしようかな?」と真剣な表情で選びながら、子どもたちはパッケージに思い思い飾り付けていきます。
シールを張ったり絵を描いたり、自由な発想で作り上げたマイ・パッケージに子どもたちの個性がキラリ。
仕上がった箱を手にしたその笑顔から「作るって楽しい!」という気持ちがたっぷり伝わってきました♪
あの伝統の味が世界に一つだけのパッケージで持ち帰れるなんて…とってもステキな体験でした!
「建築士さんと一緒に時計を作る」—そんな特別な体験ができたのが岡山市東区の小橋工務店さんのブース。
目の前に並ぶのは、時計のパーツとなるさまざまな木の板。
薄くて大きかったりちょっと厚みのある正方形、長細かったり小さな四角の板たち…その中から自分の好きな形や木目を選び、オリジナル時計づくりに挑戦します。
並べ方や重なりに気を付けながら、両面テープで板を丁寧に張り合わせていきます。
建築士さんのアドバイスを受けながら、みんな真剣な表情で取り組んでいました。
最後には自分の名前もそっと入れ、世界に一つだけのウッドクロックが完成!
温もりある木の素材でこだわりのデザインがぎゅっと詰まった作品に、子どもたちもとても満足そう。
「ものづくりってたのしい!」-そんな気持ちを育んでくれる体験でした。
テレビの中に入り込んだような特別体験ができたのは、テレビせとうちさんのブース。
ここでは子どもたちが本物さながらにニュース原稿を読む「アナウンサー体験」にチャレンジ!
用意された3つの中から好きな原稿を選び、まずは練習。
自分の名前を書いた紙を机にセットすれば、気分はすっかりテレビスタジオ。
堂々と原稿を読む姿はとても誇らしげで、キラキラ輝いて見えました。
テレビせとうちアナウンサーの浅井批文さんが、一人一人に優しく寄り添い子どもたちのやる気を引き出してくれていました。
いつもは見る側のテレビの世界を自分の声で伝える側に。
ドキドキとワクワクがつまった忘れられない体験となったのではないでしょうか。
ふわっと香るパンのいい匂いに誘われ、大人気だったのがおかやまキムラヤさんのブース。
本物のパン職人さながらサンドイッチ作りに挑戦できる「サンドイッチ製造」の職場体験が行われていました。
整理券で順番制だった体験は開始前から列ができる大盛況!
コック帽を被りまるで本物のスタッフのような子どもたち、まずは用意されたパンにジャムをぬりぬり。
パンの耳を丁寧にカットし、最後はキムラヤさんのサンドイッチのようにちゃんと包装して仕上げます。
できあがったサンドイッチはそのままお持ち帰り♪
お手製だからきっと味も格別だったはず。
体験を通してパン作りの楽しさや働くことの面白さに触れる貴重な時間となっていました。
懐かしくてワクワクする世界-そんな魅力がいっぱい詰まった日本一のだがし売場さんのブース。
「だがし屋さんになってみよう!」をテーマにポップ作り体験が行われました。
参加した子どもたちはテーブルにずらりと並ぶカラフルなペンを使い、自由に楽しくお気に入りの駄菓子のポップを作成。
ユニークなイラストや言葉であふれたポップたちは、なんと実際に瀬戸内市の日本一のだがし売場に掲示予定なんです!
そしてさらに!会場には「だがしおじさん」がサプライズ登場♪
その姿に子どもたちは大喜び!
シールをもらった子どもたちは満面の笑みを見せていました。
駄菓子の世界に飛び込んで“売る側”としての体験ができる特別なワークショップとなっていました。
自分だけの味、自分だけのデザイン-そんな特別なドレッシングが作れる鷹取醤油さんのブース。
体験の流れはとってもわくわく♪
まずはサラダ油を瓶に注ぎ、ユズ・レモン・ゴマなどから好きな具材をチョイス!
さらにブラウンマスタードやブラックペッパーなどのスパイスも加え、味の決め手となる特製の甘酢も加えれば中身は完成!
最後は絵を描いたマイ・ラベルをペタッと張ったら、世界に一つだけのドレッシングのできあがりです!
子どもたちの真剣な表情とできあがったドレッシングを嬉しそうに眺める笑顔がとても印象的でした。
おうちでサラダを食べるのが楽しみになる-そんな思い出に残る体験でした♪
木の香りに包まれものづくりの楽しさをじっくり味わえたハウジングスタッフさんのブース。
自然素材を使った「鍋敷きづくり」ワークショップが行われていました。
使うのはスギやヒノキの四角い棒。
それらをつなぎ合わせて作る鍋敷きはパタパタパタっと折りたため、持ち運びにも便利な優れもの。
完成後は広げて上に鍋を置く実用性バッチリなデザインです。
まずは木の棒にオイルを塗り素材の質感や香りを楽しむことからスタート。
子どもたちはスタッフさんに教わりながら丁寧にオイル塗りに挑戦し、真剣な表情で作業に取り組んでいました。
さらに嬉しいのが持ち帰り用オリジナルポーチ付き!
ポーチにも名前やイラストを描いたりして、世界に一つだけのギフトを完成させていました。
手触りや香り、完成後の達成感―五感をフルに使って楽しめる温もりあふれる体験に、笑顔がいっぱい広がっていました♪
今年もおもちゃ王国さんのプレイコーナーが登場!
子どもたちが体験の合間に思い切り遊べる場所が用意されていました。
ドイツ生まれの知育ブロック「PolyM(ポリエム)」。
やわらかく安全な素材でできているため小さな子でも扱いやすく、水洗いできるので衛生面も安心。
創造力をぐんぐん引き出してくれる知育アイテムとして毎年大好評なんです♪
ブロックを組み立てながら交流する様子も見られ、自由な発想で形を作り上げる楽しさに夢中になっていました。
スタッフさんと一緒に作品づくりを楽しむ姿も♪
子どもたちが集中して遊ぶ間、保護者の方々もほっと一息ついてリラックス。
家族全員が笑顔になれる毎年大人気の癒しスペースとなっていました。
「“がんばった分”がおこづかいに!」 -おしごと体験をより楽しくしてくれるのが「LaLaつうちょう&つうか」の仕組みです。
通帳は1階の総合受付で配布され一人1冊限定。
各ブースでお仕事を終えるたびシールを1枚張ってもらえます。
集めたシールは、さん太ギャラリーの「LaLaバンク」(中国銀行ブース)で通貨に交換。
なんと100LaLa=100円として、イベント会場内で実際に使えるんです!
「おしごとをする → シールを張る → 通貨に換える → 好きなものを買う」
この流れを通して「がんばって稼いだお金でお買い物を楽しむ」というリアルな社会体験ができる仕組みになっていました。
通帳と通貨を手に、子どもたちは誇らしげに会場内を巡っていましたよ♪
お金の誕生や役割などの資料ももらえ、お勉強にもなった一日だったのではないでしょうか。
LaLaバンクのお隣では、小学生以下対象の楽しいゲームコーナー「新聞プールでお宝探し」が開かれていました。
プールの中いっぱいに広がるのはふわふわの新聞紙!
中にLaLa Okayamaのキャラクター・ルララちゃんが描かれた「あたり」と「はずれ」の紙がこっそり隠されています。
ルールはとってもシンプル。
30秒間でプールの中からルララちゃんの紙を探し出すスピードと運の勝負!
子どもたちは夢中になって新聞をかき分け、ルララちゃんを探していました。
当たりを見事引き当てた子には、キムラヤのパンやホームページでコラボ中の「つづきの絵本屋」(倉敷市)さんの絵本など“お宝”をプレゼント!
はずれでもルララちゃんのイラスト付きウエットティッシュや巾着バッグがもらえる楽しく嬉しいコーナーでした♪
「探す」「見つける」「もらえる」-シンプルな流れの中にドキドキとワクワクがぎゅっと詰まった、まさに大人気のコーナーでした!
【編集後記】
「体験することで広がる、子どもたちの世界」
「楽しい!」という気持ちの中に、たくさんの“学び”がぎゅっと詰まっていたLaLaタウン。
ブースでのやり取りや真剣な表情で作業に取り組む子どもたちの姿からは、「やってみたい」「できた!」という成長の芽があちこちで芽吹いているように感じられました。
そしてイベントの楽しさはまだまだここから!
通貨を握りしめて向かう「LaLaマルシェ」、みんなの笑顔が輝く「LaLaお楽しみステージ」、1階のにぎやかな「LaLaモール」など、後編では買う・観る・遊ぶの魅力が満載のエリアをたっぷりご紹介♪
続きのレポートもどうぞお楽しみに!(LaLa編集部・M)
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