
こんにちは!
今回は夏休み恒例の人気企画、7月24日と8月5日に岡山市北区の林原美術館で開催したLaLaアートツアーの取材に行ってきました!
今年の舞台は、9月7日まで開催中の企画展「美術鑑賞の事始め -見方の味方-」。
当日の様子をレポートしていきます!

10時過ぎの受け付けに合わせ、参加者の方が続々とご来場されます。
ご家族や兄弟のほか小学校の学童さんなど、夏休み中の子どもたちがドキドキワクワクした表情で来られました。


受け付け後、美術館で用意してくださったワークショップ用紙とお土産のお渡し。
ロビーへ移動したら、今回の担当学芸員・橋本さんから本日の美術鑑賞についてのお話がありました。
簡単な鑑賞時のお約束を聞いて、早速「美術鑑賞の事始め」スタート!
どんな作品があるだろうととても楽しみになりながら展示室へ向かいます。

最初は「刀剣」の見方から。
刃が上を向いているものが「刀」、下を向いているものが「太刀」とのこと。
太刀は刃を下にして腰からぶら下げ主に騎馬戦、刀は刃を上にして帯に差し徒歩戦に用いられました。
説明にみんな興味深々で、「これはどっち?」という問いに「刀!」「太刀!」と元気よく答えていましたよ。

その他にも、「刃文」を見比べ自分の好きな模様を見つけたり、刀の「きっさき」(鋒/切先)からいつの時代か考えたり。
最後に用紙の「mission①『太刀』と『刀』を見分けよ!」にも楽しくチャレンジできていたようです。

次は「絵と字」の見方。
個人が観るための「掛軸」や、大きく月や柳、水車が描かれた「屏風」など、どれも圧巻の作品ばかり!
ここでは「mission②『留守模様を考えよ!』」に挑みます。
「留守模様」とは、人を描かずお話を連想させる手法のこと。
橋本さんから例題。
Q.タケコプター、どら焼き、、
すぐに参加者が「ドラえもん!!」と回答。
次の例題も大盛り上がり。
さすが問題の出し方も上手だなと感じました。
続く「備前焼」のコーナーでは制作工程や手法のお話があり、最後は「能装束・能面」の見方です。

重要文化財である桃山時代の能装束には金箔と刺繍が施されとても煌びやか。
横に江戸時代の能装束もありましたが、桃山時代よりも着物の幅が狭めでした。
このように「胴幅」でも時代を見分けられるそうです!

そして能面の説明では子どもたちも興味深々!
聞くと毎回大人気とのこと(笑)
子どもの感性って不思議ですね。

見る角度によって悲しい顔や笑顔など色々な表情に見えるという能面。
これを「中間表情」というそう!
大人が聞いても勉強になることばかりですね。
作品に添付されている説明ボードも工夫しているとのことで、誰が読んでもシンプルに分かりやすく書いてありました。

一通り解説していただいた後は自由観覧の時間。
それぞれお気に入りを探します。
最初からもう一度見て回ったり、気になった作品の前に戻って用紙に記入。
子どもたちにはやはり能面が人気でした!!
描いたものを見せてくれたお子さんもいて、「上手に描けたね!」というとニコっと満足気な表情でしたよ。

時間になったら再集合し、橋本さんより終わりの挨拶。
きっと夏休みの思い出の一コマになったと思います。
子どものころから美術に触れるのはハードルが高く思われがち。
ですが、ちょうどいい規模で作品説明も分かりやすい林原美術館。
入門にはちょうどいいし、何度も来館しやすいなと感じました!
企画展「美術鑑賞の事始め -見方の味方-」はいよいよ9月7日まで!
気になる方はぜひ会期あとわずかの企画展を訪ねてください!
(次回展「岡山カルチャーゾーン40周年記念展『ウルトラ超絶技巧の世界 -雲類×青江派+正阿弥勝義-』」{9月20日~11月16日}も気になる!!)
参加者のみなさまから嬉しい声が...
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