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vol.6 雨のパレード
音楽大好き! LaLa編集部ママ記者Hiyoの ~Life with music~vol.6

私たち子育て世代は毎日が慌ただしく、自分の事にかまっている時間はそれほどありません。
音楽をゆっくり聴き、音楽に浸る余裕も無く、気づけば子供向け番組やアニメ、ゲーム音楽ばかり聴いてる…。そんな方も多いのではないでしょうか?

私たちのまわりには普段耳にしない良質な音楽がまだまだあります。
それは、肌触りのいい洋服のような音楽だったり、好きな人と始めて食事をするようなドキドキ感に似た音楽や胸を締め付ける甘く切ない音楽、明日も頑張ろうと前向きになれる音楽……

もしも、育児の不安などから立ち止まってしまった時でも、そっと背中を押してくれるような自分に合った音楽が見つかれば、暮らしや育児の原動力になると思います。

あなたに寄り添う音楽を!子育て世代の方にこそ聴いて欲しいと思う、厳選したマイノリティミュージックをママ目線でご紹介します。

音楽大好き!
LaLa編集部ママ記者Hiyoの
〜Life with music〜

vol.6 雨のパレード

2013年に結成され、今年3月にメジャーデビューから丸2年を迎える、九州発の男女4人組若手ロックバンド・雨のパレード。シンセサイザーやサンプラーなどを多用し、サカナクションを彷彿とさせるようなエレクトロ要素を取り入れたオルタナティヴな楽曲は芸術的で、デビュー当初から注目を集めてきました。自らを「創造集団」と名乗り、バンドメンバー以外にペインターやジュエリーデザイナー、コスチュームデザイナーといった音楽外のクリエイターを擁してクリエイティブな活動も展開しています。(今年とは2018年のこと)

今回は2017年3月に発売されたアルバム「Change your pops」の中から、音楽番組のエンディング曲としてタイアップされていた「stage」をご紹介したいと思います。週末の夜、家事を終えてホッと一息したところにテレビから流れてきたこの曲。思わず振り向き、誰が歌っているのか調べるために、気づけば録画ボタンを押していました。

ボーカル・福永浩平の透明感ある甘い歌声は一聴しただけでも人を惹きつける魅力があり、その声に合ったサウンドも一瞬にして私を虜に。イントロはスピード感ある流れるリズムで展開していきますが、サビにかかると福永が自らの思いを放出するように熱く歌い上げ、それまでの水中にいるようなひんやりとした感覚から一転し、耳に、心に、彼の熱が伝導していきます。

~例えばこの声が~
~あなたのその胸に響けば なにか変わる~
サビのフレーズは、「ぼくの声があなたの胸に響けば何か変わるかもしれない」ということ。彼らの思惑通り、「stage」は私の胸にも響き、雨のパレードというアーティストを知るキッカケとなりました。

ミュージックビデオを見るとその楽曲の世界観を映像で表現するディレクター(監督)に興味を持ったり、ライブに行くと知らない楽器や機材、ステージ上の演出などに興味を持ったり、楽曲やアーティストから広がる新たな世界もあります。育児や家事の合間のふとした瞬間に聴いた音楽、見た映画、読んだ本や新聞の片隅。目や耳に留まった“何か”をキッカケに新たな世界を広げていくということも、子育てをするうえでの糧になるのではないでしょうか?

もしもこの記事があなたの目に留まったのならば、ぜひこの「stage」を聴いていただき、雨のパレードを知るキッカケになればうれしいです。

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