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【お役立ち健康コラム⑤】知っておきたい!『五月病のこと』

子どもはもちろん、ママもパパも家族みんな毎日元気に過ごしたいですよね。そのためにはちょっとした生活習慣の見直しや改善が必要になることも。そこで、フリーランス看護師の若林紗也子さんに、すぐに役立つ健康情報を取材。シリーズでお伝えします♪

 

 

5月に入りました。仕事や学校、転居などで環境が変わり、新しい環境で物事を進めてきた方も少しずつ慣れてきた頃だと思いますが、ゴールデンウイーク明けから、やる気が出なかったり、気分が落ち込む、疲れやすい、仕事や勉強、家事などに集中できないなど、心身に不調を感じることがあります。いわゆる「五月病」(※「五月病」というのは医学的な病名ではありません)です。誰にでも起こり得る症状ですが、悪化すると体調が不安定な状態が続くことになります。何が要因で、どんな人がなりやすいのでしょうか。セルフチェックのポイントや対処法などを聞きました。

 

*五月病になりやすいのはどんな人?

新しい環境に楽しくてワクワク、心配や不安でドキドキしていた子どもたちが、5月のゴールデンウイーク明けの頃にイライラしたり、やる気をなくしてしまうことがあります。入園や入学、クラス替えなどの新しい環境や生活に早くなじまなければいけないという頑張る気持ちが空回りし、できないことに対する焦りから心と体に変調を起こしてしまうことが原因のようです。

 

【子どもが五月病になる主な原因】
・期待していた新生活と現実とのギャップから、気分が落ち込みやすくなる
・ゴールデンウイークの長い休みが学校に行きたい気持ちを遠ざける
・真面目、頑張りすぎるの性格の場合、緊張状態が長く続くことがストレスになり、心身に負担がかかる

また、新型コロナウイルスの影響によるママの職場環境や子どもたちの学校の変化も見逃せません。この変化こそ五月病には特に注意が必要です。新年度ということに加え、今までとは異なる環境下での仕事、学校生活といった変化が取り入れられ、要求されていることもストレスにつながっていると考えられるからです。ただ、「五月病」の多くは一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることがほとんどです。



*ママと子どもにこんな症状はありませんか?

 

▼五月病セルフチェック

【身体について】

□なかなか寝付けない

□食欲が湧かない

□頭痛、疲労感、だるさがある

□動悸(どうき)がする

【行動について】

□朝起きられず登校・出社できない

□イライラする

□涙もろくなる

【メンタルについて】

□憂鬱(ゆううつ)になる

□落ち着きがない

□思考力・注意力が低下する

□テキパキ動けない

 

チェック項目が多い場合には五月病の傾向にあると知っておくことが大切です。特に重要なのは、子どもの発するサインを見逃さないこと。症状のほとんどはリフレッシュや休息で改善されますが、症状が強い場合には「適応障害」「軽度のうつ」へとつながることもあります。チェック項目を知っておくと早期に気付けるポイントにもなります。

五月病の症状は誰にでも起こり得るものです。ママ自身や、お子さまに変わった様子はありませんか?子どもの場合、多く見られるのは、苦手な場所に行くのを嫌がること。幼児の場合は、保育園や幼稚園に行くのを嫌がって大泣きしたり、小学生の場合はおなかが痛いと言ったりすることが多いようです。

 

 

*おすすめの対処法は?

子どもが体調の悪い時には話を聞いたり、しっかり休ませてあげましょう。ただ、この時に無理に聞きだそうとするとかえって難しいことがあります。子どもに真正面から話をするのではなく、何気ない会話の中でさりげなく悩みを聞いたり、アドバイスすることをオススメします。子どもが話してくれることは否定せず、「こんな方法もあるんだよ」と選択できるようにしたり、「よく頑張ってきたね」「頑張りすぎなくても大丈夫よ」と優しく接してあげましょう。

言葉で表現できない子どもとは公園で遊ぶなど、環境を変えて楽しめる空間に連れて行ってあげるのも良いと思います。働いているママ、パパも会社や仕事に苦痛を感じ、支障が出るような重症の場合は早めに医療機関を受診するようにしましょうね。

 

 

今の時期に知っておいてほしい「五月病」についてお伝えしました。五月病は誰にでも起り得ることです。コロナ禍で生活様式が変わり、さまざまなストレスが生じていますが、まずは“ストレスに感じていること”を理解することが大切だと思います。いつもと変わらぬ生活を送り、疲労を感じる時こそ、休息はしっかり取りましょうね。

若林紗也子さん

1991年岡山生まれ。看護師として急性期病棟、小児科を経てフリーランス看護師に転身。現在は病院、訪問看護、保育園などで勤務。小児科勤務時代に子育てに不安や孤独を感じるママが多いことに気付き、子ども、ママも含めた家族支援の必要性を感じ胎内記憶教育や子育て数秘を学び、ママや家族のカウンセリングも実施。また、‟そよ風のように そっと包み込む 優しさを”をモットーにSNSなどで思いを発信しています。

ブログ:https://ameblo.jp/mah358alo/

Instagram:https://www.instagram.com/say385ako/

 

【参考サイト

・All About「幼児教育」ガイド・上野緑子著「子供の五月病……小学生・中学生の子ども達も悩ます症状と対処法は?」

https://allabout.co.jp/gm/gc/184317/

・こばやし小児科ホームページ「~五月病~」

https://www.kobayashi-kids.com/blog/2016/05/01/%EF%BD%9E%E4%BA%94%E6%9C%88%E7%97%85%EF%BD%9E/

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