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理学療法士ママの「からだもこころも心地良い子育てのために」②/【心地よい姿勢って?やってみよう編】

こんにちは!2回目の登場です。岡山県内の子育てひろばの現場で「ママの身体」「抱っことおんぶ」「こどものからだ」をサポートしているままからだっこのはまだです。このコラムでは、運動や身体の使い方を専門とする理学療法士&3人の母の視点から、赤ちゃんとの暮らしをたのしくラクにするためのヒントを発信していきます。

 

前回は、ママの姿勢が産後の腰痛の原因+妊娠期の赤ちゃんの居心地の良さと関係するよというお話でした。簡単な姿勢チェックはやってみられましたか?今回はそのチェック結果を元に、「オススメの骨盤運動」をお伝えします!

 

○産前産後ママにオススメ!骨盤運動○

こちらの運動は負荷としては軽いものになるかと思われますが、妊娠中の方は主治医の先生の許可の下で行いましょう。産後のお母さんもOKの運動です!痛みが出ない範囲で、呼吸を止めずに行うのがポイント!

【骨盤を前や後ろに動かす(骨盤前傾・後傾)】

①おへその下に両手で♡マークを作ります。

 

②椅子に浅く腰掛け、または立った状態で、息を吐きながらゆっくりと♡マークが床の方へ向くよう動かします(骨盤前傾の動きです。反り腰さんは頑張りすぎない)。

 

③今度はゆっくり♡マークを天井へ向くよう動かします(骨盤後傾の動きです。反り腰さんにオススメ)。

 

できましたか?上半身や肩、膝はたくさん動かないよう、骨盤だけが動くイメージで!姿勢チェックで隙間が少なかった方は、どちらの方向にも大きく動かせるといいですね。難しい方は肘を机の上について前のめりに立った状態で行うと分かりやすいかと思います。

 

【骨盤を左右にねじる】

① 膝をほぼ直角に曲げて仰向けに寝ます。
② 呼吸を止めないようにゆっくりと吐きながら、両膝を左右に倒して骨盤を左右対称に大きく回旋させます。

※妊娠後期の方は仰向け姿勢で具合が悪くなる方もおられますので(仰臥位低血圧症候群)、十分にご注意ください。

 

身体は人それぞれみな違うので、無理のない範囲で行いましょう。簡単な運動ですので、スマホを見ながらなど隙間時間にどうぞ!

 

次回は「心地よい姿勢って?日常生活で気を付けたいこと」についてご紹介する予定です。お楽しみに!!

 

 

濱田由紀(はまだ・ゆき、理学療法士)

 鳥取県出身、岡山市在住。一般病院への勤務を経て、現在は気軽にママと赤ちゃんがからだのことを相談できる身近な理学療法士を目指し、岡山県内各地域の子育て支援センターや母子サロンなどで出張講座、自宅訪問などを行っている。ままからだっこ主宰。骨盤底筋pfilAtesインストラクター、北極しろくま堂アンバサダー、子育て支援員。 

 Instagram→instagram.com.hamayuki.mamakaradacco 

HP→https://mamakaradacco-hamada.amebaownd.com
ママと赤ちゃんのサポーター療法士 ままからだっこ

 

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理学療法士ママの「からだもこころも心地良い子育てのために」①/【心地よい姿勢って?チェック編~前半】

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