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Vol.8 フレデリック 「TOGENKYO」
音楽大好き! LaLa編集部ママ記者Hiyoの ~Life with music~vol.8

私たち子育て世代は毎日が慌ただしく、自分の事にかまっている時間はそれほどありません。
音楽をゆっくり聴き、音楽に浸る余裕も無く、気づけば子供向け番組やアニメ、ゲーム音楽ばかり聴いてる…。そんな方も多いのではないでしょうか?

私たちのまわりには普段耳にしない良質な音楽がまだまだあります。
それは、肌触りのいい洋服のような音楽だったり、好きな人と始めて食事をするようなドキドキ感に似た音楽や胸を締め付ける甘く切ない音楽、明日も頑張ろうと前向きになれる音楽……

もしも、育児の不安などから立ち止まってしまった時でも、そっと背中を押してくれるような自分に合った音楽が見つかれば、暮らしや育児の原動力になると思います。

あなたに寄り添う音楽を!子育て世代の方にこそ聴いて欲しいと思う、厳選したマイノリティミュージックをママ目線でご紹介します。

音楽大好き!
LaLa編集部ママ記者Hiyoの
~Life with music~

Vol.8 フレデリック 「TOGENKYO」

みなさんはクセが強い物は好きですか?私は大好きです!では、イケメンは?もちろん好きですよね(^^)この2つを併せ持ったアーティストが「フレデリック」です。
三原健司(Vo/Gt)と康司(Bs/Cho)の二卵性双生児(しかも種類の違うイケメン)を軸に赤頭隆児(Gt.)高橋武(Dr.)で活動している神戸発の4人組バンドです。
彼らのシュッとしたヴィジュアルからは想像できないような、耳に残るサウンドと、それに重なる声は特徴的で、一聴しただけでは物足りなく、無意識にリピートしてしまうと言った「中毒性」があります。そして、その症状は「フレデリズム現象」と呼ばれ、音楽シーンにおいても新しい事に敏感な、多くの若者に支持されてきました。

子育て世代のママさん達のストレス解消法の中に、美しい物を鑑賞する(いわゆるイケメンを愛でる)といったカテゴリーが(多分)存在すると思います。私にとってフレデリックとは曲に聴き惚れる事ができ、さらに容姿には見惚れ、まさに一挙両得なバンドだと感じています。

2014年9月にデビューして以来、彼らの"クセが強く、クセになる楽曲"は音楽シーンでも一目置かれる存在になりました。今回は2018年10月にリリースされたアルバム「TOGENKYO」からタイトル曲の「TOGENKYO」を紹介したいと思います。

ループするフレーズとリズムが、作り込まれた"作品"としての魅力を発揮している同曲。フレデリックの持ち味の軽妙な楽曲構成はどの曲にも計算された形で盛り込まれています。どんなシュチュエーションで聴いても自然と耳に馴染み、クセが強いのに長時間聴いていても疲れないのが不思議。そして一度聴くと脳内BGMとして頭の中をぐるぐるぐるぐる・・・。

冒頭の「桃源郷 待って 待って ほら」の抽象的な歌詞と、サビの「誰だって僕だって君だって後悔を飲み干して 悲しくたってそんな顔みせずに笑って過ごしてんだ」の現実的な歌詞が一曲の中に混在し、歌詞を解釈しようとしても一筋縄では行かない奥深さもあります。

キッチンでいつものように夕飯を作りながらフレデリックの事を考え「TOGENKYO」を脳内再生! 思わず結構なボリュームで歌ってしまった時、主人が大笑いしながら一言。「ぼっけー音痴に聴こえるがー!(笑)」でした。上機嫌で上手く歌えてると自分で思っていただけにショックはひとしおでした。
そこでみなさん、この曲を覚えてアカペラで歌ってみて下さい。
独特な音の展開なので、アカペラ状態で歌うと音痴に聴こえるはずです!
「あなたが音痴なだけじゃない?」と言う疑いはとりあえず置いておいて…是非、挑戦してみてください。それほど、フレデリックの楽曲は音程においても良い意味で奇妙なのです。

音楽もヴィジュアルも全て引っくるめて、私はますます彼らの放つ不思議な世界観に引き込まれてしまい、CDを聴くだけでは物足りなくなったので4月30日、故郷神戸で開催される「FREDERHYTHM ARENA 2018 ~kokyoのtogenkyo~」のチケットを確保しました!
現時点ではチケットはまだ一般発売中です! 彼らにとってキャリア史上初のアリーナ公演。
絶対に楽しませてくれる!と確信しています。
「フレデリズム現象」を体感したい方は、この機会に是非!

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