今回から2回にわたり「足は身体の土台」というタイトルでお話したいと思います。
まずは足の基本的な役割について。
足には大きく分けて3つの役割があります。
①構造支持機能
つまり足を「安定」させる役割
②緩衝伝動機能
歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収する「クッション」の役割
それと足を前に推進させる「スプリング」の役割
③情報収集機能
でこぼこしている地面などの状態を把握する役割
これらの機能を十分に発揮するためにとても重要なこと、それが「足のアーチ」なのです。

ではここで皆さんに質問です!
足にはいくつアーチがあるでしょうか?
すでに知っている方も多いとは思いますが、一般的には3つあります。
専門的には横のアーチが2つ加わり5つとなるのですが、この「アーチ」が本当は一番大切なのです。
内側アーチがなくなると、足の機能でもある「クッション&スプリング」が弱くなるだけでなく、“情報収集機能”も発揮しにくくなります。
外側アーチがなくなると歩くとき左右に振れながら歩くようになり、転倒しやすくなったり捻挫するリスクも上がります。
横アーチがなくなると、浮き指や外反母趾になりやすくなります。

土踏まずが形成されていない(扁平足)児童さんが近年増えているのを知っていますか?
本来、足のアーチが作られるのは3〜9歳までと言われています。
ところが年々児童の足の成長が悪くなってきているのです。
例えば5歳児の足のデータをご紹介します。
1980年のデータでは75%の児童に土踏まずが形成されていますが、2000年には56%に減少しています。

それ以外にも、浮き指や外反母趾など足のトラブルが起きているお子さんも増えてきています。
これらの問題の原因というのが「アーチの形成不良」。
つまり足のアーチが弱い(又はない)ことによって起こるのです。
原因の一つとして、昔と比べて外遊びが減ってしまったことがあげられます。
走ったり跳んだり蹴ったり、しっかり足を使い遊ぶことで足の筋力が付きます。
しかしそれが減ってきたため、筋力不足により形成されていないというものです。

2つ目として、合わない靴を履いていることがあげられます。
お子さんは成長が早いので、どうしても大きめの靴を選んでしまいますよね?
ですがそうすると靴の中で足が遊んでしまい、本来の足の役割が弱ってしまいます。

3つ目は姿勢の悪化が挙げられます。
例えば猫背などによって身体の重心が前に移動している人は、足のアーチが弱くなりやすいのです。
タコや魚の目ができやすくなるだけでなく、浮き指や外反母趾にもなりやすいのです。
ちなみにお子さんにはあまり起こりませんが、巻き爪も姿勢の悪化によって起こることがあります。
詳しいメカニズムの説明は長くなりそうなのでここでは割愛しますが、気になる方は質問いただけたらお答えします!
4つ目は遺伝性のものが挙げられます。
これについては避けられないところもありますが、前3つは努力次第で予防できるのではないでしょうか。
お子さん自身で改善することはできません。
親御さんの協力次第では改善していけるものだと思います。

改善方法についてはまた次回。
足のトラブルは多岐にわたっていて改善方法もそれぞれ異なります。
それぞれに合ったより詳しいアドバイスが知りたい方は、当院でイベントを開催しているのでぜひご来場くださいね!
それでは、今回のおさらいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回も読んでいただけると嬉しいです。
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藤田央子(ふじた・ひさこ、KCSセンター岡山/倉敷店所属、姿勢調整師)
岡山県倉敷市出身。過去たびたびの交通事故で満身創痍の状態となり、医師からは「痛みと上手に付き合って」と言われ一度は諦めの心境に。痛みを和らげるためさまざまな療法を受ける中、姿勢療法に出合い生活が一変する。自身の経験から、姿勢で生活が変わることを一人でも多くの人に体験してもらいたいと活動中。大阪観光大姿勢科学ディプロマコース修了、米国ウエスタンステート大IDPコース修了、米国UCLA解剖実習修了、厚生大臣認可JFCP技術審査会臨床安全優秀賞受賞。
①9月17日(水)11〜16時
姿勢調整体験会 in青空マルシェ
②9月23日(火)14時
おう子先生の親子相談会(無料体験付き)
③9月26日(金)14時
まもる先生の姿勢調整体験会
④10月15日(水)10〜17時
イベント出店de体験会 inアリオ倉敷 (倉敷市)
④以外の会場は姿勢専科KCSセンター岡山/倉敷店(倉敷市吉岡)、どのイベントでも姿勢調整体験が受けられます。
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