Home>健康

[ 健康 ]

心と繋がるセラピー~お母さんの心が楽になるお話⑱「あなたは自分のこと好きですか??」

「あなたは自分のこと好きですか??」

そう聞かれると「好き」と答えるのが傲慢なようでみっともなく感じるかもしれません。

あるいは、はっきり「好きじゃない」と感じるかも。

または「『自分のことを好き』という感覚さえピンとこない」というのが正直な感想かもしれません。

 

日常生活を忙しく過ごしていると、「自分のことを好きかどうか」なんて気にすることはあまりないでしょう。

でも、ふと立ち止まって自分自身について考えてみると、新たに自分を知るヒントになるかもしれません。

 

「できる自分」とそうでないとき…

きっと多くの場合、「自分を好きだ」と感じ自分を認められるのは、

  • 成果を出せた、結果を残せた
  • 段取りよく仕事をこなせた
  • 人から評価された
  • 人からすごいと言われた
  • 人に頼りにされた、人を助けた

要するに「人が評価してくれる“できる自分”」のとき、自分を好きと感じることでしょう。

「できる自分」だと達成感や満足感、高揚感を感じられ、とても満たされた感じがします。

 

しかしそうでなく、

  • 失敗した
  • うまくいかなかった
  • 人に迷惑をかけた
  • ちゃんとできなかった
  • 思い通りにならなかった
  • 人の期待に応えられなかった

‥そんなとき、あなたは自分のことをどう思っているでしょうか?

劣等感が刺激され後悔と罪悪感、自己否定のループにハマり、頭の中で「やっぱり私はダメだ」「どうせ私なんか」と「自分を否定する言葉」がリフレインしていませんか??

それが人間だと言えばそうかもしれません。

しかし、なるべく自分のことを責めたりせず、大切に笑って過ごしたくありませんか?

 

心から自分のことを好きになってみませんか?

自分の嫌いな部分やダメだと感じる部分-。

それは自分の中の、

  • 人より劣っていると感じている
  • 世間体や社会の常識・ルールから外れる
  • 過去の経験から人と比べられ、強烈な劣等感を抱いている
  • 自分の力では物事がうまくいかなかった
  • 否定されたり受け入れてもらえなかったイメージを持っている

そんな部分であることが多いと思います。

 

自分のことを好きになるには、そういった自分の存在をなかったことにして、蓋をして見ないようにするのではありません。

「できない自分」「ダメな自分」「弱い自分」を自分自身で認めてあげるのです。

 

ポジティブな自分も、ネガティブな自分もいていい

自分は人より劣っていると感じるとき、本当は何を思っているのでしょうか?

自分は人より劣っている-この気持ちに蓋をしているから、劣等感や自己否定感が増していき、自分のことを好きになれなくなってしまうのです。

自分の「本音」を理解する

恥ずかしい、みっともない‥
醜い、情けない、かっこ悪い‥
憎い、悔しい‥

何を感じても、どんな感情が出てきても良いんです。

感情に良い悪いはありません。

ネガティブな感情でも、それが素直な「本音」なら、それを自分自身で抱きしめてあげることが大切です。

 

文句を言いたいくらい人を憎らしく思っていたとしても、本当はそれだけ蔑ろにされた経験があるから。

たとえ世間で言う「悪人」だったとしても、悪人にならざるを得なかった理由(傷付いてきた過去)が必ずあります。

 

ですから、後悔と罪悪感、自己否定のループにはまらず、ただ「私はそう思ってるんだな」と自分のことを俯瞰して観察してみてください。

 

完璧な人間なんて、どこにもいない

必ずしも世間体や社会の常識・ルールが正しいわけではないし、生きていたらそれらから外れることだってある。

時代が変われば、当たり前だった常識も変化していく。

 

外れることが悪なのではなくて、外れたとしても必ずそこにはその人なりの理由があるのです。

社会で生きていくためには、世間体や常識・ルールは大切ではあります。

ですが、そこから外れない生き方ばかりになると、自分の内側にある感情や感覚、感性などが置き去りになってしまいます。

そして、それはやがて「生きづらさ」となります。

「約束を守れなかった」
「遅刻して、人に迷惑かけてしまった」

そのように落ち込むとき-。

本当はそうしてしまったことを誰よりも悔やみ、自らを責めている自分がいることに気づいてあげてください。

 

「誰しもミスはするものだから」と開き直りをおすすめしているのではありません。

自分の失敗や過ちを客観的に振り返って反省し、次に生かすよう考えることは必要だけれど、失敗や過ちを犯す自分自身を責め続けるのは違うということです。

そこに気が付かなければ、自己否定が思考癖になってしまいます。

 

そして自分のことを責めて否定している人は、立場が変わるだけで人の失敗や過ちも許すことができず、同じように責め立てるようになってしまいます。

人から評価されると嬉しいし、どこか存在を認めてもらえた感覚になるのはとても自然なこと。

しかし、人がいつも自分の望むよう評価してくれるわけではありません。

人は相手を自分の主観や損得感情で非難したりジャッジするもの。

人に左右されない心づくりが大切です。

 

反省や振り返りはするけど、存在そのものを否定しない

自己否定のループは無意識の習慣になっています。

  • まずはそれを自覚する
  • 自分の行いの反省や振り返りはするけれど、一方で存在を否定する言葉をリフレインしていないか意識する
  • 自分のことを否定せず、「できない/ダメな自分がいてもいい」と受け入れ肯定してあげる

そうすることで劣等感が小さくなっていき、他者の評価に振り回されることなく自分らしく生きていけるようになります。

 

↓過去のコラムはこちら↓

 

↓「健康」のほかのコラムはこちら↓

 

平野桂子(ひらの・けいこ)

岡山市在住。3人(大1、高1、小2)の子どもを育てるママ。自身の子育てと介護職に20年間従事した経験から親子関係の大切さに気づく。子育てに悩んだ経験から、同じように子育てで悩むお母さんの力になるべく、現在は心理セラピストとして子育て相談やインナーチャイルド療法、前世療法などに取り組み、より良い親子関係のためのコミュニケーション講座を開催している。2024年春、子どもさんとお母さんの心が楽に、ありのままの笑顔でいられる場所『みんなの家』をオープン。親子で自然と触れ合う参加型の活動を行っている。

【Instagram】心と繋がるセラピー

 

心理セラピスト(子育てでの気付きやヒントなど書いています)

 

↓平野さんの紹介コラムもチェック↓

>一覧に戻る

LaLa Okayama 会員登録

Access Ranking

Present

プレゼント