岡山公演を開催中の木下大サーカス。
たくさんのお客さんであふれる会場。
非日常の世界へ誘うパフォーマンスに、会場のライトに照らされた子どもたちの表情は、くるくると変化していました。
それぞれの年齢だからこそ感じる、サーカスへの疑問や知りたいことを、
LaLa Okayama会員の親子がインタビューしました。親子記者インタビューの第2弾です。
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*出演演目:空中ブランコ(ピエロのタッピ―)、スーパーキャッツ、オープニング*
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タッピーに、空中ブランコは怖くないのかな?と聞いてみると「練習をたくさんしているから怖くないよ」と、
マメだらけの手を見せてくれました。握手したら、とても硬い手だったけど、いっぱい練習をしたんだなと思いました。
ピエロが大好きな娘は、どの演目よりも楽しみにしていました。そして空中ブランコにタッピーが登場すると、「すごい」と大興奮でした。(香奈さん)
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◆編集部eye!◆
ピエロのタッピーの衣裳のまま、登場してくれた高岡さん。一人目のインタビューということもあり、緊張していた子どもたちに逆に質問をして、その場を和やかにしてくれました。サービス精神たっぷりの人柄が、優しい笑顔に表れていました。
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*出演演目:一丁梯子、葛の葉、オートバイショー、空中ブランコ*
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迫力のある大きなバイクの音。球の中をすごいスピードで走り続けるバイク。僕はバイクのショーをしている人に話を聞いてみたくなりました。バイクに乗り始めた頃は1日に1時間練習をしていたそうです。そんなにたくさん練習を積んでも、事故にあったことがあると教えてくれました。バイクは球の中で、水平方向で30キロ、垂直方向で50キロもスピードが出るそうです。こわくないのかなと思ったけど、「バイクは楽しいよ!」と言っていたし、あんなにぐるぐる同じ場所を走っても「酔わないよ」と教えてくれました。音と迫力が凄くて、3人で同時に走る時が僕は一番好きです。バイクショーは、見ていて危ないんじゃないかなと考えたらドキドキするけど、やっぱりかっこいいです!
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◆編集部eye!◆
男らしい風貌の下地さん、男の子に大人気でした。事故もケガをすることも怖いけれど、緊張感を持って臨めば、いいパフォーマンスができると話す姿に、子ども達の顔も真剣でした。プライベートでも、オートバイが好きで乗るそうですよ!
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*出演演目:オープニング、ジャグリング&リング、葛の葉、ダブルリング、ハーネス、バイク前ダンス、空中ブランコ*
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わたしが一番すごいと思ったのは空中ブランコです。高いところで手をはなして、反対がわのブランコに飛びうつったのを見てドキドキしました。こわくないですか?と質問すると「高いところが好きだからこわくないよ」と教えてくれました。ピエロのタッピーが落ちたときは、大丈夫かなと心配したけど、面白くて笑ってしまいました。落ちないようにしているネットは昔、魚網だったと聞いてびっくりしました。必ず背中から落ちるということも聞いて、ケガをしないように考えて、いっぱい練習しているんだろうな、と思いました。ケガをしたり、たくさんの練習をしてお客さんを楽しい気持ちにしてくれているんだなと思うと、嬉しい気持ちになりました。
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私は、高い所で空中ブランコにぶらさがり、別のブランコにとびうつる瞬間。落ちないかと本当にドキドキしながら、上を見上げていました。空中ブランコを初めてやった時、どんな気持ちでしたか?と質問すると、「元々、高い所は好きなんです。」と教えてくれました。その後、なぜ空中ブランコをお仕事にしようと思ったのですか?と聞くと、「大学生の時に空中ブランコを体験して、楽しかったから!」と聞いて、『こわい』気持ちより、『楽しい』気持ちが大きかったことがすごいなと思いました。こんなに色々な人の興味を引く演技をするために、どれだけ努力をしているのかが、見てるだけでも伝わってきました。
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「楽しい」自分がそう思えるような仕事につきたい。インタビューを通して、演者さんを見るだけで伝わる熱意。一日何時間もの練習をくり返しているからこそ、成功したときの喜びは大きい。空中ブランコは、背中から落ちなければケガをする。恐怖心をなくすとケガをしてしまう。どの役を演じるにも「楽しい」「怖い」の二つの気持ちを持って、演技をされているんだなと思いました。私も自分が「楽しい」と思える仕事を見つけて、一生みんなを悲しませることのないようにすごしたいと思います!!
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◆編集部eye!◆
ラスト演目の空中ブランコから、スタッフ衣裳に着替えた関口さんは、とても親しみやすい笑顔のお姉さん。
サーカスに入団して5年目。お話の中から、堂々とした表情でパフォーマンスをする裏には、たくさんの努力がある事が子どもたちにも伝わったようです。
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