妊娠・出産すると、肩こりや腰痛、お尻や太ももの違和感、むくみなど今まで経験しなかった体の痛みやトラブルを抱えがちです。
そこで、そんな不快な症状を和らげるエクササイズをご紹介!
岡山市北区にある猫背・姿勢改善スタジオ「Nature」代表の片山翔太さんに、自宅でできる3つのエクササイズを教わりました。
講師プロフィル
片山翔太さん
岡山市北区表町にある猫背・姿勢改善スタジオNature代表。高校卒業後、整骨院で7年間、パーソナルストレッチ専門店で3年間修業。「日常での姿勢」を良くしていくことで体の痛みや悩みが解決できることを学ぶ。
実は妊娠中は猫背になりやすくなります。というのも、おなかが大きくなり、その重さで骨盤が前方に引っ張られ、バランスを崩すからです。猫背は肩こり・腰痛の原因に。そこで猫背を矯正するための『新呼吸』をやってみましょう。
まず頭の後ろで手を組んで胸を張ります。5秒かけて息を吐き切ってから、今度は5秒かけて鼻から息を吸い切ります。これを3~5セット繰り返します。終わった後に呼吸がしやすくなったり、胸が張りやすく感じられればOKです!
産前産後はお尻の真ん中が痛くなる仙腸関節痛や、お尻・太ももにしびれや違和感を起こす坐骨神経痛などが起こりやすくなります。どれもお尻の筋肉が硬くなることが原因です。そんな骨盤周りのトラブルを予防・解決するエクササイズをやっていきましょう。
まず壁やテーブルの前につかまって立ちます。そして足をそろえ、片方の足を横(外側)に振り出して元の位置に戻します。これを20〜30回繰り返し、お尻の筋肉を刺激します。足を振り出した時にお尻を触って硬くなっているかを確認しましょう。
妊娠中はホルモンバランスの変化や運動量の減少でむくみやすくなります。「第2の心臓」と言われるふくらはぎを動かすことでむくみの解消と足首をキュッと細くできるように頑張りましょう。
先ほどと同じく壁やテーブルの前に立ち、かかとをくっ付け、つま先を拳1つ分開きます。そこから足の指に目いっぱい体重をかけて、できるだけ高くつま先立ちをします。小指側に体重がかかるとグッド!!!これも20〜30回を目安にし、ふくらはぎや足首付近に刺激を入れていきましょう。
これらのエクササイズは1回では効果は期待できません。毎日少しずつ継続することが大切です。これまでに出産がきっかけで姿勢が崩れ、体の不調で悩むママをたくさん見てきました。悪い姿勢は体だけでなく、ココロにも不調をもたらします。そしてお子さんは親御さんの姿勢や振る舞いをいつも観察し、まねをします。お子さんの良いお手本になれるよう「良い姿勢」で過ごしましょう!
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