日々の生活にちょっとずつ工夫を取り入れてむし歯のない、キレイな白い歯が並んだ、表情豊かな笑顔が育つ!そんな生活習慣を身につけることは一生の宝物になります♪
今までお話ししてきたことも含めて、お口を育てる生活習慣を1日の流れにしてみました。
できること、楽しめることを少しずつお子さんとの日々に取り入れてみてください。
赤い数字は機能発達を促すポイント
青い数字はむし歯予防のポイント
朝 起床 歯磨き ベロタッチ 1
自分磨き 2
ブクブクうがい 3
右→左→上→下→全部
朝食 良い姿勢のポイント 4
和食 5
手づかみ食べ 6
前歯でかじりとり、奥歯ですりつぶす 7
水 お茶は、食後に飲む 8
しっかり噛んで、唾液をだす
歯磨き
昼 昼食
おやつ おにぎり 芋 果物など 9
皮や種をよりわける舌の機能 10
飲み物は水、お茶中心 11
ベロ回し 12
お口遊び 13 体幹遊び 14 を取り入れる
帰宅 ブクブクうがい → ガラガラうがい 15 15秒×3回
夜 夕食
歯磨き しあげ磨き 16
うがい ブクブクうがい
夕食後 には、水、お茶以外の飲食をしない 17
お風呂 あいうべ体操 18
初めてのコップやうがいの練習 19
睡眠 姿勢と顎の成長 20
1 ベロタッチ
ベロの先と左右を歯ブラシでチョンチョンと触れて舌の動きをよくしていきます。
2 自分磨き
1日2回以上歯磨きする習慣づくり。自分で磨くことに興味を持った日がスタートに最適
な日です。上手でなくても、自分で磨きたい気持ちを育てる事が大切です。
3 ブクブクうがい
お口をしっかり閉じて上下左右それぞれバラバラにブクブクする事でお口を閉じる筋肉
を鍛えたり、ストレッチ効果で柔らかく育てます。
4 良い食事姿勢
腰、膝、足首が90度に曲がって足の裏がしっかり接地する姿勢で噛む力を引き出します。
5 和食中心
伝統食を食べる事が健やかな発達、発育に良い事がわかっています。
6 手づかみ食べ
乳幼児期にしっかりと手づかみ食べをする事が食べる意欲や上手に食べるための姿勢や
目と手と口の協働を育てます。
7 前歯でかじりとり、奥歯ですりつぶす
前歯、奥歯、それぞれ役割をしっかり使ってしっかり噛む事が発育を促します。
柔らかくて小さく刻んだものばかり食べていては育ちません。
8 水・お茶は食後に飲む
噛んでいる途中に水やお茶で流し込む癖がつくとしっかり噛めるようになりません。
飲むのは食べる前や食べた後にして、噛むときには唾が出て飲み込めるようになるまで
しっかりかみましょう。
9 おやつは1日1〜2回
未就学のときには1日2回程度、小学校に上がったら1日1回の間食というリズム作りが
むし歯予防にとても大切です。特に乳幼児のおやつは、4回目、5回目の食事と考えて
おにぎりやおかず、果物や芋などがオススメです。
10 皮や種をよりわける
果物の皮や種を、お口の中で選り分けて吐き出すことで舌の動きが上手になります。
上手になったら、魚の骨をより分ける事にもチャレンジしてみましょう。
11 飲み物は水、お茶中心
ジュースは糖分がとても多くむし歯の原因になりやすいので、週1〜2回のお楽しみにし
ます。普段喉が乾いた時は水やお茶を飲むようにしましょう。
12 ベロまわし
歯磨きできない時は、ベロで歯の面裏をぐるっとなめるベロ回しがオススメです。
唾液が出てむし歯予防になりますし、舌の動きが良くなり発育を促します。
13 お口遊び 舌、唇、鼻呼吸につながるお口遊びを取り入れてみましょう。
あかんべー、舌を振る、舌をならす
あっぷっぷ、かざぐるま、吹き戻しや笛、ラッパ
唇を震わせる、しゃぼん玉、風船を膨らます
ハミング
14 体幹遊び 正しい呼吸や、顎や舌の位置を維持するために必要な体幹を育てます。
[童謡遊び]
①もしもしかめよ♪ ハイハイ遊び
②うさぎさんの歌♪→両足跳び
③きりんさんの歌♪→つま先立ち歩き
④なべなべそこぬけ♪
「そこがぬけたら~ ○○ましょ」
○○に、いろいろな遊びをいれます
しゃがむ、片足立ち、つま先立ち、ジャンプなど
[家族で競争遊び]
⑤おしりあるき競争→骨盤周りを動かす運動
⑥ぞうきんがけ競争→高バイ遊び
15 ガラガラうがい
喉の奥に水が流れないように奥舌の力を鍛える事ができます。
外から帰ったら、まずブクブクうがいでお口を綺麗にして、ガラガラうがいをしましょう。
16 仕上げ磨き
歯磨きが自分で上手に磨ける目安は小学校中学年くらいです。1日1回の仕上げ磨きで
むし歯や歯肉炎を予防しましょう。
17 夕食後には、水、お茶以外の飲食をしない
寝る前はむし歯の危険が高い時間帯です。
18 あいうべ体操
舌、唇、呼吸を育て、免疫力も高めてくれるバランスの良い体操です。
お風呂の中ですると、続けやすいのでおすすめです。
19 初めてのコップやうがいの練習
初めてのコップやうがいは、こぼしても大丈夫なお風呂で練習するのがオススメです。
20 睡眠姿勢と顎の成長
顎の成長には、仰向き寝が優しいです。お母さんの方を向いて寝るお子さんの場合は、
お母さんとの位置を時々入れ替えてお顔や顎に偏った力がかかり続けない工夫をしまし
ょう。
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