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「毎日がチャンス☆性教育は親子の日常会話」①/性のイメージは親からのプレゼント

3歳と6歳の母で、看護師の鳥越と申します。普段は幅広い意味での「性教育」として、大人向けの講話や親子で一緒に学ぶスタイルのいのちのお話会、園や学校、学童さんでのお話会をさせてもらっています。今月から月1回、おうちでできる性教育について実際のエピソードを通して紹介していきます。初回は自己紹介を兼ね、性教育に対するイメージについてのお話です。

 

突然ですが、みなさんは「性教育」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

・恥ずかしい?いやらしい?

・性行為や避妊、性感染症に関すること?

・必要だとは思うけど、家ではできないからできれば学校で学んできてほしい...

・「3歳から始められる」なんて聞くけど、実際にはどうやってやるんだろう....

・我が子はまだ興味ないし今は必要ない...

 

こんなイメージの方も多いのではないかと思います。

 

私もずっと“恥ずかしいもの”だと思っていましたが、ある時、高校生の頃の体験をふと思い出しました。

 

「生理って神秘的だよね」

 

と友達が言ったんです。

 

私は「恥ずかしい」と思っているのに、友達は「神秘的」と感じている。。。

小・中・高と同じ学校で、同じ性教育を受けてきたはずなのに。

 

「え?なんで?!どういうこと?!」と驚きましたが、当時の私は恥ずかしくて何も聞けませんでした。でも今になって思うと、そのお友達は家族から「生理は神秘的だよ」というイメージをプレゼントしてもらっていたのではないかなと思いました。そして、私も我が子に「性教育って恥ずかしいんだよ」というイメージを持たせるのではなく、「性教育は心と体を守るためにとっても大切なものなんだよ☆」「子どもたちへの愛が盛りだくさんなんだよ☆」-そんなイメージをプレゼントしたい!と思うようになりました。

私たち大人の関わり方次第で、子どもたちの性に対するイメージは確実に変化します。次回からは我が家のエピソードを通して、日常的にできる簡単な声掛けと子どもたちの反応をお伝えしていきます♩

 

子どもへどんなイメージをプレゼントしようかな(^^)

そんなことを考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。

 

 

 

Daisy Life 鳥越 千裕(看護師・看取り士・性教育講師)

いのちについて身近に感じるきっかけづくりをしています。

・幸せな最期のために、

・子どもたちの安心安全で自由な未来のために、

親子で学ぶ習い事「いのちのがっこう」や、「大人から子ども達へ贈る性と生のおはなし」「死生観のおはなしと死の体感ワーク」などをしています。幼稚園や小中学校、学童や子育てサークルで定期的に活動中です。

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