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「毎日がチャンス☆性教育は親子の日常会話」③ /3歳の子もしっかり大切にできるプライベートゾーンのおはなし

3月生まれの下の息子が年少さんに入園したのは、3歳になりたての時期でした。幼稚園で朝の準備をした後、一緒にトイレに行った時の話。。。幼稚園のトイレは、個室がいくつかと小便器が3つほど隣に並んでいます。先生やお友だちからは小便器を勧められたのですが、実際に小便器を使っている姿を見た我が子が「恥ずかしい。こっち(個室)がいい」とぽつりと言いました。

 

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自分の体の大切なところをお友だちに見られるのは恥ずかしい。

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すごい!ちゃんと届いている!嬉しい〜!と心の中で涙。

「恥ずかしいよね。こっち(個室)でしても大丈夫だよ」と伝えると安心した様子。

その後も朝の準備の際にトイレへついていくと、クラスのお友だちが個室に入る我が子を見て「そっちは女の子のトイレだよ!男の子はこっちだよ!」と教えてくれます。「ここ(個室)はね、誰が入ってもいいんだよ〜(^^)こっち(小便器)だと恥ずかしいからここでしたいんだ」と伝えると、「そうなんだ〜!」と素直に納得してくれます。

家では「水着で隠れるところとお口は自分だけの大切なところ!他の人には、触らせたり見せたりしないし、他の人のも触ったり見たりしないんだよ!」と伝えています。

他にも、うんちをして代わりに拭く時やお風呂で洗う時、「○○ちゃんだけの大切なところだけど、ちょっと失礼しまーす!」「○○ちゃんだけの大切なところだけど、きれいにしておくね!」などと"あなただけの大切なところだよ""お母さんやお父さんでも許可なく勝手には触らないところだよ"というメッセージを伝えています。

 

毎回は忘れちゃうので、たまに伝えています。そんなズボラな感じですが、子どもたちには届いている(^^)本当にちょっとしたことを伝えるだけで、驚くべき吸収と成長をみせてくれる子どもたち。。。「子どもって本当に素直だな〜!」と毎回感心しちゃいます!とっても簡単なので、みなさんもぜひ声かけアイテムの1つとして追加してみてくださいね♩

 

最後におすすめの本の紹介です。

「いいタッチわるいタッチ」安藤由紀/著(復刊ドットコム)

気持ちの部分がとってもわかりやすく、「今のはどんなタッチだった?」と子どもたちとの会話にも取り入れやすい本です。

 

「だいじだいじどーこだ」遠見才希子/著、川原瑞丸/イラスト(大泉書店)

日常の“あるある”なことにつなげつつポジティブに伝えてくれ、自分のことを「だいじ!」と思える本です。

 

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!次回は、プライベートゾーンに対する子どもたちのエピソードその②をお届けします♩

Daisy Life 鳥越 千裕(看護師・看取り士・性教育講師)

いのちについて身近に感じるきっかけづくりをしています。

・幸せな最期のために、

・子どもたちの安心安全で自由な未来のために、

親子で学ぶ習い事「いのちのがっこう」や、「大人から子ども達へ贈る性と生のおはなし」「死生観のおはなしと死の体感ワーク」などをしています。幼稚園や小中学校、学童や子育てサークルで定期的に活動中です。

 

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