梅雨になり、お日さまに会えない日もしばしば…皆さまはお子さまが気圧にやられたり、湿気に振り回されたりしていませんか?
今月は、そんなときに使えるかもしれないお子さまの「レジリエンス力」を高められる3つのポイントをお伝えしていきます。
そもそもレジリエンス力とはなんぞや???
簡単に言うと“自分の心を元気にできる力”。定義が気になる方はSiriさんかchat gptに質問してみてくださいね(*^^*)
さて、なぜ梅雨時期にレジリエンス力の話かと言うと、この時期は大人でも憂鬱になりがちです。最近では「気圧で片頭痛が…」という子どもも増えており、学校をお休みすることもあるでしょう。
そんなとき、「あぁ学校に行けなかった、私はなんてダメなんだ…」と落ち込んでしまいがちなお子さまは基本、根が真面目で素直なことが多く見受けられます。
そして自分への期待値も高い傾向にあるので、今の自分とのギャップに苦しむのです。
では、どうしたらいいのか!それは「無理なくできる範囲が今の自分のいる位置だ」と自覚すること。
例えば、「毎日元気に遅刻せず学校に行って、授業も寝ずノートも漏らさず取って、放課後には部活もして帰ったら課題と今日の復習!」が本人の理想だったとします。
しかし現実は、「頭痛で学校に行けない…」-こうなると理想と現実の間にものすごく差が出ることにお気付きでしょうか。
この差が子どもを苦しめる原因の一つなのです。
もちろん、上に書いた理想をこなせるハイスペックなお子さんもいらっしゃいます。
しかし、それはそのお子さんのスペックでこなせているだけで、それが全てのお子さまに当てはまるわけではないのです。
スペックが違うから無理ですと言っているのではなく、現状が自覚できたら「どの道が自分に合っているのか」を再確認でき、「どのアイテムを持って突き進んでいくのか」を検討できるのです。
もしかしたら、「本人も気付いていない才能が埋もれているのかもしれない」という方に焦点を当ててほしいのです。
桜の花に“秋に咲いて”ということも、“来年は青い花が見たいな”と言っても、品種改良でもしない限り自然の摂理では叶いようのない話ですよね。
みんな人の形をしているけれど、中に持っている花はそれぞれ違う花だと感じてほしいのです。
世の中には「メンタルは鍛えられる!!」という言葉もありますが、これをはき違えるととても危険な言葉だなと思います。
「メンタルをもっと鍛えなさい!」「弱すぎるのよ」「なんでやられっぱなしなのよ!」「言われたら言い返してきなさいよ!!」「そんなんだからいつまでたってもメンタルが鍛えられないのよ!!!」…このシチュエーションはお子さんでなく、お母さんがパニックを起こしていますね。
自分の手札の中にお子さんに対する声掛けのパターンがなかった瞬間です。これでは、お子さんのメンタルは鍛えられるどころか自己肯定感は下がり、さらに心はズタボロです。
「メンタルが強い人」というのは、起きた出来事と自分の感情を分けて考えられる人のことを表すと思います。決してメンタルが強くなったのではなく、物事を賢く処理しているだけなのです。
お子さんがもしお友だちとのもめごとで泣いて帰って来たら、まずは泣き止むのを待ってあげてください。そして落ち着いたらすべての事を聞きたい気持ちをグッと堪えて、「話しができそうだったら聞くよ。話したくなかったら無理には聞かない」と声掛けしてあげてみてください。
お友だちの文句も言うことなくただ泣いてるだけの状態の子は、とても心が優しいお子さんです。泣くくらいつらい事があった時でも、お友だちに悪い事をしてしまったかもしれないと自己嫌悪に陥ってる可能性があるのです。
そして、話を聞く時は決してジャッジはせず、情報を整理してあげるだけでいいのです。「お友だちに自分の気持ちが伝わらなくて寂しかったね…」「どんな伝え方だったらそのお友だちに届いただろうか」とお母さんは提案し、お子さん自身が考える時間を取る感覚です。
あ、考えている間に「お母さんはこう思うな」とか、「ね、どうかな答えは出た?」などはNGです(笑)
またこの時にお子さんから「わからん!」「しらん!!」などの言葉が出てきたら、まだ心がパニック状態ですので時間を置いてみてください。最初はやりとりが難しくても、お子さんが成長し受け取れるタイミングになったらできるようになります。
そして話を客観的に整理してもらった子どもは、自分で結論にたどりつけます。自分で情報を振り分け結論にたどりつけることが、賢く立ち回る第一歩へと繋がります。
《自分の好きな空間で、好きな香りに包まれて自分の好きな事を心ゆくまでする》
この言葉を読んで嫌悪感を抱いた方いますか?中には数名いらっしゃるかも知れませんが、きっと皆さん想像して少し心が小躍りしませんでしたか?
想像豊かで、もうワクワクした方もいらっしゃるかも知れませんね(*^^*)その感覚、とっても大切なんです。
《休む=自分の感覚に立ち返る》
ご飯や睡眠は体が欲する栄養と同じで、心の栄養は“休む”なのです。
今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
来月は、夏休みにおすすめの自学学習の方法をお届けいたします(^^)/
山本 真結子(やまもと まいこ)塾講師・セミナー講師
電器店勤務、エステティシャン・ネイリスト経験を経て8年前に教育業界へ転身。転身後、コーチングによる学習塾を開くというオーナーと出会い、「学習=一方通行で教えこまれる物」という概念から目が開かれる感覚を味わう。開校後みるみる楽しそうに力を伸ばしていく生徒たちを目の当たりにし、「今後はこれが主流になる、そして生徒の幸せにつながる」と実感。以来すっかり教育業界に魅せられ、自身も成長の日々を送る。専門学校1年と高校2年の2児の母。
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