こんにちは。2学年差男女3児の子育てをしているいくりんです。
「子どもの才能を伸ばす方法」を連載してきたのに、急に真逆なタイトルでびっくりしたかもしれませんね。
ただ、せっかく子どもの才能を伸ばす視点を手に入れても、それを「良かれと思った親の行動」で、かえって才能をつぶしかねないケースもあるのです。
もちろんちょっとしたくらいで全ての才能がなくなるわけではないですが、やりすぎると芽が出にくくなるとか、伸び方が少なくなるとか、そんな可能性はあります。
というわけで、今回は「これをやりすぎると才能が伸びにくくなるよ」という行動をお伝えしていきます。
子どもが好きなことに夢中になっているとき、それはいわゆる集中しているときです。
たとえそれが遊びだとしても、「集中」という力を使っていることに変わりありません。子どもは遊びを通して集中力を育てているんです。
そんなとき、例えばほめるためだったり、子どもがしていることについて聞いたりということだとしても、話しかけたらどうでしょうか?
話しかけた方に意識が向きますよね。つまり集中が途切れてしまうんです。
これをやりすぎると、集中できる時間が短くなりやすくなります。
子どもが夢中になっているときは、自分からやめるまで静かに見守っていてあげてください。
子どもがやりたがらないことに対してごほうびを用意して行動を促すことは、短期的にみればすぐに効果がでます。
例えば、片づけない子に部屋を片づけたらおやつをあげる、勉強的なワークをしたら動画を見られるなど。
これはやりすぎると「ごほうびが無いと意欲がわかなくなる」ので、頻繁にやるのは注意が必要。
一方、ごほうびが無くても元々好きでやっていること-それに対して「よくやってるから」とごほうびをあげてしまうのは最もやってはいけません。
本来、それ自体好きでやっていることに「ごほうび」という別の刺激を与えると、子どもの「好きだからやる」という気持ちがなくなってしまうという研究結果があります。
好きなことはそれをすること自体がごほうびのようなものなので、わざわざごほうびを与える必要はありませんよ。
元々好きでやっていることに対して、才能として開花させるため「もっとやらせたい」「さらにいい環境で高度なことに触れさせたい」という思いが湧いてくることもあるかもしれません。
ただし、それも子どもが望んで興味をもっていればの話。親の思いが先走って子どもが乗り気でないのにさせてしまうと、それは子どもにとって楽しいものになりにくくなってしまいます。
やってみたら楽しくなってより好きになることもあるかもしれませんが、子どもの気持ちが前向きになって自分から「やりたい」というのが基本。無理やりにならないように気をつけましょうね。
いかがだったでしょうか?特に最初の「声をかける」は何気なくやってしまいがちですよね。
ほめちゃいけないわけではないので、その効果的な言葉やタイミングなどは次回より詳しくお伝えしますね。
いくりん
2学年差3人兄妹の母。妊娠中にワンオペ子育てを3年間経験。そんな中でも、学び好きな性格から心理学や親子講座、脳科学など子育てについて積極的に学ぶ。子育ては「気軽に楽しく幸せになれるエンターテイメント♡」と思いながら日々子どもたちと接する。
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