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[歯科医師ママの健康教室] 歯磨きステップ(1~2歳)

1歳を過ぎると、自分で歯ブラシを持ちたがる時期に入ります。

でもまだまだ手先の動きは未熟なので、大人のサポートがとても大切です。

今回はこの時期の歯磨き習慣についてポイントをまとめました。

乳歯が増えてお口の変化が大きい1〜2歳の歯磨きについてお伝えします。

 

子どもだけで磨くときは?

①興味を持ったら歯ブラシを持たせて「楽しい!」を育てましょう

  • 毎日決まった時間に歯ブラシを渡し、遊び感覚で口に入れる練習を
  • 鏡の前で一緒に磨いたり、大人のマネをさせたりするのも効果的!
  • 安全第一。安定した姿勢で歯ブラシを持ち、「歩き回って歯みがきをしない」とルールを決めて

②無理に上手に磨かせようとせず、まずは「歯ブラシを持つ」「口に入れる」を習慣にすることを目標に

 

仕上げ磨きのポイント

①自分磨きと合わせ、毎日必ず保護者が仕上げ磨きをしましょう

  • 安定して口の中が見やすいので、寝かせて頭をひざに乗せる姿勢がおすすめ
  • 上唇~前歯そばのスジに歯ブラシが当たると痛いので、指で保護しながら気を付けて磨きましょう
  • 上の前歯の裏や奥歯の噛み合わせ面など、虫歯になりやすい場所をしっかりチェック!

②歯ブラシは小さめ、毛先は柔らかめのものを選びましょう

③力を入れすぎず、細かい横磨きで1本ずつ優しく磨くのがコツ

 

うがいの練習

①1歳から家族のうがいを見る機会を増やし、2歳ごろから少しずつ練習をスタート

  • コップに少量の水を入れ、口に含んで「ペッ」と出す遊びから
  • 最初は飲み込んでしまっても大丈夫。繰り返すうちに覚えていきます

②お風呂タイムに練習するとリラックスして取り組みやすいです

今回は1~2歳の歯磨きについてお伝えしました。

1~2歳は「歯磨き=楽しい習慣」にしていく大事な時期

「自分でやること+大人の仕上げ」でしっかり子どもの歯をケアしましょう。

うがいはゆっくり練習していけば大丈夫。

お子さんの「できた!」の気持ちを大切に、毎日のケアを続けましょう。

実際に進めていて疑問があれば、かかりつけ歯科を見つけて相談しましょう。

 

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横道由記子 (よこみち・ゆきこ)

子どものころ、虫歯だけでなく歯並びに悩み矯正治療を受けた経験から「予防歯科」という言葉に引かれ、地元岡山大歯学部で学び平成25年和気歯科医院院長となる。
虫歯予防だけでなく、噛み合わせにおいても原因を見つけて治療と合わせて予防していく考え方を学び、我が子の子育てで悩み学んだことを生かして小児歯科・小児矯正歯科を担当。
地域の幼・保育園、公民館などでの子育て支援事業や、企業主催の教室などで健康なお口と心身を育むサポートを積極的に行っている。

 

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