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lala世代代表、木下龍太郎常務に聞く♪
木下大サーカスの魅力、岡山公演の見どころ

木下大サーカスが4年ぶりに帰ってくる!
現社長木下唯志氏の息子で、3人の男子を育てる父親でもある木下龍太郎常務に、木下大サーカスの魅力や岡山凱旋公演の見どころ、そしてご家族とのエピソードについてお伺いしました。

■サーカスとご家族にまつわる幼いころの思い出を教えてください。
私が生まれた時、父は空中ブランコのプレイヤーであり、その後営業職として各地の公演に飛び回る毎日。週末にしか会えない単身赴任状態でした。それでも週末に帰ってきた時には、一緒にボウリングに行ったり健康ランドに行ったりして、私や弟(空中ブランコプレイヤー・木下英樹氏)と遊んでくれた記憶が残っています。なので、そこまで寂しさは感じませんでした。

■木下常務は家族との時間は、どのように持たれていますか。
私自身、今は小学生と幼稚園に通う3人の男の子がおり、やんちゃ盛りの子どもたちを育てる父親でもあります。平日は公演準備のため、先発営業先で過ごしていますが、必ず週末は自宅に帰るようにしています。その時にはしっかり子どもたちと触れ合いの時間をとっています。自分が小さい頃に、父親が遊んでくれたように、ボウリングに行ったり公園で鬼ごっこをしたりしています。その一方で、しつけに関わることや教育については厳しく接していますね。

■木下サーカスでの仕事を意識したのはいつ頃からですか?
将来の仕事として、サーカス団を意識したのは高校生の頃。弟は幼い頃から演者として空中ブランコを飛びたいと思っていたそうですが、私はステージに出たいというよりは営業職の方が向いていると考えていました。大学で岡山を離れた際、その土地で大学の友人たちと木下大サーカスの公演を見に行ったことがあるのですが、その時に改めてすばらしさを実感しました。大学卒業後は周りの勧めもあり、すぐに入社してサーカス団の一員となりました。

■お子様たちへは、サーカスでの仕事について、どのようにお考えですか?
子どもたちの将来については、やりたいことをやるのが一番と考えています。長男はサーカスへの入団を意識しているようで、空中ブランコをやりたいと聞いたことがあります。父親としては夢を応援したい。なので、先代から伝わる空中ブランコの練習台が今は親類の家にあるのですが、それを将来的には自宅に設置しようと計画しています。もちろん岡山公演も見に来ると思いますので、その時にはまたサーカスの魅力を肌で感じてほしいと思いますね。

■岡山公演の見どころなどを教えてください。
今回の岡山公演、もしかしたらホワイトライオンの猛獣ショーは岡山では最後の演目になるかもしれません。次回岡山に帰ってきた際には見られないかもしれないので、ぜひご覧になっていただきたいです。ライオンたちは、まだ赤ちゃんの時からイギリス人調教師のマイケルさんが父親代わりとしてずっと世話してきました。その信頼関係があるからこその魅力を感じてほしいですね。また、メキシコから来た女性プレイヤーによるフラフープ芸や中国雑技団によるバランス芸は今回岡山初上陸になります。そして、今回は古典芸「葛の葉」も新しい演者によって復活しました。息をのむような緊張と感動を、ぜひリアルで体験してほしいですね。
その一方で、象やシマウマなど動物たちによるかわいらしい表情や、ストーリー仕立てになったコミカルな芸もあり、まだ小さな子どもたちにも楽しめる内容になっています。
演目が同じでも、演者による演出や照明などをどんどん進化させているので、4年前に来た方はもちろん、会期中に何度訪れても楽しめると思います。

■最後に公演を楽しみにされている皆さまへ、メッセージをお願いします。
木下大サーカスの伝統を守りつつ、演目内容をどんどん進化させていくモチベーションは、お客様に楽しんでもらいたいという想いが一番。映像ではなく、生の迫力に触れられる機会は今の時代少なくなってきています。だからこそ、演者が命をかけて頑張っている姿を子どもたちにもぜひ体感してほしい。今年で116周年を迎え、日本人も多く在籍しているからこそ魅せられる「木下大サーカス」の熱い想いを受け取っていただき、そして公演を家族で見に行ったな、という記憶を次の世代に引き継いでいってほしいと思います。幼い頃に見た詳しい演目内容は、もしかすると忘れるかもしれません。しかしその時感じたワクワク感や感動、家族の笑顔の表情などの記憶はずっと残っていくもの。その記憶が、お客様にとって明日の活力にしていただくことができる、『世界一の魂の集団』を作り上げていくことが私たちの命題です。

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