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[歯科医師ママの健康教室] 育てたい、こどものお口の機能。新聞で話題のどすこい体操(3〜12歳)

8月3日の山陽新聞に「どすこい体操」が掲載されました。

私自身製作に関わり、当院に通う子どもたちも実践している「どすこい体操」

子どもたちのお口の健康を守るための取り組みに注目が集まっていることを、大変嬉しく思います。

文末に動画のリンクも貼り付けています。お家で楽しめる体操なので、ぜひ最後までご覧ください。

 

今回は、現代の子どもたちのお口や心身の健康における問題点、そのために制作した「どすこい体操」の目的や内容についてお伝えし、より効果的にお家でお口育てを楽しんでいただければと思います。

 

【子どものお口ポカンが増えている?】

さて、皆さんは「お口ポカン」という言葉を聞いたことがありますか?

実は今、唇が閉じられず、常に口が開いている子どもたちが急増しています。

2021年に新潟大学が全国の3〜12歳の子どもを対象に行った調査では、なんと30%以上が「お口ポカン」の状態にあることがわかりました。

しかも、年齢が上がるにつれてその割合は増加傾向にあるのです。

 

【背景にある子どもたちの生活の変化】

では、なぜこうした子どもたちが増えているのでしょうか?

様々な要因がありますが、その背景に生活習慣の変化も影響しています。

■「遊び方」の変化

かつては外で体を動かして遊ぶのが主流だった時代から、今はスマホやタブレットなどのデジタル機器が乳幼児期から日常的に使われるようになりました。

■「食事」の変化

昔ながらの日本食に比べて、噛まずに飲み込めるような柔らかい食事が増え、咀嚼の回数も減少しています。

このような日常生活の変化によって、子どもたちは「お口を使う経験」が少なくなり、口の機能の発達が追いつかないまま成長してしまっているのです。

 

【お口の機能とは?】

お口の機能は「食べる」「話す」だけではありません。

表情をつくったり、触感を感じたり、免疫の入り口を守ったり、さらには姿勢や自律神経とも深く関わっています。

つまり、お口の機能が育たないことは、心身の健康全体に影響を与えるのです。

そんな現代の子どもたちのために、“遊びながら楽しくお口の機能を育てられる体操”として「どすこい体操」を作りました。

 

【どすこい体操の目的】

現代の子どもたちのために、“遊びながら楽しくお口の機能を育てられる体操”として「どすこい体操」を多職種の専門家の製作委員が集まり開発しました。

どすこい体操では、次の4つの力を育てることを目指しています。

  1. リラックス時に唇がやさしく閉じていること
  2. 舌が正しい位置にあること
  3. 良い姿勢を保持できること
  4. 鼻で呼吸できること

 

どすこい体操3つの要素

これらの機能を自然に身につけられるように、体操は3つの要素で構成されています。

 

①どすこい体操1番:股関節の体操

股関節の曲げ伸ばしやシコを踏む動きで骨盤を安定させ、姿勢の改善へつなげます。

②どすこい体操2番:くちびると舌の体操

舌を正しい位置に戻す筋力を鍛え、鼻呼吸や発音、食べる力をサポート。

また、口角の上がった素敵な表情づくりにもつながります。

③どすこい体操3番:ずりばいの体操

床の上で体を動かすことで姿勢を支える力を育み、バランスよく座る土台をつくります。

 

この体操は、特別な道具を使わず、おうちや保育の現場でも簡単に取り入れられます。

さらに、どすこい体操の重要な目標のひとつである「鼻呼吸」は、自律神経を整える効果もあり、心の健康にもつながります。

こども達が元気に、笑顔で過ごせるサポートになるように

そんな願いを込めて作った体操です。

 

体操の様子は、YouTubeチャンネル【ハピリスキッズクラブTV】にて

MV動画と練習用動画を公開中しています。

ぜひ、おうちで楽しく取り組んでみてください。

 

▽どすこい体操 お手本動画

▽どすこい体操 楽しいMV動画

 

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↓「育てる」のほかの記事はこちら

 

横道由記子

子どもの頃にむし歯だけでなく、歯並びに悩んで矯正治療を受けた経験から、予防歯科という言葉にひかれ、地元岡山大学の歯学部で学び、平成25年に和気歯科医院院長となる。

むし歯の予防だけでなく、噛み合わせにおいても、原因を見つけ治療とあわせて予防していく考え方を学び、我が子の子育てで悩み、学んだことをいかして、医院では小児歯科・小児矯正歯科を担当している。

地域の保育園、幼稚園、公民館など子育て支援事業や企業主催の健康教室などで健康なお口と心身を育むサポートを積極的に行っている。

 

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