子どもの「才能」や「チャレンジする力」は、日々の生活習慣から大きな影響を受けています。
分子栄養学の視点では、ただ栄養を摂るだけではなく、「消化・吸収・休養」のバランスが未来を大きく左右すると考えられています。
今回は、前回に続き 子どもの可能性をさらに3倍伸ばす“第2の土台” をお届けします。
「食べても背が伸びない」「すぐ下痢や便秘になる」「最近落ち込みがち…」
これは単なる体質ではなく、腸内環境が乱れているサインかもしれません。
腸は“第二の脳”と呼ばれるほど、心と体に影響を与えます。
実際、脳で使われる神経伝達物質の多くが腸で作られているため、腸内環境が乱れると集中力や情緒の安定さにも繋がります。
◎腸を整えるポイント
腸内環境が整えば、栄養の吸収率も高まり、摂った栄養を「心と体」を大きくするために使うことができます。

「なかなか寝ない」「夜中に何度も起きる」――そんな悩みは多いですよね。
でも実は、睡眠こそ子どもの成長の鍵。
特に深い眠りの時に分泌される成長ホルモンは、体の発達だけでなく「記憶の定着」や「チャレンジする力」にもつながっています。
◎睡眠の質を高める工夫
睡眠のリズムが整うことで、体内時計が安定し、自然と「やる気スイッチ」が入りやすくなります。
鉄、タンパク質、ビタミン…と栄養素を単独で意識しがちですが、分子栄養学では「栄養素はチームで働く」と考えます。
たとえば鉄を吸収するにはビタミンCが必要ですし、神経を落ち着かせるマグネシウムにはビタミンB群のサポートが欠かせません。
「これさえ摂ればいい」ではなく、全体のバランスを整えることが、子どもの可能性を大きく伸ばす秘訣です。
食卓に「色とりどりの食材」が並んでいることが、自然とそのバランスを整える近道になります。
環境を整えることが才能を引き出す第一歩。
子どもの能力は、特別な教材や習いごとだけで決まるわけではありません。
「腸を整える」「睡眠を大切にする」「栄養をチームで摂る」
このシンプルな積み重ねが、子どもの未来を大きく変えます。
今日からできる小さな工夫が、明日の自信や笑顔、そして可能性につながります。
「栄養でつくる成長の土台」、次回は③心と行動を伸ばす“マインド×栄養”編をお届けします!
「ママと子どものためのやさしい分子栄養学お話会」毎月オンラインで開催しています♪
「集中力が続かない」「言葉の発達が気になる」「イライラが止まらない」など
そんな子育てのモヤモヤは、“才能の芽”を伸ばしてあげるチャンスかも!!
分子栄養学の視点から、
子どもの体と心を整え、未来の可能性をぐんと伸ばすヒントをお届けしています!
▶︎こんなママにおすすめ
がんばり屋ママの心が“ふっと楽になる”、そして「これならできる!」と思える栄養の整え方をお話します。
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森田早紀(もりた・さき、管理栄養士)
岡山市出身。大阪で対プロ野球選手やスポーツチーム、調剤薬局、歯科医院などでの栄養指導経験を経て妊娠、出産。
長男の10カ月にも及ぶ夜泣きから「分子整合栄養医学」と出合い、子どもはもちろん自身や家族の不調を改善。
“ママと子どものかかりつけ管理栄養士”として講座や個別セッションを実施。
次の世代に残したい食文化や食習慣を、管理栄養士ならではの視点で伝えている。
「食べ物で、大切な家族の心と体を豊かに…」-そして一人でも多くのママが自分らしく、楽しく子育てができる事を願って活動中。
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