Home>学び

[ 学び ]

親の脳内スイッチひとつで、子どもが勝手に伸びる「幸せな手抜き」の魔法

第2回:5月の「息切れ」は、親子が深まるチャンス!

〜頑張るよりも、信じて休む勇気を〜

育児支援の会社を経営しながら、岡山や玉野市で多彩な親子向けのイベントを主催している、教育プロデューサーの加藤優子さんが、親子で心を整える力を紹介します!

-----------------

新年度の緊張感に包まれた4月が終わり、ゴールデンウィークが明ける5月。

新しい環境に慣れようと一生懸命だったお子さんも、

そしてそれを見守り支えてきたママたちも、ふっと疲れが出やすい時期ですね。

「朝、なかなか起きてこない」

「登園・登校をしぶるようになった」

「ちょっとしたことで泣き叫ぶ……」

そんな姿を目の当たりにすると、つい「せっかく慣れてきたのに!」

「ここで甘やかしたらダメになるかも」と焦ってしまうかもしれません。

でも、ここで声を大にして伝えたいことがあります。

「その息切れ、順調な証拠ですよ!」と。

 

「頑張る力」の影にある「休む力」

非認知能力(生きる力)と聞くと、粘り強く頑張り抜く力を想像する方が多いですが、

実はそれと同じくらい大切なのが「自分を調整する力」です。

エンジン全開で走り続けることだけが能力ではありません。

自分の疲れを察知し、適切にスピードを落とす。

これはエジソンやビル・ゲイツのような世界を動かすリーダーたちも持っている、

高度なセルフマネジメント能力なんです。

今、お子さんが見せている「しんどさ」は、自分の心を守ろうとする本能的な力。

それを無理に奮い立たせるのではなく、

「そっか、4月はあんなに頑張ったもんね。お疲れ様」と、

まずはその疲れを丸ごと認めてあげてください。

 

ママの脳内スイッチ:「育てる」から「信じる」へ

ここで少しだけ、ママの脳内スイッチを切り替えてみましょう。

「なんとかして行かせなきゃ(私が導かなきゃ)」という

【操作のスイッチ】をオフにして、

「この子には自分で回復する力がある(大丈夫、信じて待とう)」という

【信頼のスイッチ】をオンにしてみてください。

コーチングでは「答えはその人の中にある」と考えます。

お子さんの中には、今、次の一歩を踏み出すための

エネルギーを蓄える力が備わっています。

ママが必死に手を引かなくても、

心にエネルギーが溜まれば、子供は勝手に自分の力で歩き出します。

 

なりふり構わず向き合う姿こそ、一番の「かっこよさ」

完璧なママでいようとしなくていいんです。夕飯がレトルトになっても、

家の中が少し散らかっていても、泥臭く一生懸命にお子さんと向き合っている。

その姿は、世間一般の「スマートな育児」とは違って、

時にはスマートではなくかっこ悪いように見えるかもしれません。

でも、そうやってなりふり構わずお子さんの心に寄り添い、

必死に守ろうとしているその姿こそが、実は親として一番かっこいい姿だと私は思います。

その揺るぎない愛情が、お子さんにとって「ありのままの自分でいいんだ」

という最高の安心感(愛着形成)になります。

5月は、意識的に「手抜き」を楽しみましょう。

一円もかけず、ママの脳内を「信じる」に変えるだけで、

お子さんの潜在能力は驚くほど伸びていきますよ。

大丈夫。あなたもお子さんも、今のままで十分に素晴らしいのです!

 

【今月のアクション:魔法の問いかけ】

お子さんがしんどそうな時、叱る前にこう聞いてみてください。

「今は、心の充電が必要な時期かな?」

その一言が、お子さんの「自分を整える力」を育む一歩になります。

 

加藤優子


幼児教育・人材育成分野において活動する教育プロデューサー。

幼児教育分野で1,000組以上の親子をサポート。遊びや日常生活の中で自然に学びを促す指導を得意とし、英語・知育・コミュニケーションを組み合わせた実践型プログラムを提供。

HPはこちら

>一覧に戻る

LaLa Okayama 会員登録

Access Ranking

Present

プレゼント