育児支援の会社を経営しながら、岡山や玉野市で多彩な親子向けのイベントを主催している、教育プロデューサーの加藤優子さんが、親子で心を整える力を紹介します!
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新年度の緊張感に包まれた4月が終わり、ゴールデンウィークが明ける5月。
新しい環境に慣れようと一生懸命だったお子さんも、
そしてそれを見守り支えてきたママたちも、ふっと疲れが出やすい時期ですね。
「朝、なかなか起きてこない」
「登園・登校をしぶるようになった」
「ちょっとしたことで泣き叫ぶ……」
そんな姿を目の当たりにすると、つい「せっかく慣れてきたのに!」
「ここで甘やかしたらダメになるかも」と焦ってしまうかもしれません。
でも、ここで声を大にして伝えたいことがあります。
「その息切れ、順調な証拠ですよ!」と。
非認知能力(生きる力)と聞くと、粘り強く頑張り抜く力を想像する方が多いですが、
実はそれと同じくらい大切なのが「自分を調整する力」です。
エンジン全開で走り続けることだけが能力ではありません。
自分の疲れを察知し、適切にスピードを落とす。
これはエジソンやビル・ゲイツのような世界を動かすリーダーたちも持っている、
高度なセルフマネジメント能力なんです。
今、お子さんが見せている「しんどさ」は、自分の心を守ろうとする本能的な力。
それを無理に奮い立たせるのではなく、
「そっか、4月はあんなに頑張ったもんね。お疲れ様」と、
まずはその疲れを丸ごと認めてあげてください。
ここで少しだけ、ママの脳内スイッチを切り替えてみましょう。
「なんとかして行かせなきゃ(私が導かなきゃ)」という
【操作のスイッチ】をオフにして、
「この子には自分で回復する力がある(大丈夫、信じて待とう)」という
【信頼のスイッチ】をオンにしてみてください。
コーチングでは「答えはその人の中にある」と考えます。
お子さんの中には、今、次の一歩を踏み出すための
エネルギーを蓄える力が備わっています。
ママが必死に手を引かなくても、
心にエネルギーが溜まれば、子供は勝手に自分の力で歩き出します。
完璧なママでいようとしなくていいんです。夕飯がレトルトになっても、
家の中が少し散らかっていても、泥臭く一生懸命にお子さんと向き合っている。
その姿は、世間一般の「スマートな育児」とは違って、
時にはスマートではなくかっこ悪いように見えるかもしれません。
でも、そうやってなりふり構わずお子さんの心に寄り添い、
必死に守ろうとしているその姿こそが、実は親として一番かっこいい姿だと私は思います。
その揺るぎない愛情が、お子さんにとって「ありのままの自分でいいんだ」
という最高の安心感(愛着形成)になります。
5月は、意識的に「手抜き」を楽しみましょう。
一円もかけず、ママの脳内を「信じる」に変えるだけで、
お子さんの潜在能力は驚くほど伸びていきますよ。
大丈夫。あなたもお子さんも、今のままで十分に素晴らしいのです!
お子さんがしんどそうな時、叱る前にこう聞いてみてください。
「今は、心の充電が必要な時期かな?」
その一言が、お子さんの「自分を整える力」を育む一歩になります。
加藤優子
幼児教育・人材育成分野において活動する教育プロデューサー。
幼児教育分野で1,000組以上の親子をサポート。遊びや日常生活の中で自然に学びを促す指導を得意とし、英語・知育・コミュニケーションを組み合わせた実践型プログラムを提供。
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