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足を大切にすることは、自分を大切にすること。親子ではじめる「足育」|地域とつながる、子育てと暮らしのヒント⑥

「子どもの靴、これで合っているのかな?」

「最近、よく靴を脱ぎたがるけど大丈夫?」

子どもの足は毎日成長しているからこそ、靴選びや履き方に迷うこともありますよね。

 

私は浅口市で「CandySlowケアスペース」を運営し、フットケアや足育、福祉ネイルなどに携わっています。また、相談支援専門員として福祉の現場にも関わっています。

「足育」は、自分の足を大切にすること

これまでさまざまな方のお話を聞く中で、爪のトラブルや足の痛み、歩きにくさなどから、外出することや好きなことを楽しむことを諦めてしまう方にも出会ってきました。

だからこそ、「もっと早い段階から、自分の足を大切にすることを知ってもらえたら」と思うようになりました。

私が考える「足育」は、単に足を育てることではありません。

自分の足に触れ、自分の身体を知り、自分を大切にする力を育てること。

まずは、お子さんの足を見てみることから始めてみませんか?

指はきちんと動かせているかな。爪は伸びすぎていないかな。赤くなっているところはないかな。靴の中で足が窮屈になっていないかな。

靴を履くときも、かかとを靴の後ろに合わせてから「トントン」して、ベルトやひもを「ぎゅー」と締める。

そして、時々は靴から中敷きを出して、すり減り方や汚れ方を見てみるのもおすすめです。

毎日履いている靴だからこそ、そこには「今の足の状態」を知るヒントがあります。

 

子どもの足に触れることから、親子の時間を

そして、もう一つ私がお伝えしたいのが、子どもの足に触れる時間です。

お風呂上がりや寝る前に、足の裏や指を優しく触ってみる。

「今日もいっぱい歩いたね」

「足の指、元気かな?」

そんなふうに話しながら触れてあげるだけでも、親子のコミュニケーションになります。

足を触ることは、身体の変化に気づくきっかけになるだけでなく、「あなたのことを大切に思っているよ」という愛情を伝える時間にもなるのではないでしょうか。

 

足元から、自分らしい人生を

私自身、相談支援専門員やフットケア、福祉ネイルに関わる中で、年齢や障害の有無にかかわらず、いつまでも自分らしく人生を楽しんでほしいという思いが強くなりました。

歩いて出かける。

会いたい人に会う。

好きな服を着る。

おしゃれを楽しむ。

誰かと笑う。

そんな「人生の楽しみ」の土台にも、足はつながっています。

だから私は、相談支援専門員、足育・フットケア、福祉ネイルという活動の根っこにあるものは、すべて同じだと思っています。

足を大切にすること。

自分の身体を大切にすること。

そして、自分らしく人生を楽しむこと。

まずは今日、お子さんの足をちょっと見て、ちょっと触れてみてください。

親子で足元から、自分を大切にする習慣を始めてみませんか?

 

【この記事を書いた人】相談支援専門員/フットケア&福祉ネイル 今井 智恵子

相談支援専門員として、障害のある方やご家族の生活・子育てなどの相談支援に携わっている。その中で、足や爪のトラブルを抱え、歩くことや外出を諦めてしまう方に出会ったことをきっかけに、フットケアや足育、福祉ネイルを学ぶ。現在は浅口市で「Candy Slow ケアスペース」を運営し、巻き爪ケアをはじめとした足のケアや足の相談、足育の普及活動などを行っている。相談支援の経験とフットケアの知識を生かし、子どもから大人まで、毎日の暮らしの中でできる足のケアや、親子で身体を大切にするヒントを伝えている。

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