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プロに聞く!
読書感想文書き方講座

もうすぐ夏休み。
夏休みの宿題で、ママさんを悩ませるのが読書感想文!
そんなママさんたちの悩みを解消すべく、「読書感想文の書き方のコツ」を岡山市で塾を運営する新里先生に伺ってきました。

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新里先生の教え子には、読書感想文のコンクールで受賞したお子さんもいらっしゃいます。
今回は、読書感想文を書く上での4つのポイントについて、お話しいただきました。

その1「本選びのコツ」

毎年、読書感想文を書きやすい本として、「読書感想文課題図書」が発表されます。「読書感想文課題図書2018」と検索してみてください。
まず、課題図書の中から2〜3冊選んであげて、それから本人に選ばすのが良いでしょう。親が選ぶ際にしてはいけないのは読書が嫌いだからといって、簡単な絵本や本人より下の学年向けの本を与えること。文字数の少ない本から内容を深く読み取ることはかえって難しいです。選ぶのが難しい場合は、実験を交えた科学絵本がおすすめです。
感想文を書くことが…
得意な子には、世界観を広げるための外国文学の物語文や説明文を。
普通の子には、物語文(自分の家族構成や生活に近いものから選ぶ)や説明文(実験や調査などの内容のもの)を。
苦手な子には、科学絵本(実験を交えているもの)を。

その2「読み方のコツ」

読み方のポイントとしては、付箋を活用するといいでしょう。
気になったところや「好き!」と思った部分に貼る。
主人公の行動部分に貼る。
何について書いてあるのか、気づいた部分に貼る。

その3「ママの声掛けのコツ」

お子さんが感想文を書くとき、となりで見ているママの声掛けのポイントは、「どう思う?」とか「なんでかな?」など、気持ちの部分を聞かないことです。
同じ本でも捉え方は人それぞれ。気持ちの捉え方は、何が正解かわからないですよね。まずは、「●●は何をしたのかな?」という聞き方で、主人公の行動を押さえていき、さらにその行動を細かく聞いていくと内容を読み取りやすくなります。
「ママにも教えて~その後どうなったの!?」といった声掛けをすることで、子ども 自身も内容をフィードバックできます。「へ~そうなんだね!なるほど!!」と子どもの言葉を丸々受け止めてあげると、読書がどんどん楽しくなってきます。

その4「書き方のコツ」

書き方のポイントは…
原稿用紙にいきなり書かず、まずはメモしていく。
※付箋を貼った主人公の行動を書き出し、それについての自分の気持ちを書く。
メモを切り取って、「いる」「いらない」に仕分けする。
「いる」方に選んだメモを並べて、下書きをする。
一旦、親が原稿用紙に書く。それを手本に、子どもに、一行ずつ物差しでずらしながら写させていく。
大人が手を加えた文章は読んですぐわかるもの。子どもの着眼点はそれぞれなので、決して、大人の価値観を押し付けず、子ども自身の文章力で書かせてあげてください!

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『できた』の笑顔を作る塾 ポケット/代表 新里 明美
(岡山市北区中仙道2-9-3-2 中仙道パレス5 B−101)
営業時間:15:30~20:30
定休日:金・土・日
TEL:086-201-6238
メール:pocket-and@ezweb.ne.jp
ブログ:https://ameblo.jp/miracle---pocket

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