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【岡山・起業家ママvol.6 】 vol.6 理想の働き方は自分でつくれる!起業家ママストーリー Local Attendant代表(ローカルデザイナー)・垂井美由紀さん

日常にワクワクを♪

ママが自分らしく生きるヒント

毎日にちょっと刺激がほしい…。

そんなあなたに向けた新しい世界を

起業家ママにフォーカスしてご紹介。

「私も何か始めたい!」

と思わずワクワクするような

彼女たちの世界をのぞいてみましょう。

vol.6
理想の働き方は自分でつくれる!
起業家ママストーリー
Local Attendant代表(ローカルデザイナー)・垂井美由紀さん

 

好評なシリーズの第6回目は、『ママが自分の足で立つ』 をテーマに、岡山県津山市で地域の魅力を発信する「ローカルデザイナー」として活動されている垂井美由紀さん(38)を取材。起業後1年半がたつ現在、「Local Attendant(ローカル アテンダント)」という名で、岡山の産品の企画やデザインをされており、高校2年生と中学3年生の2人のお子さんのママでもあります。子育てと仕事と自分の人生を楽しみながら生きる垂井さんのマイ・ストーリーです。

 

 

―今の仕事内容を教えてください。

岡山の良い産品をインターネットで発信したり、商品の企画販売やイベント企画をしています。最近では、「作州絣(かすり)」という岡山の伝統工芸品の魅力を盛り込んだエプロンや小物などもプロデュースしました。夫が営むインターネット通信販売会社で長年仕事をしてきた経験も生かしながら、地域の産品に特化して発信しています。

―起業を考えたきっかけと状況は?

夫の実家がある岡山県に移住してきたことをきっかけに、岡山の食べ物やものづくり、その過程に魅了され、地域の産品を発信することに特化した仕事をしたいと思うようになったんです。最初から「起業するぞ!」という意気込みで夢や目標を持っていたわけではありませんが、いろいろな勉強会などに参加し、そこで知り合った企業の方々と話したり、地域の人々と関わったりするうちに、「こんなステキな人たちと一緒になって何かを作ったり、発信できたらいいな」という思いが積み重なって起業に至りました。

―起業して大変だったことはありますか?

子育てをしながら仕事の管理をすることのバランスですね。子どものこと、食べること、生きることが毎日繰り返されている中で時間をつくることが難しく、今でも模索しています。私は要領が悪いにもかかわらず、いろいろとやりたいことが多くって(笑)。なので、できないことだらけでジレンマを感じる日があったり、効率よく進む日があったりと波があります。料理を作り置きしてみたり、洗濯物は夜に干したり、寝る時間を削ったりしながらなんとか時間をつくっていますが、自分で自分の仕事をつくること自体が楽しいし、自分に合っているので全く苦ではないんです。

 

―起業したことで得られた幸せは何ですか?

いろいろな人の価値観に触れられることが一番の幸せですね。例えば、交流会に行くと、子育て生活だけでは考えられないほどいろいろな人間模様が見えてきて、世界が広がるんです!!!話し好きな人もいれば、聞き上手な人もいる。善しあしではなく、「こんな人もいるんだ」「こんな考え方あるんだ」と刺激されながら、私も「私にできることを頑張ろう!」と前に進む力をいただいている日々です。

 

―今後、どんなビジョンを描いていますか?

恥ずかしながら大きなビジョンはないのですが、いただいた仕事に一生懸命に取り組むことを大切にしていきたいです。「5年後にこうなっているために…」と逆算するとか、大きなビジョンを持てばたどり着けるといった考え方は勉強会や本などで学びましたが、現実、家に帰ったら散らかっているし、ご飯も作らないといけないし、朝早く起きなきゃいけないし…(笑)。そんな状況で大きなことを言っていること自体が自分にとってストレスだと分かった時に、家族とのかけがえのない生活を維持しながら、目の前のことをコツコツ続けようと思ったんです。

―「このままでよいのかな?」と自分の人生に悩んでいるママさんへのメッセージをお願いします。

家族を持つことは幸せなことだと分かってはいるけれど、実際ママになるといろいろな役割があって、生きづらさを感じる場面に合うことがよくあります。社会につながる顔、妻や母としての顔。いろいろな顔を持つ中で、「女性はこうでなきゃいけない」という世間が求める女性像と、自分の中の「こうでなきゃいけない!」「こうありたい!」と入り交じる苦しさを私自身いつも感じていました。そんなふうに悩んだり苦しむ中で、一人の女性として向上しながら幸せになりたいって、誰しもが思うことなんじゃないかと思うんです。子育て中の楽しい日も、生きづらく落ち込んでしまう日でも、私はずっと幸せ探しをしていたんだと、最近気づきました。

子育て中のつらい日も、将来の幸せをイメージすることで、何か支えになると思うんです。そんな時におすすめしたいのが、ファイナンシャルプランナーが使うライフプランシート。ネットからダウンロードして、家族の年齢を時系列で書いてみて、自分の置かれている状況や未来の姿をイメージしてみてください。「この期間で旅行に行けそうだな」とか、「ここでやってみたかったことができそうだな」とか、意外な空き時間が見えてきたりします。そして、やってみたいことは今できなくてもノートに書きためながら、ワクワクの思いを絶やさない工夫をしてみてください。きっと日々の活力になるはずです!!!

■information

Local Attendant(ローカルアテンダント)

〒709-3931 岡山県津山市加茂町中原27-1

TEL 0868-42-2868

営/10:00~17:00

休/土日祝

問い合わせ:info@local-attendant.com

Instagram:miyu@attend

 

【編集後記】

どんな状況であっても「楽しい!」という気持ちに突き動かされながら、進んでこられた垂井さんの言葉や表情は、無理をせず、等身大の自分で生きることについて考えるきっかけになると思います。ママも大きな夢を持っていい。でも、何か小さなステップを踏み出すからこそ、大きな夢は見えてくるのではないでしょうか。それを探すためにもライフプランシートはとても効果的な方法だと思います。自分の人生を面白くしてみたいママがいましたら、ぜひやってみてくださいね。(LaLa編集部・N)

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