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子どもたちに素敵な音楽を! グランドピアノの生演奏&生歌が楽しめるライブ・イベント

「子どもたちに素敵な音楽を、生の楽器の音を届けたい!」―。

そんなママやパパの思いをかなえてくれるのが、喜多商事レンタルスペース(岡山市南区)で開催されている音楽ライブ・イベント。

参加者も一緒に歌ったり、鈴やマラカスなどの楽器を奏でたりできるライブや、絵本の朗読にグランドピアノの生演奏と生歌が加わり、それを自由なスタイルで楽しめる『えほんコンサート』など、子どもはもちろん、大人も素敵な空間でリラックスしながら音楽に触れられます。

そこで、LaLa編集部は、音楽ライブ・イベントでグランドピアノの生演奏と生歌を披露し、優しい音色と美しい歌声で親子を魅了するシンガーソングライターの小杉みゆきさんに注目!

音楽活動を始めたきっかけや今後の目標などを聞きました。

▲クリスマスコンサートでオリジナル曲や聞き慣れたJ-popなどをピアノで生演奏する小杉さん。まさに癒やしのひととき♪

 

 

シンガーソングライター・ボイストレーニング講師

小杉みゆきさん

大学時代にボーカルスクールに通いながら、大阪を中心に路上ライブやライブハウスで鍵盤弾き語りとして活動。岡山に拠点を移してからは、地域のイベント出演や、企業のBGM制作、NPO団体への楽曲提供も行っている。シングルCD2枚、アルバム1枚をリリース。現在はボイストレーナーとしてMerge Laboの山本篤氏より学んだ解剖学を取り入れた、身体の構造や姿勢の重要性を交えたレッスンを実施。年間延べ1,500名を指導している。

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―音楽との出合いについて教えてください。

私は滋賀県で生まれ育ち、4歳からピアノを習い始めました。先に姉がピアノを習っていて、その流れで習うことに。歌うことは小さい頃から大好きで。小さい頃、家族でよく食べに行っていた飲食店に、ステージのようなレイアウトになっている階段の踊り場があって、その踊り場で歌手になった気分で、大きな声で歌っていたのを覚えています。

音楽が好きだったので、高校から大学へ進学する際に「音大を目指そうかな?」と考えた時もありました。ピアノの先生に「まさか、このレベルで音大目指してないよね?」と言われて…。その言葉を聞いて、音楽に対する気持ちが薄れてしまい、ピアノもやめ、音大への進学もあきらめました。

―大学時代、音楽活動はされていたのですか?

大学に進学してからは「歌いたい!」という思いが強くなりました。ただ、歌い方も分からず…。まずは「歌を習おう!」とボイストレーニングのスクールに通うことに。そこで出会ったボイストレーニングの先生がとても素敵な方で!先生との出会いは、私にとって音楽活動の転機になった気がします。

大学生時代にバンドを組んで歌ったりもしたのですが、なんだかしっくりこなくて。ボイストレーニングの先生から「ピアノを習っていたんだよね?弾きながら歌ってみたら?」と言われ、“ピアノの弾き語りスタイル”で歌うことにしました。「自分で歌うなら、自分の言葉やメロディで作詞作曲した方が絶対に良い!」と背中を押され、オリジナル曲を作って歌うことに!音楽活動とともに過ごす生活、とても楽しい学生生活でしたね。

 

―大学卒業後は?

「ボイストレーニングの講師をしてみようかな?」と思った時や、ミュージシャンとして音楽の道に進もうかと考えた時もありました。でも、音楽だけで生活していくのは大変という現実も知っていたので(笑)、一般企業に就職してOLとして働きながら、プライベートで音楽活動をするという道を選択。社会人になってもずっとボイストレーニングのスクールには通っていました。

そんな中、会社の異動で神戸から岡山に転勤することになったんです!住み慣れた神戸から離れるのも悲しかったし、「音楽はできない!」と悲観していた私に、ボイストレーニングの先生が「音楽をするのに場所なんて関係ないんだよ!どこでもできるんだよ!できる場所を岡山で探せば良いじゃん!」と言ってくださり、その言葉で狭くなっていた視野が一気に広がり、考え方を変えるきっかけになりました。

岡山に転勤してからは、仕事終わりにライブハウスに通って、音楽ができる場所を探しました。たまたま、参加者もステージに立てるライブを見つけて、そこでステージに立ったのが岡山での初ライブですね!そのステージで岡山での音楽活動をする上での良き仲間にたくさん出会うことができました!感謝の気持ちでいっぱいです!

 

―現在はどのような音楽活動をされていますか?

3年前にOL生活から卒業し、音楽の道で生きていこうと決めました。今はボイストレーニング講師の仕事とシンガーソングライターとして活動させてもらっています。ライブは定期的にさまざまな場所で行っています。「いろいろな方に音楽の楽しさを体感してほしい!」「ママになっても音楽を楽しんでもらいたい!」という思いから、親子で来ていただけるライブ以外にも、喜多商事ピアノライフクリエーターのKAZUMIさんとともに、絵本の朗読に「ピアノの生演奏&生歌」が加わる『えほんコンサート』も開催しています。

 

『えほんコンサート』では私がピアノ演奏を、KAZUMIさんが朗読を担当しています。4児のママであるKAZUMIさんの「周りに気を遣うことなく、子どもに生の音を聴かせてあげられる環境をつくりたい」「子どもが退屈にならなくて、楽しめる音楽空間をつくりたい」という思いに賛同し、「是非力になれたら!」とコラボさせていただき、絵本のストーリーに合わせた曲を演奏しています。

 

―『えほんコンサート』の魅力を教えてください。

大きなスクリーンと音楽や光の演出で、絵本の中に吸い込まれる空間は圧巻です。言葉では言い表せないですね。また、「コンサートだから、演奏を静かに聴かないと…」などと思われがちですが、『えほんコンサート』はお子さんが騒いでも泣いても歩き回ってもOK!自由なスタイルで音楽を聴くコンサートなので、気兼ねなく音楽を楽しんでいただきたいです。

お子さんたちは無邪気で素直に音楽に反応してくれます。その様子を見ていると演奏するのがうれしくなります。たくさんの方にコンサートに足を運んでいただき、その世界を肌で感じていただきたいです。ママの皆さんにとっても、忙しい日常の中にほっと一息つけるような時間になればなと思っています。

―今後の目標や夢は?

アーティストとしての目標は、ライブやコンサートを開催し、一人でも多くの方に喜んでもらえる音を届けていきたいです。いろいろな方とのコラボもしていきたいですね!また、ボイストレーニングの講師としては、ステージに立つ喜びや、音楽を通して表現する楽しさなどを伝えていけたらと思っています。目標や夢を持ってスクールに通ってくれる生徒さんが課題を克服し、次のステップに進めた時は、私にとって何よりの喜び。成長を間近で感じられるというのはとてもうれしいですね。生徒さんのライブで演奏させてもらう機会もあるのですが、自分のライブとはまた違う緊張感を味わえ、初心に帰ることもできます。

私はたくさんの方との出会いやサポートにより音楽を続けることができ、今に至ります。音楽を続けたからこそ知ることができた楽しさ、喜び、幸せを実感しているので、私の経験や知識をお伝えできたらと。今後の夢ですが、自分のスタジオをつくりたいです。ステージも備え、たくさんの人が音楽を演奏できる場所がつくれたらと思っています。

 

 

*今後予定されているライブ情報

「子どもも大人も楽しめる★えほんコンサート♪」(絵本の読み聞かせ&歓談)

日時:1月30日(土)10:00~11:00

場所:喜多商事レンタルスペース

定員:15名程度

参加費:大人500円、子ども無料

※詳細はこちらのページをご確認ください。

 

 

■喜多商事レンタルスペース(グランドピアノを常設)

岡山市南区西市117-4

https://www.kitashoji.jp/

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