晴れの日が多く、温暖で災害が少ないと言われている岡山県。
そんな岡山県も近年では、台風や、豪雨、地震などの自然災害で多大な被害を被りました。
いつ起こるかわからない自然災害に備えるため、普段から防災対策をする必要があります。
防災アプリ≪まちケアコモンズ≫で自分の住んでいる地域のことを知り、自分と大切な人の命を守りましょう。
防災士の資格を持つLaLa編集部Bがスマホアプリ≪まちケアコモンズ≫についてお伝えします!
「まちケア・コモンズ」は、日常の生活の中に当たり前に防災がある暮らし「備えながら暮らす」アプリです。
地域の災害リスク情報、防災施設情報と、公共施設や医療・介護 施設、健康と安心安全な暮らしのための商品・サービス提供企業・ 店舗等の地域社会資源情報を活用した次のメニューを提供します。
リスク確認で備える「マイマップ」 避難に必要な物資を備える「マイローリングストック」 もしもの行動計画で備える「マイタイムライン」 (アプリ内抜粋)
この様々な機能や、開発の目的、ワークショップなどについて、全5回にわけて紹介します。
今回は、オンラインで講師として、神原先生にお話しをうかがいました。
B:よろしくお願いします。
さっそくですが、アプリ開発に携わることとなった経緯を教えてください。
先:岡山県で水害があったときに、災害支援にたずさわったことがきっかけでした。
どこにいったら安心か、食べ物、トイレはどこにあるのか、災害時にはとてもわかりづらくて不公平だと思いました。地域につながりがある人の方が情報を共有出来ていることに目を向け、「まちケア」の前身である「まびケア」ができ、改善を重ねて現在の形に至ります。
B:たしかに、被災地がどうなっているかの情報も重要だけど、実際に避難生活をするとしたら、必要なものがどこにあるのか知りたいですよね。
先:そうですね。自分だけじゃなく、子どものためにも備えなければならない、お母さんたちの意見を聞いたり、実際に街の調査をしてもらったりすることで、よりいっそう細やかで価値のあるものになっていきました。
しかし、毎日の中で一番時間がないのはお母さんたちだったり、介護者だったり、誰かのために動いている人たち。
生活にちょっと便利なことを有効活用し、暮らしに備えられうように、こういったひとたちを少しでも助けられるようなアプリがあればと思い、制作を決めました。
B:制作する中で、苦労した点はありますか?
先:子どもの悩みや、好みは多様で、ひとつのアプリに入れることはとても難しいことでした。
共感できないことや、多様な価値観をアプリに落とし込むのは大変な作業なので、使えば使うほど良くなっていくアプリや、ネットワーキングで、自分の困りごとをどんどん共有していってもらいたいと思います。
B:そんな『まちケアコモンズ』は今後どうなっていくのでしょうか?
先:お母さんたちがやってあたりまえと思われていることをアプリによって可視化することで、防災意識が高まり、みんなが健康で幸せな暮らしを目指したいと思っています!
次回は、まちケアコモンズの開発に携わった大島先生にお話しを伺います。
お楽しみに♪
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