繊細なあなたへ～HSPについて知ろう③予定詰め込み過ぎ問題－たくさんやってもいい。けれどいっぱいいっぱいになるなら…

こんにちは！HSPメッセンジャーのいくたはるなです。 4月のLaLa Okayama10周年記念イベント「親子で楽しむ♪One Day Party」にお越しくださった方、ありがとうございました！当日は「倉敷にやにや手相」をさせていただいたり、HSS/HSPの話題で盛り上がったり。お子さまもファミリーの方にもたくさんご来場いただいて感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。その時の様子はこちら

さて、前回はHSP（Highly Sensitive Person）さんと、刺激を求めて動くタイプのHSS（High Sensation Seeking）を両方持っている方についての記事でした！

本日の話題はこちらです。

■予定詰め込み過ぎちゃう問題

先日、HSS/HSP仲間とこの話で盛り上がりました。そう、つい行動しちゃう、予定詰め込みすぎ問題です。あなたはご経験、ありませんか？

・やりたいことが多すぎて予定を入れ過ぎる

・好奇心が旺盛でその衝動が強い

・あれもこれもと、間隔を開けずに1日に3つも4つも予定を入れる

・動画を2倍速で聞きながら仕事したり、家事をしたり、運転しながらいくつも同時進行！

・旅行や新しい場所に行くのが大好き

・新しいコミュニティへも積極的に参加する

もちろん、ご自身が楽しめているなら「問題なし！」です。HSS気質（刺激追求）を持っていると、同じパターンはすぐ飽きてしまう。だからどんどん予定を入れたり、新しいことを始めたりするんです。特に春には「何か始めたい！」っていう気持ちにもなりますよね。

■HSPも併せ持っていると

ただ、HSSだけではなく、HSPの繊細な気質も持っていると、今度は新しい刺激を受けすぎて疲れてしまうんです！だから予定をいっぱい入れても、最初はいいけれど次第にしんどくなってきてしまう。急にばたっと電池切れ状態になったり、ドタキャンしたり、不完全燃焼感があったり。だからといって、ゆっくり休むだけというのもつまらない。ということがHSS/HSP気質ではよく起こるんですね。

困りますよねーーー！！

あなたも、もし、この経験が何回かあるようなら、お仲間さんかもしれません＾＾

HSS/HSPママさんには、「もっと私の時間も楽しみたい。でも子どもとの時間も大切。今しかできない色々な経験をして楽しみたい。」そう思う方も多いのではないでしょうか。

子どもが小さいと、子どもの予定にも、付き添ったり、準備をしたり、調べたり。さらに、自分のこと、家族の予定、役割としてやらなくてはいけないこと・・・とどうしてもやることが増えて、予定がパンパンになってしまうのも無理はないですよね。では、どうしたらいいのでしょうか？

■もし、しんどくなってしまうなら、”気持ちの振り返りの時間”を持ってみよう

もし、同じパターンで詰め込みぎてるなぁ～と感じている時には、”振り返りの時間”を持つことが大切です。やりたいことが沢山あるHSS/HSPママ。行動は積極的にするんだけど、自分の行動や気持ちを”振り返る”という時間は、足りてないことが多いんです。特に大切なのは、行動の前後で”どんな気持ちだったか”という振り返り。

嬉しい、わくわくする、またやりたい、嫌だった、疲れる、次第にしんどくなってきた、などなど、毎日、瞬間瞬間で気持ちって変わります。だけど、やるべきこと、家事や仕事が山積みのママたちは、焦りやイライラした気持ちになることも多く、感じていることを抑え込んで、やるべきと思っていることになんとか一生懸命に取り組んでいることも多いものです。

でも、この”気持ちの振り返り”をしていないと、自分の求めているバランスを見失いやすくなります。人や情報に流されやすく、自分の”ちょうどいい感覚”が分かりにくくなるのです。だから、動き続けるのが好きなHSS気質さんですが、時には立ち止まって自分が感じていること、自分の気持ちを言葉にしてみましょう。

■具体的な振り返りの方法

振り返りが足りてないかもな、と思った方へ振り返りの方法を3つご紹介いたします。

・友人と話す

振り返りをしたい時には、気の置けない友人と約束して「最近どう？」って話すこともとてもいいです。ですが、時間が合わなかったり、全ては言いにくくて、話せないこともありますよね。

・手帳に気持ちを書く

そういう時は、”手帳に書く”というのもおすすめです。

「この時がわくわくした♪ここは詰め込みすぎて、しんどかった。」など。

その時、理由を書いておくとなおいいですね。手帳は時期の記録も残りますし、あとから振り返ると客観的になれて、自分のパターンが見えてきます。一段深い、自己理解の材料になります。

・家族を巻き込む

もし、家には家族がいるから気持ちが慌ただしくて、振り返りなんてできない。自分一人でカフェに行ってゆっくりする時間もまだとりにくいし、時間を作るために一人で早起きするというのも苦手。夜は子どもと寝落ちしてしまう・・・そんな人は、いっそ、家族を巻き込む事もおすすめです。

例えば、夜寝る前に子どもと1日の振り返りを話す時間を持つのはいかがでしょう。

「ママは今日は新しくこれをして、上手くできた時が楽しかったよ。大変だったのは、ばたばたしちゃった朝の時間。」

「○○ちゃんは、今日一番楽しかったのは、いつ？」

なんていう風に。

こんな風に寝る前に子どもと会話が出来ると、落ち着いた状態でお互いの感じていること、気持ちが伝わります。私も実践しているのですが、この少しの時間が、意外と侮れないのです。例え、一言でも話しておくと、「ママがんばったんだね」と労ってくれたり「ママこれが大変だって言っていたよね。こうしたらいいんじゃない？」なんてこどもがよく覚えていてくれたり、一緒に考えてくれることもあります。

素直な気持ちを話すことで、家族との絆も深まりますね♪

予定を詰め込み過ぎちゃうという方は、気持ちの振り返りをぜひやってみて下さいね。

振り返りをすることで新しい発見があるはずです。

★アーロン博士のHSPセルフチェックご紹介♪