繊細なあなたへ～HSPについて知ろう➄HSS/HSPさんへ贈る、やりたいことをやるための効率化

こんにちは！HSPメッセンジャーのいくたはるなです。

さて前回は、「つい勢いで動いて、反省会しちゃう時は」についての記事でした！

本日も、HSP（Highly Sensitive Person）さんと、刺激を求めて動くタイプのHSS（High Sensation Seeking）を合わせ持つ方へお届けしたい話題です。

とにかく、予定詰め込みすぎ問題をよく起こすHSS/HSPさん。お話を伺っていると、「子どものことや仕事などしないといけないことがたくさんあるけど、ママ自身も自分がやりたいことをどんどんしたい！」という気持ちがある方が多いんです。やりたいことをやれてないと、大人でも子どもでもとてもストレスになりますよね。

そこで今回は、そんなやりたいことがたくさんのHSS/HSPママへ向けて、やりたいことをどんどんするための効率化のお話をしたいと思います♪

■「時間が足りない！」と感じた時に必要な視点

「やりたいことがたくさんある。そうすると時間が足りない！」－HSS/HSPさんは、常にそんな状態になっていませんか？

私自身もそうで、「子育ても楽しみたい」「自分の仕事や好きなことも取り組みたい」という思いから、「このままじゃ時間が足りないぞ！」とハッと気づき、「でも、諦めたくない！」という気持ちで、「この限られた時間をどう使うのか？」の試行錯誤が始まりました。

そこで、気が付いた重要な視点をお伝えします。

「やりたい！」「やらなきゃ！」がいっぱいありすぎる時や、常にその状態になってしまう時には…

「長期視点で見る」ことが必要なんです。

「長期視点で見る」とは、一旦落ち着いて今のやり方を見直すこと。

例えば、

・やりたいことを直近1か月などいっぺんに詰め込まず、半年や1年間といった長期スパンで取り組めないか考える

・物の置き場所や配置を変え、「仕組み化」を試みる

・子どもたちや家族と相談して、朝時間の過ごし方や各役割を作り上げていく

などです。

■そもそも自分でやることを手放す

やり方を変えていくのには、家族や他の人に頼んだり機械を使うなど、「そもそも自分でやることを手放す」ということも含まれます。例えば私の場合、「食材の買い物はほぼ自分で行かないようにする」「食洗器導入」など。これが最初は勇気がいるんですが、ものすごく生活を変えてくれました。いま導入を考えているのは洗濯乾燥機です。

■必要なことに上手く時間を使っていくには？

2年前、「時間がぎりぎりになってバタバタするのが嫌だな」と思った時、まず朝活を始めてみました。元々は「朝は寝たいし、朝型じゃないし、早起きなんて絶対無理」と思っていました。でも夜は子どもたちと寝てしまうし、「そうすると朝しかないじゃないか！」と考えるようになり、5時代に起きることができるようになったんです（冬は寝ちゃうことも多かったのですが、一度習慣になると勝手に目覚めるように。身体って凄いですね）。

また、「何にどれくらい時間がかかっているのか？」を手帳にメモしてみました。これも元々は「そんな面倒くさいことイヤだ！絶対できない！」と思っていたのですが、一回やってみようということで手帳コンサルの方に相談し、できる範囲で記録を付けてみたのです。すると驚くことに、一つのメッセージの返信に悩みすぎて、30分かかっていることも多々あったんですね。ほかに、せっかく早起きしたのに、SNSを見ているだけでうっかり1時間も過ごすことが何度もありました。そこから「自分がしたいことをするために効率化しよう！」と思い、工夫を始めました。

ちょっとしたことですと、

・仕事で苦手なことや時間がかかることは、「時間がかかりすぎているな」と気づいた時点で「私がやると時間がかかりすぎてしまって」と人に相談する、頼る

・便利で使いやすいアプリやツールを使う

（グーグルドライブやよく使うwebページのタスクバー登録など）

・子どもが自分でお皿を取れるよう配置を工夫する

・悩んでしまう買い物、細かい調べもの、お店選びは人に任せる

・Instagramで家事やお掃除の時短テクニックをリサーチして実践！

（洗濯後すぐにアイロンをかけたり）

・イヤホンで動画の音声などを聞きながら、洗濯物やアイロンなど家事をする

（スマホ＆イヤホンマイク傍らに家事をするようになり、スマホがちょうど入るポケットの服が大活躍するようになりました）

「家事をしながら話したい人と電話するのも、ストレス発散になるから一石二鳥！」など、こんなこともやりたいことをやるための効率化の一つかなと思います。

■子どもとのコミュニケーション