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生涯の家庭円満!子育て期に夫婦で育てる「最強パートナーシップ」③/産後の夫にイライラ!?

こんにちは!夫婦修復カウンセラーの髙田みすみです。

「家族の明るい未来に向けた夫婦のパートナーシップ」のヒントを発信する本連載。

3回目の今回は、「夫婦不和のきっかけの多くは子育て中にある?!」というちょっと聞き捨てならないお話です。

 

ご主人の浮気の理由

ご夫婦の問題を抱えて私の所に来られるお客さまに「問題の原因は何だと思いますか?」とお聞きすると、大体の方から「子育て中の自分の行動に問題があった」という答えが返ってきます。

 

いったいどういうことでしょう?

夫婦円満で幸せな生活をしてほしいという思いからこれからのお話はお伝えしたいと思います。

 

ちなみに、一般的に女性は「愛されている」「大事にされている」という感覚が満たされると安心感や幸福感を感じやすい一方、男性は「自分はすごいんだ!」とか「自分って頼りにされてる!」という気持ちが得られると心が満たされる傾向にあります。

 

ご主人が浮気など夫婦の問題を引き起こす理由としてはいくつか考えられます。

・妻が相手にしてくれない

・妻が子どもにガミガミ怒っている

・「自分はすごいんだ!」という自己有能感を感じられない

・「自分って頼りにされてる!」という自己重要感を感じられない

 

4つの項目をもっと簡潔に言うと、ご主人の浮気の理由の多くは、家に居場所が無く、寂しいという気持ちからなのですね。

では、何故ご主人たちはそんな気持ちになったんでしょう。

 

子育てするのは当たり前でしょう?!

子どもが生まれてからこんな変化はなかったですか?

・妻から母親になった途端、夫が眼中に入らなくなった

・子育てで自分の時間が一気に無くなったと感じ、また思うようにいかない子育てにイライラしてつい子どもに怒りをぶつけてしまう

・夫が子育てに無頓着だったり、気が付かなかったりすることが多く、夫に対して怒りを感じてしまう

・自分が子育て中心の生活リズムになり、家庭が子ども中心の世界に変わってしまう

 

そうすると、夫は居場所がないとか、寂しいという気持ちを抱えてしまうようになるのです。

もちろんご主人たちも頭では分かっているのだと思うのです。でも、「頭で分かる」のと「心で感じる」ことは違うんですね。

 

私の場合、子育ても終わり結婚25年目に夫婦関係が最悪の状態になりました。

その時、夫が言った理由にびっくりしました。

 

「ママはずっと子育て中心だったでしょ?!それは仕方ないことだけど…」

 

私は「はぁ?!(怒)」っていう気持ちになりました。

「いや!子育てするのは当たり前でしょう?!何言ってるの?あなた子どもじゃないんだから」と心の声が思わず出そうになりました。

私たち女性には私たちの言い分がありますよね。

 

崩れる理想

元々結婚したとき、無意識のうちに夫に対して子育ての理想があったはずです。

きっと私の夫はおしめも替えてくれるし、私がしんどいときは子どもを公園に遊びに連れて行ってくれるだろう。

夜泣きしたら交代で子どもをあやしてくれるに違いない。そんな理想があったはず。

しかし、それがことごとく崩れて行く。

 

友人からこんな話も聞きました。

子どもの風邪がうつり、ご飯を作る体力もない。

子どももお腹が空いている。夫はまだ仕事から帰ってこない。そんな時、

 

「今日、俺ご飯どうしたらいい?」

 

こんな夫の返答に頭の中はハテナ(?)だらけ。

「え?『どうしたらいい』?ちょっと待ってちょっと待って。『大丈夫?なんか買って帰ろうか?』ではないのかい??」と思ってしまいます。

実際、友人は20年以上も経った今も時々、この話を思い出し夫への恨みを語ります。

 

女性にしてみたら、愛する家族に対して、愛する妻に対して、あまりにもひどい対応だと思いますよね。

まさに理想がガタガタと崩れ、夫の態度に落胆してしまうことでしょう。

 

嘆き苦しむ貴女にならないために

そんな夫の理解不能な行為の連続から、「どうせ!夫は…」という気持ちに日々固定されていき、そうすると愛する夫に対して段々と態度に敵意が出てくる…。

 

それは、

・文句

・無視

・爆発

として表に現れてくることさえあります。

それに相応するかのように夫もますます妻に寄り添う態度は減ってきて、それが行きつく結果として上手くいかない夫婦関係を築いていってしまうのです。

結果、何かしらの家族機能不全が起こってくるようになります。

 

そうなってから、「夫と仲良くなりたい!子育て一段落したし、夫婦で温泉旅行にでも行きたいと思っていたのに、こんなことになるなんて」と気づくのは非常に辛い事。

 

「こんなに子育ても家の事も頑張って、自分を犠牲にしてきたのに…」

「夫にこんな裏切られ方をして、いったい私の人生って何なの?!」

と嘆き苦しむ貴女にはなってほしくないのです。

 

「じゃあ具体的にどうしたらいいのか?」ってことですよね。

具体的な方法は次回からお伝えしますが、まず是非やっていただきたいのは、「ご主人は寂しい気持ちを持っているかもしれない」という目線を少しだけ持つことです。

「子どもがもう一人いる」くらいの感覚でも良いです。

ちょっとだけご主人の寂しさに心を馳せてみてくださいね。

 

貴女の夫婦円満を応援しています!

 

高田みすみ(夫婦修復カウンセラー、公認心理師、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー)

カウンセラー歴16年。延べ6000件以上の相談経験と、どん底の関係からとても仲の良い夫婦に変われた経験を元に、生涯愛される妻になれるヒントや方法をお伝えしています。

 

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☟過去の記事はこちら

・生涯の家庭円満!子育て期に夫婦で育てる「最強パートナーシップ」②/母親になるって大変!

・生涯の家庭円満!子育て期に夫婦で育てる「最強パートナーシップ」①/25年目に気づいた夫の大切さ

 

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