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気軽に子育てしませんか?~先輩ママに聞く「知ると育児が楽になる知識&活用術」⑩エネルギーワーカーこばやしかつよさん「潜在意識を味方につける」(後編)

毎日続く子育て、大好きな我が子と接して幸せなはずなのに、ときに辛く当たって後悔したり、関係性に悩んで落ち込んだり…。

「なぜこんなに苦しいのか…」「こんなはずじゃなかった…」-そんな風に思ってしまうときありますよね。

岡山で実際に子育てに励むママさんに、日々の育児ストレス解消子どもとの関係性のヒントとなる知識&活用術をご紹介いただく本連載。

今回は、エネルギーワーカーこばやしかつよさんの後編。「潜在意識を味方につける方法」について教えていただきます!

こんにちは。

エネルギーワーカーのこばやしかつよです。

前回は、このコラムに目が留まる方は私と同じエネルギーをお持ちで傾向も似ているかと思い、少し先を生きる自身の経験をシェアさせていただきました。

今回はセッションを通して感じたこと、「潜在意識を味方につける方法」をお伝えしたいと思います。

 

無意識へ蓄積される情報

潜在意識は「無意識領域」です。

生まれたての赤ちゃんには「生きていく本能の部分」しかありません。

かけられた言葉やおかれた環境など、すべての情報が善悪の判断なしに潜在意識へ蓄積されていきます。

そして、その情報をベースに性格が形成されます。

7歳ごろまでに蓄積された情報は性格形成に大きく影響するので、大人になってからセッションやワークを通して書き換えることも可能ですが、親の思考や関わり方はとても重要だといえます。

 

「マイナスなイメージ」を実現させないためには?

19世紀アメリカの自己啓発作家ナポレオン・ヒルの書籍「思考は現実化する」にあるように、現実は思った通りになります。

脳は、「~が実現しない」という否定形はイメージできないので、私たちは普段より強く思い描いてしまうマイナスな状況を作り上げてしまいがち。

そうならないためにはどのように育児すればよいのでしょうか。

親子でそれぞれクリアリングセッションを受けられた方のお話です。

お母さんのご相談は娘さんの結婚について。相手の生活状況に不安があり、心配されていました。

また娘さんもご自身の結婚について悩まれていました。

お互いどんなセッションだったかは、親子であっても内容は口外しませんので、お二人が話し合わない限り知ることはありません。

私が感じたことは、お母さんの愛がとても大きく、また娘さんもその愛を一身に受けて成人されたのだなということ。

子どもが最も必要とするものは間違いなく「愛」だといえます。

「自分は愛されている」「存在しているだけで価値がある」という思いがベースにあると、様々なことに挑戦できます。

それは困りごとができても、「自分を受け止めてくれる」「必ず味方になってくれる」という安心感があるから。

お母さんは娘さんの将来に対し「うまくいかないマイナスイメージ」を持たれており、そこには「苦労してほしくないという親心」が溢れていました。

こういうとき、どのような思考でいればよいのでしょうか。

問題が明らかな場合は反対することも必要になってきますが、イメージすることは娘さんの幸せであり「起きてほしくない現実」ではありません。

「苦労してほしくない」のであれば、マイナスなイメージではなく「笑って幸せそうに過ごしている姿」を思い描けばよいのです。

そのイメージがあれば、娘さんに対する言葉かけや態度も変わってきます。

お母さんが娘さんの幸せな毎日をイメージできれば、娘さん自身も同じくイメージできるようになります。

お母さんには「イメージの大切さ」、娘さんには「お母さんの愛の大きさ」をお伝えさせていただきました。

 

「言葉を変える」

続いては、長女が年長さんのときの発表会前のお話。

園長先生から、「娘さんは毎日頑張って練習しているのですが、一時間のうち何度もトイレに行くので心配」というお話を聞きました。

それを受け、毎朝「発表の途中はトイレに行けないから早めに行っておきなさいよ」と声かけしていた私は反省。

私の心配が娘を追い詰めていたのだろうと思うと申し訳なくなりました。

それからは娘が不安な思いを口にするたび、「大丈夫!本番に強いから!!」と伝えるように。

はじめは意識的に口にしていましたが、そのうち私自身「娘は本番に強い子」だと疑わなくなりました。

発する言葉を変えただけで、「思い込み(潜在意識)」を味方につけることができた私の体験例です。

娘も「お母さんが言うのだからそうなのだろう」と思うようになり、必要以上にトイレへ行かなくなりました。

年を重ねてからも「小さいときから本番に強かったから大丈夫!」と伝え続け、高校受験の緊張も乗り越えられました。

そして息子も「お姉ちゃんと一緒で本番に強いから、お母さん心配してないよ」と伝えて育てました。

もちろん本心からそう思いながら伝え、息子自身も「自分は本番に強い」と思い、実際そうでした。

潜在意識を味方につける最も簡単な方法は「言葉を変えること」です。

自分の声は、自分が一番よく聞いています。

自分の声で聞いた言葉を潜在意識に溜めていき、それを元に判断や思考するのでとても有益です。

今困りごとがあるなら、お母さんの思い込みや思考癖を変えることからやってみましょう。

お子さんへの言葉かけや態度も自然に変化していきますよ。

 

「違和感」を大切に

またお子さんの「心の声」を聞くことも重要。

忙しいと“発せられる言葉”だけを聞いてしまいがちですが、心の声=“潜在意識からの声”はしっかり向き合わなければ聞き取るのは難しいものです。

「なぜそう思うのか」「本当はどうしたいのか」など、よく見たり聞いたりしないとわからないこともあります。

そのとき大切にしていただきたいのは「違和感」です。

お母さんの感じ取る違和感はほぼ当っています。

言葉のコミュニケーションがとれるようになるとそこだけを受け止めがちですが、違和感があったときは特に表情をよく見てください。

本人も気づいていない「潜在意識と顕在意識のずれ」が表れているかもしれません。

本心に気づき、正直に伝えてよいことに気づくと、お子さんは「ありのままでよいのだ」と“自分に許可”が出せます。

お母さんご自身にも少なからずずれはあると思います。

理想の自分でなかったとしても否定するのではなく、「大切にしたいものは何か」を深堀りしていくことをおすすめします。

きっと育児も生き方も楽な進め方が見えてきますよ。

 

↓こばやしさんの過去のコラムはこちら↓

人生に花が咲くクリアリング~心のブレーキを外します~①/潜在意識のお話

人生に花が咲くクリアリング~心のブレーキを外します~②/エネルギーのお話

 

↓過去の「気軽に子育て」はこちら↓

⑨エネルギーワーカーこばやしかつよさん「潜在意識を味方につける」(前編)

⑧セルフコンパッションニスト・陽野(ひの)ひかりさん「親子・パートナーシップをより良くする方法」(後編)

 

↓「ライフ」のほかの記事はこちら↓

覗いてみよう!こどものお稽古「バレエ教室編」

キラリ★パパさんママさんVol.37大橋未基さん(岡山市、スぺースむすひオーナー)

 

こばやしかつよ(Healing Salon ぽかぽか)

歯科勤務6年半、介護職15年を経てクリアリングと出合い、セッションを受けて人生が大きく変化。

自分と同じように葛藤しながら生きている方のお役に立ちたいと思い活動中。

セッションのお問い合わせ、ご予約は公式ラインよりお願いいたします。

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