毎日続く子育て、大好きな我が子と接して幸せなはずなのに、ときに辛く当たって後悔したり、関係性に悩んで落ち込んだり…。
「なぜこんなに苦しいのか…」「こんなはずじゃなかった…」-そんな風に思ってしまうときありますよね。
岡山で実際に子育てに励むママさんに、日々の育児ストレス解消や子どもとの関係性のヒントとなる知識&活用術をご紹介いただく本連載。
今回は、「思春期になっても親子の心の距離ゼロに!」をテーマに活動する勇気づけコミュニケーション講師・うめがきりえさんによる後編。
子どもの心をつかむコミュニケーションについて伺います!
こんにちは!
前回に引き続きコラムを担当させていただきます。
「子どもとの信頼関係を築き、心の距離を近づける方法」についてお話しした前編。
後編では「子どもに届く気持ちの伝え方」をお伝えします。
「子どもが言うことをきかない!」
“子育てあるある”ですよね。
なかなか起きない子どもに「学校行くの?行かないの?」-。
「帰ったらカバン置きっぱなし」
「いつまで玄関に置いているの!」
「早く片付けなさい!」
「遊びに行って帰ってくるのが遅い」
「何時だと思っているの!」
「早く帰りなさい!」
こんなやり取り繰り返していた私。
この他にも数え切れないくらい怒っていました。
始めは怒られるから言うことをきいていた子どもも、次第に反発し始め「あぁ言えばこう言う」に。
余計に私の怒りは増していました(苦笑)
なんで私は怒っているんだろう?
そのときは自覚していませんでしたが、「怒る」ことで「子どもをコントロール」しようとしていたんです。
「怒る」ことで私の思うように動いてほしかった。
でもそれでは子どもの心には伝わらないです。
伝わらないだけでなく、親子の心の距離も開いてしまいます。
「怒り」でコントロールしようとする親に対して心を開く子どもはいないですよね。
「もう嫌だ!」「やめて!」と心のシャッターを下ろしちゃうかも。
実際に私もその経験あります。

前編では、子どもから心のシャッターを下ろされ焦った私が始めたこと-「子どもの話を聴く」について書いています。
でも同じように大切なのが「気持ちの伝え方」です。
私は自分の気持ちを「怒る」ことで伝えることが多かったです。
でもこの「怒り」にはその元となる気持ちがあるんです!

それは「心配」「不安」「寂しさ」「悲しみ」など。
例えば、遊びに行って帰りが遅いと考えてしまうのは、
「冬の夕方は日が暮れるのが早い」
「車も多くなる時刻」
「17時には帰ると約束したのに…」
薄暗くなる外を見ながら思うことは「何かあったのかな」「事故に遭ってないか」。
いろんなことを考え始め外まで様子を見に行く-そこに呑気に帰ってくる息子。
見た瞬間、「何時だと思ってるの!」「17時には帰る約束でしょ!」と「お帰り」の言葉でなく怒りで迎えていました(苦笑)
この「怒り」の元の気持ちは子どものことが「心配」、そしてなにかあったのではないかと「不安」な気持ちから生まれていたのです。
これを“すっ飛ばして”雷を落としていました。
楽しい気持ちで帰ってきたのに、怒られたら子どもも気分は良くないですよね。
お互いに険悪なムードになることばかりでした。
お互いにとって良い関係へと変えていくには、
「なかなか帰ってこないからなにかあったのかと心配になったよ」
「無事に帰ってきてくれてよかった」
そう気持ちを伝えることです!
怒ることより心配していた気持ちを伝える方が、子どもには伝わります。
そして子ども自身も、「お母さんに心配をかけてしまった」と感じると「次からはどうしたらいいか」と考えてくれます。
実際、「今度からは時間を確認する」と言ってくれたり、遅くなるとわかっているときは前もって言ってくれたりするようになりました。
感情的になると子どもも感情的になります。
相手に気持ちが伝わる言い方をすれば、子どももその伝え方をお手本としてくれます。

「子どもの話を聴く」
「子どもに気持ちが伝わる言い方をする」
この二つが、私と息子たちが信頼関係を築く上で「初めの一歩」になりました。
「信頼し合える親子になりたい!」
そう思ったらまずママからの接し方を変えてみてください。
できることから少しずつ始めることがポイントです!
あれもこれもと一気に始めると自分がパンクしちゃいます。
また上手くできない自分にガッカリし、自分を責めてしまう原因になってしまうことも。
これも私がやってしまったことなんですけどね(苦笑)
「こうしたらどんな変化があるかな?」と力まず楽しみながらやってみてください。

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うめがき・りえ
我が子の不登校や子育てを通して、心の健康や親子の信頼関係を築くことの大切さを実感。同じように子育てに悩むママの力になるため、親子のコミュニケーション講師としてアドラー心理学、色彩心理学を用いた講座、ワークショップを開催。任意団体cotocoto.cotoのスタッフとしても活動中。
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