/掲載日:2020年05月08日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:13ページ/
外出自粛が続く中、一流選手の指導で、体を自宅で動かしませんか? 鳥取県はこのほど、「うちで運do!」キャンペーンとして、同県ゆかりの選手が、家の中で簡単にできる運動を紹介する動画を作成、ユーチューブで公開した。
動画は3種類で、アーチェリーの2012年ロンドン五輪女子団体銅メダリスト、川中香緒里さんによる「肩甲骨周りの筋肉をほぐす」ストレッチ(ゆったりと取り組みたい人向け)、18年世界相撲選手権団体優勝の西郷智博さんの「四股」トレーニング(下半身をしっかり動かしたい人向け)。そして12年世界空手道選手権大会チャンピオンの宇佐美里香さんの「突きの動作を応用したトレーニング」(アクティブに体を動かしたい人向け)。
空手の動画では、大きな声を出す「気合」や、子どもと一緒に、新聞紙を突きで破る様子も披露され、宇佐美さんが「ストレス発散にもなるし、子どもたちは絶対にはまります!」と語り掛けている。鳥取県の担当課は「うまく活用して気分転換してもらえたら」としている。