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沖縄の絵本再販 福音館 首里城基金へ寄付

/掲載日:2020年06月26日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:19ページ/

 

昨年10月末に起きた首里城の火災を受け、福音館書店が絵本「琉球という国があった」(上里隆史・文、富山義則・写真、一ノ関圭・絵、1430円)を再販した。売り上げの一部は、沖縄美ら島財団の「首里城基金」に寄付される。

 絵本は小学生向けのノンフィクション系月刊誌「たくさんのふしぎ」として2012年5月に刊行。かつて「琉球王国」と呼ばれていた沖縄県の歴史をたどり、独特の文化や繁栄の秘密に迫る内容で、焼失前の正殿の写真などが使われている。

 品切れになっていたが、火災後に「歴史を知るための良い入り口になる」「悲しい出来事が起きた今だからこそ改めて読みたい」などの声が寄せられ、ハードカバーでの再販が決まった。

 文を担当した上里さんは、太平洋戦争で焼失した首里城の復元は「沖縄の人たちが戦争で奪われた自分たちの文化を取りもどす歴史でもあった」と指摘。「世界遺産になった首里城は、今や世界の宝。また姿を現すその時まで、少しでも本書がその力になれれば」とメッセージを寄せた。

 

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