/掲載日:2021年01月29日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:15ページ/
天文や気象、物理、生物など自然科学の基礎データを網羅した「理科年表」の2021年版が出版された。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行を受け、新興感染症について解説する読み物を掲載するなど、各分野の最新の研究成果や話題を盛り込んだ。
天文関連では銀河の距離を全面的に改訂、その経緯をトピックスで説明した。地学関連では日本の主な火山の分布を示す地図を新たに掲載。日本付近で起きた被害地震の年代表も、古文書を読み解いた成果を基に大幅に改訂・増量した。
「理科年表2021」の机上版(左)とポケット版
丸善出版。机上版(A5判)は3520円、ポケット版(A6判)は1650円。