こんにちは!LaLa編集部のHです。
8月21日、親子で防災について学ぶワークショップ「LaLaスタディin MORINOMACHI PLAZA ボクやワタシの命を守るために 親子で学ぼう!防災のヒント」が開催されました。
私も参加した当日の様子をレポートします!
会場は、昨秋に岡山へ新しくできたお洒落な複合商業施設「杜(もり)の街グレース」内の一角。夏休みの終わりに小学生親子が集まり、楽しく防災について学びました。
5年前、西日本豪雨という未曾有の災害を体験した岡山。防災って大切なことだって分かっているけれど、家族で取り組むきっかけがつかめないことがありますよね。
今回の講師はLaLa編集部で防災士のボウズ満恵さん。西日本豪雨の被災親子支援をきっかけにNPO法人を設立し、ワークショップなどを通して家族の命を守るためにできることなどを啓発。まちの防災士として地域でも活躍されています。
「夏休みの宿題した人ー!」-そんな一言目から始まったワークショップ。親子で楽しく工作しながら防災について学びます。
取り組んだのは、7月6日発行の山陽新聞特集に載っていた「西日本豪雨から生まれた防災ハンドブック」づくり。
見開きに掲載された全16ページがきちんと順番通りになるよう切り折りして、手のひらサイズの冊子を作っていきます。
大きな新聞を山折りや谷折りにしたり、はさみでまっすぐ切ったりするのは意外と工夫が必要で、子どもたちは一生懸命。親子で協力する姿も見られました。
切って、
折って、
最後はホチキスで止めて、
完成!
これで家に置いておくと安心な防災ハンドブックができました。
ハンドブックはとてもかわいいイラスト入り♪災害のとき実際に困ったことなどリアルなお声を反映した、コンパクトながら貴重な内容です。
次にそのハンドブックを見ながら、ちょっとしたワークにも取り組みます。
「自分が大切にしたいものは何か?」
「それを守るためにどうする?」
いざというときのことを親子で自然に話し合えるきっかけになりました。
「自分の大切なゲームは2階に置いておけば安心」など、子どもたちも想像力を働かせていましたよ。
ボウズさんからはハザードマップについてや実際の現場でのお話も。
お年寄りの方に避難を呼びかけたエピソードでは、「大人が伝えても全然動いてくれなかったけど、子どもの一声で気持ちが変わって一緒に避難できたんだよ。だから子どものパワーはすごいんだよ」と紹介。
子どもたちも「自分も役に立てる!」という気持ちになるお話を聞かせてくださいました。
そのほか、災害時に使える新聞紙のスリッパや帽子などのご紹介もありましたよ♪
小学校へ出前講座もされているボウズさん。教育関係の方からの問い合わせも年々広がりをみせていて、学校などでの授業の見学も歓迎だそうです。
9月は防災月間。この機会に親子で話してみるきっかけを持ってみてはいかがでしょうか。
【編集後記】
災害に備えなくては…とは思っていても、平時はなかなかリアルな話をするきっかけを掴めないもの。
だからこそワークショップをしながらだと子どもも取り組みやすいですし、こういう機会があるだけで親子の防災力が高まり、ひいては地域の防災力が高まると感じました。
子どもたちも改めて自分の大切なものを意識したようですし、手作りの防災ハンドブックを見ながら、防災士の方のお話を聞ける場を増やしていけるといいな、周りの人に伝えていきたいなと感じました。
LaLa Okayamaではこれからも楽しいスタッフが親子の学びと交流をサポートします!ママの知りたい、やってみたいのお声をお寄せくださいね。(LaLa編集部・H)
参加者のみなさまから嬉しい声が・・・
・ボウズ先生のお話がとても分かりやすく、天気予報の例えなどお聞きして早速、保険証券の場所など再確認しました。工作は苦手と思っている息子ですが、何が必要かを考えるのが楽しかったそうです。皆様に助けていただいて完成した防災ハンドブックを、姉兄に見てもらいたいと嬉しそうにしています。本当に改めて考えるきっかけとなりました。ありがとうございました。
・子どもの自主性を見守ることができてよかったです。問いに対してそれぞれの意見を聞くことができてよかったです。
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