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【岡山・起業家ママ】vol.1 理想の働き方は自分でつくれる! 起業家ママストーリー まつ毛エクステサロン「EYELASH SALON Haru」代表・大森由佳梨さん

ママの日常にワクワクを♪
子育てママが幸せでいるためのヒント

家事に育児に、いつも家族優先で忙しいママ。
「家族の幸せは私の幸せだけれど、ホントは自分のことも、もっと大事にしたい」と思っていませんか?
LaLa編集部では、ママ自身がワクワクして何かを始めたくなるような新しい世界をご紹介。
ママの働き方・時短&効率・趣味など、子育て中のママが楽しく毎日を過ごせるヒントがいっぱいです♬

vol.1 理想の働き方は自分でつくれる!
起業家ママストーリー
まつ毛エクステサロン「EYELASH SALON Haru」代表・大森由佳梨さん


シリーズの第1回目は、『ママがやりたいことを仕事にしていく』 をテーマに、岡山市内でまつ毛エクステサロンを主宰する大森由佳梨さん(32)を取材。
現在、小学2年生(7才)の女の子と5才の男の子を育てているママさんでもあり、下のお子さんが6カ月になるころにまつ毛エクステのスクールに通い始め、卒業から約1年間の準備期間を経て、「EYELASH SALON Haru」をオープン。
起業後2年で理想の働き方に近づいた大森さんのマイ・ストーリーです。

―起業を考えたきっかけと、その時の状況を教えてください。

家計的にパートに出なければならない状況だったので、ネットで求人情報を調べていたのですが、企業側が求める条件はママにとって結構厳しいものでした。時給や勤務時間などに制限があったり、仕事内容も単純作業の繰り返しだったり…。自分の人生を考えた時に「“この時間”ってどうなんだろう?」と思ったんです。パートであっても契約社員であっても、子どもの病気や参観日などその時々で職場に休みを申請しないといけないわけで、それもストレスになりかねない。すべて自分の思うようにできることが他にあるんじゃないのかなと思いました。

 もともと美容師免許を持っていたので、やりたいことで時給がもっとよくなればいいなと思い、まつ毛エクステのスクールに通いました。当初は手に職をつけ、雇ってもらうつもりでアンテナを張ってきましたが、最終的には家庭・子育て・女磨き・好きな仕事など、「すべてを欲張って、自分らしく生きるための働き方を自分でつくりたい!」という思いがどんどん強くなり、『起業』という言葉が見えてきたんです。ですが、準備期間は収入がないため、考えた末、最後は夫との話し合いになりました。

 

―ご主人にはどのように伝えましたか?

ダメでもともとと思いつつ、正直に気持ちを伝えました。「起業は選択肢の一つではあるけれど、現実的ではないよね」というくらいのスタンスで。すると、「応援する」という言葉をもらえたんです!!!「1年間と期限を決めて頑張ってみたい」と伝えました。その1年間、すぐにお金になるとはいえ無理してパートなどをするのか、将来のための投資として勉強に当てるのかなど、いろいろと話しましたね。

 

―サロンを立ち上げ、2年間自分らしく生きる働き方をしてきて、実際に感じることは何ですか?

手帳のスケジュールが、好きな人との約束しかないんです!!!お客様を含め、大人になってからの友達や魅力的な恩師、純粋に会いたい人に会いたい時に会える。それがそのままビジネスにつながっていることが本当に幸せです。専業主婦を5年ほどしていましたが、スーパーと家との往復が日常だったころには想像もできなかった人との出会いがたくさんあり、世界も広がり、これが私の財産になっています。

 家族もとても協力的で、理解してくれるようになりましたね。自分の好きなことで毎日が満たされているので、ご機嫌な妻・母・嫁でいられる。嘘偽りなく話したり、甘えたり、頼んだりの関係が、少しずつ生まれてきています。自分を変えることで、大切な家族もご機嫌に変えられると知りました。

 難しさとしては、主婦の起業といえどもビジネスです。好きだけでは成り立たないことを痛いほど経験しました。壁にぶつかることもありますが、その都度学び、改善し、努力し続けることが大切であり、トータルイメージしていた働き方にはすごく近くなってきています。

 

―起業して2年で、スクール講師もされています。そのスピーディーさの秘訣は何ですか?

今、教えさせてもらっている生徒さんが何人かいらっしゃいますが、最初は「この段階でやっていいのかな」という不安もありました。その時、マツエクを私に教えてくださっている先生が「やっている長さではない」「やりたいことができる環境があるんだったら、すぐにでもやっていいんだよ」と背中を押してくれたんです。経験の長さは関係ない、とてもよい時代になってきていると思います。やってみたらできるかもしれないし、やってみないと分からない。後々振り返った時に後悔しない選択を大事にしています。

 今、起業が流行っていますが、「起業すれば必ずしも幸せになれる」とは思っていません。起業は女性が幸せに自分らしく生きることを考えた際の選択肢の一つです。好きな会社に仕事があって、そこで活躍できるという幸せもいいですし、家庭で料理を作ったり、掃除をしたりして旦那さんを支えることで生きがいを感じる人もいると思います。私の場合は「怖いな、やめとこうかな、どうしようかな」というタイミングでやらなければならない状況が生まれてきただけです。ですが、私は起業することで結果救われたので、その経験を伝えていくことができたらいいなと思っています。

 

―子育てとの両立やバランスは、どのように取っていますか?

たくさんの人や環境に助けてもらうことかと思います。実は私はもともと人に甘えることが苦手でした。何事も自分でしようとする性格だったのですが、子育てに関してはやっぱり無理で、自分だけではどうにもならないことがあります。そうなった時に家族や地域の支援センターなどをたくさん頼らせてもらいました。今は学童にもお世話になっています。

 誰も助けてくれないと、とてもしんどいですよね。でもそれは、実はアンテナを張っていないだけで、調べてみると選択肢は結構あるんです。私の場合、いろいろなところで「こういうことがしたくて」「こういうことで困っている」と具体的に伝えるようにしていたところ、意外と道が開けてきました。何事も言ってみないと分からない。そして、やってみないと分からないですね。

 それにつながる話ですが、何事にも「ない、ない、ない!」と思わないようにしています。時間がない、お金がない、自信がない…。これはただの言いわけだと思っていて、そうではなく、「どうやったらできるかな♡」というように、物事をどれだけいろいろな角度から見られるかを常に意識しながら、考えが凝り固まらないよう柔軟な捉え方を大事にしています。

―やりたいことがない!何かを見つけたい!そんなママへのアドバイスをお願いします。

会いたい人がいれば、勇気を出してとにかく会いに行ってください。自分が何をしたらいいのか、何が好きなのか分からない人は、とにかく「初めて」の経験を、すごく簡単なことでもいいので始めてみてほしいです。

 子育て中というただでさえ大変な中、「自分のテリトリーから出たくない」という気持ちもすごく分かります。そこから無理に出ようとする必要はありませんが、「出たいな」と思った時、自分が「こうなりたいな、でも自分には無理かも」と思う人に直接会ってみるのが一番の近道。今の日常から飛び出すのはとても勇気がいることですが、怖いというのは「知らないから」だと思うんです。まずは知ってみるところから始めてみてください!

 

■Information

目元数ミリで人生が動き出す!こだわりのまつ毛エクステ専門店

EYELASH SALON Haru

〒700-0805 岡山県岡山市北区兵団5-17
TEL 080-1945-8164
営/10:00〜16:00(最終受付14:00)
休/土曜
予約/LINE@ https://line.me/R/ti/p/%40bjf3878b

Instagram:https://www.instagram.com/omori_yukari/ @omori _yukari

blog:https://ameblo.jp/nubian-heritage-sun/ Haruまつげ

マツエクは女性の「なりたい私」を叶える手段であり、目的は別。「マツエクをした先にどんな私になりたい?」というワクワクするカウンセリングやコミュニケーションを大切にしながら笑顔の女性を増やされています。マツエクで人生が変わってきた経緯があるという大森さん。もともと目元にコンプレックスがあったそうですが、目元に対する美容の力を実感し、だからこそ、同じ悩みを抱える方に寄り添うことができるのだそうです。サロンはご自宅の一室にあり、とてもおしゃれで落ち着ける空間に。大森さんの人柄と愛のシャワーを浴びれば、見た目も心も素敵な女性になって、ニコニコになれること間違いなし!

 

【編集後記 】

ママも夢を持っていい !!!

子育て中は特に家族優先の毎日になってしまいますよね。だからこそ、自分のやってみたいことや、なりたい自分像を探していくことはとても大切。母業って空気のように当たり前で、わざわざ認めてもらえることも少なく、モヤモヤした気持ちが生まれることもありますが、そんな気持ちを自分の将来を考えるワクワクや、そのための小さな一歩の達成感で満たしていくこともできるのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。大森さんのストーリーには「私も自分らしく生きたい!」と思えるヒントがたくさん埋まっています。「自分はどうなったら最高に幸せか」、さらに言えば「一度きりの人生をどのように歩んでいきたいのか?」と視野を広げるところから始めてみるだけでも、世界がグググと変わってくるでしょう。(LaLa編集部・ノブヒトミ)

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