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Vol.21 UNBRANFORD(アンブランフォード)「空はいつも君と繋がっている」
子育てママにもっと音楽を!!LaLa編集部Hiyoの~Life with music~Vol.21

育児や家事に追われる私たち子育て世代。気づけば「ゆっくり音楽に浸る余裕なんてもてない」「音楽に触れる機会がすっかり減ってしまった」-そんな方も多いのではないでしょうか!?
そんな忙しいママさんに、良質な音楽で一時の休息を!日々の暮らしの原動力になりますように。

家族のために毎日頑張るママにこそ聴いてほしい、同じママ目線で厳選した音楽情報をお届けします。

子育てママにもっと音楽を!!
LaLa編集部Hiyoの
~Life with music~

 

本コーナー、2度目の登場となるのは楽曲「星を見つけて」を昨年の9月号でご紹介したUNBRANFORD。

矢田俊介(Vo./Key.)とパンツゴンザレス哲朗(Dr./Cho.)という、ピアノとドラムの異色J-POPユニットバンドです。

今年4月20日にはキャリア史上最大となるワンマンライブを岡山CRAZYMAMA KINGDOMにて開催。大きな夢に向け一歩前進を遂げました。同日に発売された8th Single「空はいつも君と繋がっている」は彼らがテーマとしている“聴いて下さる方に寄り添う音楽”をまさに表現。前向きで爽やかな同曲は子育て世代の心にもきっと寄り添う内容になっていると思います。
今回はニューシングルについては勿論、地元岡山で沢山の方に支えられながら撮影したMVの制作エピソードやワンマンライブの裏話など、沢山お話しをしていただきました。

               

―2月に「空はいつも君と繋がっている」(以下、空君)のMusicVideoをYouTubeに配信して以降、プロモーションでイベントやラジオ、TVに引っ張りだこでしたね

矢田 露出が増えた分、忙しかったですが、そのお陰で僕たちを知って貰えるきっかけになりましたし音楽活動の面でも確実に次に繋がっている気がして嬉しいです。

―4月20日に発売された8thシングル「空はいつも君と繋がっている」(全7曲収録)についてですが、制作秘話などありますか?

哲朗 表題曲の「空君」は実は4年前に1コーラスまではできていたんです。本格的に制作に乗り出したのにはきっかけがあるんです。2年前、姉が里帰り出産をするために他県から帰省していました。産前産後合わせて約4ヶ月帰省していたため、岡山を離れる際に、目を潤ませていたのを目の当たりにしました。その時に「この楽曲はみんなへのエールになるような曲に仕上げたいな!」と思って、創り上げていきました。

―私も何度も聴いていますが、特に子育て世代の方にも響く楽曲だと思います

矢田 子育て世代の方に関して言えば、それぞれが家庭を持つようになって生活の拠点が変わったり、若しくは子供が将来的に親元を離れたりする事になっても“みんな同じ空で繋がっているよ”ということも歌っているので長きに渡って皆さんに寄り添っていける楽曲だと思います。

―「空君」のMVについてですが、岡山市内で撮影されたんですよね?

矢田 はい、去年YouTubeに配信した「星を見つけて」も岡山県(井原市美星町)で撮影したんですが、今回はルネスホールの地下と山田グリーンパークで撮影しました。

―前回よりスケールアップした感じですね!

哲朗 今回は東京からカメラマンの方が撮影に来て下さいました。出演してくれる演者さんを全国から募集した他、スタイリストさん、ヘアメイクさん、など沢山のプロの方が協力して下さいました。
一つの作品に大勢の方が携わって下さったお陰で素晴らしいMVを完成させることができた
と思います!

―2曲目に収録の「旅立つ君へ」は人生の門出にピッタリな応援ソングですね

矢田 この曲は「空君」のアンサーソングなんです。それを念頭に置いて歌詞にも注目して聴いて貰えるとまた違った捉え方をして頂けると思います。

―この楽曲を制作するきっかけとなったエピソードはありますか?

哲朗 大学卒業後の初めての夏に大学時代の友人が岡山に遊びに来てくれたんです。その友人との別れ際、バス停で見送っていた時に寂しくて心が動いた瞬間がありました。その時、1コーラス目まで一気に頭に浮かんで来たんです。

―その出来事があってから本格的に制作に取りかかった経緯は?

矢田 実は、「空君」MVの監督とは、大学時代に共に映画制作に携わった仲です。そのご縁で、「空君」のMVが出来ました。MVの撮影が終わった瞬間、監督と抱き合ったんです。その時に「旅立つ君へ」を仕上げたいと思いました。

哲朗 僕としてはCメロで歌っている“変われない事のもどかしさ”とそれでも「今」を否定したくないという思いがUNBRANFORDの「今」を表現しているような気がします。僕たちを支えて下さっている皆さんの温かさを感じながら少しずつ変わっていけると幸せだな、と思っています。


(キーボード・ボーカル担当 矢田俊介)

―では、3曲目に収録されている「ヴェィヴィーダルージェ・ドドンパ」ですが、リリース前にすでにタイトルが話題になっていましたね!

哲朗 ありがたい事ですね。UNBRANFORDは「うぬぼれ野郎」や「パッパラッパッパチーノ」みたいな個性的な曲がいくつかあるんですが、この2~3年それらを超える曲が無く多少苦しんでいました・・・。去年の5月にイントロを作った時点で楽曲の方向性は見えていましたが、完成までには時間がかかりました。

―「ヴェィヴィーダルージェ」って言うワードはいつ思い浮かんだんですか?

哲朗 去年の秋、空を眺めていた時、「ヴェィヴィーダルージェ」って言葉が急に舞い降りてきたんです。この言葉はメロに乗せて歌にするしかない!という使命感に駆られました!(笑)

矢田 "ヴェィヴィーダルージェ"って幸せのおまじない(呪文)らしいですよ!(笑)

                     
(ドラム・コーラス担当 パンツゴンザレス哲朗)

―曲のテーマは「商店街」だと聞いていますが?

哲朗 そうです。この曲で伝えたいのは「何事も自分次第」っていう考え方なんです。
制作していく中で、中之町商店街(岡山市北区表町)のまる子さんという方がいらっしゃるんですがその方からヒントを頂いて商店街をテーマに作っていきました。

―この曲はドラムが難しそうですね

哲朗 そうなんですよ!特に、Cメロ(「待って、ドンドン」)の前のドラムが凄くややこしいと思います。(笑)ドラムを演奏されている方はそこに注目して聴いて欲しいです!

―テーマに沿って楽曲を作るのが上手ですね

哲朗 基本的には自分の心が動いた時に楽曲制作する事が多いですが、タイアップなどでテーマを頂いて作り込んで行くのも新鮮で楽しいですね。

―4月20日にクレイジーママキングダムで開催されたワンマンライブでは新曲を含む全18 曲を披露しましたね、手ごたえはありましたか?

矢田 最初は緊張したんですが、終盤になるにつれて、気持ちも高揚してきてアンコールの最後にやった「ヴェィヴィーダルージェ・ドドンパ」ではお客さんがみんな手を振って乗ってくれたのが嬉しかったです。またぜひこの景色を見たいなと思いました。

―本番では「星を見つけて」の演奏中にファンからのサプライズな演出(曲の終盤に事前に配られたペンライトを灯す)があり感動しましたね!

矢田 そうですね!矢田の頭の中は感動の嵐でした!!

哲朗 前もって何も知らされていなかったので、最初は驚きを隠せなかったです(笑)
でも、改めて“皆さんに支えてもらっているなぁ~”と感動しながら演奏していました!
        

珠玉のバラード「星を見つけて」では、ペンライトによるお客さんからのサプライズも!


―2人で作業している分、2月以降とても忙しそうでしたね

矢田 そうですね、CDもワンマンギリギリで納品でしたしグッズの発注もギリギリでした(笑)

―2人にとって音楽活動をする上で原動力になっている事は何ですか?

哲朗 UNBRANFORDの音楽を良いと感じ、支えてくれている人がいることですね。

矢田 自分なりに少しずつ成長していると実感する事が多くなっているので、変わっていっている自分自身が今の原動力ですね。

―UNBRANFORDとして結成4年目を迎えました。現在の心境はいかがですか?

哲朗 昔にくらべ、言葉にしなくても相方(矢田)に伝わる事が多くなって来たのでそういう面ではフレキシブル(柔軟)に楽曲制作ができています。

矢田 昔は有名になりたいという思いだけが強かったんですが、今は音楽への拘りも出てきてボーカルとして音楽への思い入れがドンドン強くなっています。

―お二人にとって憧れや目標とするアーティスト(人物)はいますか?

哲朗 僕はレミオロメン・藤巻亮太さんです。独特だけどとても耳に残るメロディーラインと包容力のある歌声に憧れています。UNBRANFORDはまだまだ未熟ながら目標にさせていただいております。

矢田 目標としている人は今のところいませんが、誰かに目指して貰えるようなアーティストに僕たちもなりたいなと思います!


次なる大き目標に向けての第一歩となった自身最大規模で行われたワンマンライブの様子
(2019.04.20@岡山CRAZYMAMA KINGDOM)

―今後の活動について現在、決まっていることはありますか?
 
哲朗 夏は初めてのツアーに出ます!初日の大阪を皮切りに、全5公演を予定しています!ツアーファイナルはもちろん岡山で8月24日に決まっています(場所:土屋研究所)。本ツアーは、2人だけの音にこだわりつつ各地を回る予定です!

矢田 7月24日(水)は山陽新聞本社のさん太広場で開催されるビアガーデン「すいすいさん太」に出演する事が決まっています。その他にも、岡山国際音楽祭を始めイベントにも多数出演予定です!

―UNBRANFORDのファンの方にも子育て世代の方が多いと思いますが、聴いて下さる方に一言お願いします

哲朗 今回出したシングル「空君」はCD全体を通して“前向き・前に進んでいる”というテーマがあります。このCDは前向きになりたい時にこそ聴いて欲しいので、子育てで疲れている時や壁にぶち当たっている時に是非、聴いてください!

矢田 猫は相手をしたら若干飽きっぽさを表情に出す事がありますよね。犬の場合はずっと構って欲しそうにしてくるじゃないですか、ペットにも種類があるようにUNBRANFORDの楽曲も様々な楽しみ方をしていただき、子育て世代の皆さんの癒しの一部分でありたいな。と思っています。

哲朗 何の話やねんっ!!(笑)

矢田 以上!UNBRANFORDでした~!


編集後記

前回、(2018.09)のインタビュー以来、彼らと接する機会が多くありました。この月日の中で数え切れないほど様々な事が起こりましたが、それらを乗り越え無事、ワンマンライブを開催。
ニューシングルも世に出す事ができ、沢山の思い出と共に一回りも二回りも成長した、とインタビューを通じて感じました。
幅広い年齢層の方が来場したワンマンライブでは、キッズスペースを設置するなど子連れのファンにも配慮。相変わらず素朴で優しい彼らの人柄と、心に寄り添う音楽性で今後も多くの方に愛されるミュージシャンに成長してくれると思います。
7月26日からは初の県外ツアー「アンブラン×モンブランvol.4 TOUR 2019~はじめてのおでかけツアー~」を開催。
≪チケット予約はこちら≫から!
公演の詳細やその他の活動については随時HPを更新していますのでチェックしてみて下さい!!(N)撮影:カワグチユウ


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*ツアーの詳細についてはHPをチェック!随時更新していきます!

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