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子どもも喜ぶ♪
“わが家流”カンタンおせち

正月といえばおせち料理。
皆さんは作る派?買う派?それとも、用意しない派ですか?!
「子どもが食べないから」「旅行に出かけるから」「年末年始も店が営業しているから」
といった理由で、
最近は“わが家流”おせちで正月を祝う家庭も多いそうです。
そこで、“わが家流”に“カンタン”をプラスし、子どもも喜ぶおせち料理をLaLa編集部で作ってみました!

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『わが家流カンタンおせち』の守りたい5つのコト

①あくまで“わが家流”
おせちの意味や盛り付け方などを知ったうえで、「わが家流だから」を前提に!

②ストレスフリー
とにかく簡単に!フードプロセッサーや市販品なども有効利用しよう。
③早い段階のジャッジメント
「難しそう」「無理」と感じたら、迷わずスーパーなどで出来合いのものを買おう。
④見た目をかわいく
おいしさの8割は盛り付けで決まる(?!)ので、普段使いのプレートもアルミカップやピックなどでアレンジしよう。
⑤身近な食材
子どもがよく食べるのは結局いつもの食材!特別な食材を無理に使わなくてOK。

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■作ったものレシピ

【鶏ハム】

材料(4人分)
鶏胸肉   1枚
塩麹  大さじ3
ニンジン  1本
タマネギ 1/2個
調味料A(オリーブオイル…170cc、しょうゆ…80cc、酢…70cc、塩…少々)

作り方


①鶏胸肉と塩麹を袋に入れてもみ、15分以上置いておく。前日から冷蔵庫に入れておいてもOK。
②鍋に鶏胸肉が浸るくらいの水を入れ、火にかける。

③沸騰したら弱火にして8分、竹串を刺して透き通った汁が出てきたら火をとめてそのまま冷ます。
④冷めたら好みの厚さにスライスする。

⑤ニンジンとタマネギは3、4㌢角にカットし、調味料Aと一緒にフードプロセッサーで混ぜ、ニンジンソースを作る。④にかけたら完成。

【紅白なます】

材料(4人分)
ダイコン    1/2本
金時ニンジン  1/2本
塩    ひとつまみ
調味料A(酢…150cc、水…150cc、砂糖…40㌘、昆布…5㌢程度)⇒よく混ぜておく

作り方

①ダイコンと金時ニンジンを包丁やスライサー、フードプロセッサーなどで千切りにする。

②①をボールに入れて塩でもみ、10分以上置いておく。

③水気を切り、調味料Aを混ぜたら完成。
POINT
調味料は市販のカンタン酢やなます酢などをそのまま使ってもOK。

【煮物】

材料(4人分)
鶏もも肉   1枚
レンコン  1/2本
ニンジン  1/2本
サトイモ  3、4個
ゴボウ   1/2本
干しシイタケ 4枚
絹サヤ    6枚
昆布     1枚
砂糖  ひとつまみ
調味料A(みりん…大さじ2、薄口しょうゆ…大さじ3)

作り方

①鍋に昆布1枚と、10カップ分水を入れ、約20分ほど置いてから火にかけ、沸騰したら火を止めます。

手で触れるくらいまで冷めたら昆布を取り出して約3㎝×10㎝の長方形に切って結ぶ。
だし1カップ分は、牛肉巻き用にとっておき、結んだ昆布は、新しい鍋に残りのだし(9カップ分)と共に入れる。最初から結んである昆布を使ってもOK。
②サトイモは皮をむいて塩でもみ、食べやすい大きさに切る。
③サトイモと絹さやを下ゆでする。

④干しシイタケは砂糖を入れたぬるま湯(適量)に10分くらい浸してから、半分に切る。
⑤ゴボウとレンコンはピーラーなどで皮をむき、ゴボウは長さ3cm、レンコンは厚さ1cmにカットして水に浸す。
⑥ニンジンは好きな形に型抜きしておく。
⑦鶏もも肉を食べやすい大きさに切る。

⑥鍋にすべての材料を入れ、アクをとりながら、やわらかくなるまで煮込む。
⑨最後に絹サヤを入れたら完成。
POINT
下処理が面倒な方は根菜ミックスを使ってもOK!なお、今回は岡山市内の自然食料品店「自然食コタン」で購入した昆布を使いました♪

【赤飯】

材料(4人分)
もち米   3合
小豆の水煮 1缶
ごま塩 お好みで

作り方

①もち米は洗ってザルに上げ、水気を切る。

②もち米と小豆の水煮(汁ごと)を釜に入れ、炊飯スイッチを押す。

③炊き上がったら小さい丸形ににぎり、ごま塩をかけたら出来上がり。
POINT
レンジで温めるタイプの赤飯を使ってもOKですが、炊飯器で作る赤飯は思ったよりもカンタンなので、ぜひ挑戦を!

【牛肉巻き】

材料(4人分)
牛肉スライス 200㌘
インゲン     1袋
ニンジン   1/2本
だし     1カップ
みりん    大さじ3
しょうゆ    大さじ3

作り方

①インゲンの両端を切って下ゆでしておく。
②ニンジンは細切りにする。
③インゲンとニンジンを牛肉で巻く。

④巻き終わりを下にしてフライパンに並べ、少し焦げ目が付くまで焼く。

⑤だし、みりん、しょうゆの順番に加え、フタをして水分が飛ぶまで焼く。
⑥一口サイズに切って盛り付ける。
POINT
ニンジンは【紅白なます】用にスライスしたものを、だしは【煮物】のものを使えば楽ちん♪

【焼きエビ】

材料(4人分)
エビ(頭付き) 8尾
塩   約大さじ8
(1尾につき大さじ1)
竹串     8本

作り方

①エビはよく洗い、尾の方から竹串を刺してまっすぐになるようにする。


②エビの足の部分に塩をもみ込む。

③魚焼きグリル(あるいはフライパン)で焼く。目安は両面焼きで10~15分ほど。

【伊達巻】

材料(4人分)
卵     5個
はんぺん  1枚
砂糖  大さじ3
酒     少々

作り方

①フードプロセッサーにすべての材料を入れて混ぜる。
②よく熱したフライパン(大きめの鍋など)に①を流し入れ、様子を見ながら10~15分焼く。
③焼けたら、鬼すだれや巻きすなどの上に焦げ目が外側になるように置き、巻いたら完成。

POINT
今回は焼きすぎてしまいフライパンにくっ付いてしまったので、クッキーの型抜きでハート型や星型にしてみました。

【栗きんとん】

材料(4人分)
サツマイモ 大きめのもの1個
(小さいものは2、3個)
栗の甘露煮 1瓶

作り方
①サツマイモはピーラーで皮をむき、厚さ3㌢くらいに切る。
②栗の甘露煮はシロップと栗を分け、栗は飾り用の数個を除いて好きな大きさに切る。

③鍋でサツマイモをやわらかくなるまでゆでる。

④フードプロセッサーに③と②のシロップを入れ、なめらかになるまで混ぜる。フードプロセッサーのない方はヘラや手で混ぜてOK。

⑤切った栗を混ぜ、器に盛り付けて完成。

黒豆

材料(4人分)
黒豆       1袋(200㌘)
砂糖 2~3カップ(お好みで調整)

作り方

①鍋に黒豆とたっぷりの水を入れて火にかける。煮立ったら火をとめ、1時間程度置いておく。
②黒豆をザルに上げ、鍋に5カップの水と砂糖、黒豆を入れて火にかける。
③沸騰したら弱火にし、アクをとり、様子を見ながら1~2時間くらい、水が少なくなったら足していく
黒豆が指で軽くつぶせるくらいやわらかくなるまで煮る。

POINT
甘さは好みの加減で調整OK。煮汁から黒豆が出ないようにして煮ると、“ぷっくり”とした仕上がりに。今回は木のプレートにカジュアルなイメージで盛り付けたかったので、ピックに刺して【栗きんとん】の上に載せました!

■買ってきて盛り付けた食材

 

【刺身】

POINT
隣り合う刺身の色味が同系色にならないように並べるとキレイに!シソや飾り葉、レモン、ゆずなどで色味を加えてもいいでしょう。サーモンは薄く切り、優しく巻くだけで花のようになります。1枚のプレートに欲張って盛り付けすぎないこともポイントです。

【紅白かまぼこ】

①2色のかまぼこを準備し、適度な厚みで切り分ける。
②それぞれ上から見て、縦半分で切る。
③左右色違いになるように並べて盛り付けるだけで華やかに♪
POINT
おいしい厚さは11~12㍉ぐらいと言われているようです。

【数の子】

POINT
かつおぶしをかけ、あまり多くを盛りすぎないこと!

【生ハム】

POINT
クルっと巻いて、好きなピックでおしゃれに!

*その他「イクラ」「昆布巻き」「ゴボウのたたき」などもおすすめです!

■今回かかった材料費

約15,000円(調味料代は除く)

おせち料理を盛り付ける器をこだわりたい方は
日本の正月を楽しみたい!~自分で作るお重編~」を、
お屠蘇(とそ)の意味や作り方などを知りたい方は
日本の正月を楽しみたい!~お屠蘇編~」もご覧ください!


取材協力
今回は岡山市内にあるDIYSHOP&WORKSHOP「nats」のキッチンをお借りしました。

「スキをすきなだけ」をコンセプトにする「nats」は、おしゃれなDIY雑貨の販売や多彩なワークショップ、イベントなども企画・開催しています。詳しくはHPFacebookをチェックしてみて。

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