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グルテンフリー生活を実践しよう♪ ① ~小麦粉×グルテン×身体の意外な関係~

女性が大好きなパンやパスタ、ふわふわのケーキなどにも使われ、日頃から摂取する機会の多い小麦粉。

その小麦に含まれる「グルテン」という成分が、実は、アレルギー症状以外にも身体の不調を引き起こす一つの要因になっているのをご存じでしょうか?

とはいえ、グルテンのネガティブな側面を見るのではなく上手に付き合い、グルテンフリー生活を実践すると、食の世界が想像以上に広がり、暮らしの楽しみも増えるのだとか。

そこで、LaLa編集部では、グルテンフリー生活を実戦しよう♪をテーマに3回のシリーズで紹介していきます。

第一回目は、日本グルテンフリーアドバイザー協会を取材。

代表の中村由美子さんに、気軽に楽しくグルテンフリーを実践するヒントを聞きました。

 

*グルテンフリーに目覚めたきっかけ

中村さんは8年前に乳がんを発症。病を機にヨガを通して身体と向き合い、そして、マクロビオティック、ヴィーガン(完全菜食主義者)、酵素食などのさまざまな食について学びを深め、そして、実践を重ねました。その中で中村さんご自身に合ったのが「グルテンフリー」だったそうです。

 

食の世界に身を投じてみると、真面目気質な日本人だからこそ、「〇〇しなければいけない」と、ストイックなまでに実践する姿に疑問を抱くことに。元来、「食べることが大好き!おいしいものが大好き!」だった中村さんは、学び実践してきた食養の良いところをグルテンフリーに取り入れ、独自の考え方やメソッドを確立。小麦粉を使わずに、例えば、米粉やアーモンドプール、タピオカフラワーなどを作りたいものによって使い分け、粉の組み合わせと絶妙な配合を編み出します。「目指していたものにピッタリくる食感とおいしさの追求ができた時の喜びっといったらこの上ない!まるで研究者魂に火がつくような思い!」と話す言葉の端々から、中村さんのワクワク感が伝わってきます。

 

アレルギーだから譲歩して代替食品を選ぶのではなく、自分の身体に合ったものを快く選びたい—。グルテンフリーの食材を選択肢に加えることで、ママも子どもも“食の冒険”を大いに楽しむことができます。中村さんはたくさんのレシピ動画を公開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

*グルテンフリー生活での変化

中村さんはグルテンフリー生活を実践してから、血液の質やコレステロール値が驚くほど改善し、風邪を引くこともなくなったのだとか。友人との外食や仕事での会食の時はグルテンフリーに頑なにならず、どんなものも楽しくおいしく食ベるそうです。身体に負担がかかる食材も、普段から解毒排出できる力を養っておけば、外食後の食事調整でストレスフリー!「身体の声を聴くことは大切ですよ」と中村さん。大きな病を乗り越え、身体と食に向き合ってきたからこそ、その言葉には説得力があります。

 

*さあグルテンフリー生活を始めよう♪

グルテンアレルギーがなければ、週末だけの「weekendグルテンフリー」からスタートして、体調の変化を観察するのもおすすめです。

 

①そもそもグルテンって何のこと?

とても分かりやすく言えば、小麦とライ麦のタンパク質の種類のこと。このグルテンがアレルギーや腸の粘膜を傷つけるなどの腸疾患を引き起こす原因ともいわれています。また、小麦粉は米粉に比べて脂質が2倍以上高いといわれており、消化吸収の点からも米粉の方が内臓への負担が少ないのです。

 

②グルテンフリーな食生活とは?

パンやうどん、パスタなどの麺類、そして、ケーキやクッキーなどに使われている小麦粉を摂取せず、米粉やトウモロコシ粉などの代替品から調理される食事を選ぶ食生活。スポーツ選手やセレブリティーなどがグルテンフリーの食生活に変え、体質改善をし、良い成果を出したという話題をよく耳にしますよね。

 

③“隠れグルテン”食品は意外と多い!?

確かに、カレールーやしょうゆなどにも小麦が含まれています。ただ、アナフィラキシーやアレルギー症状などの特別な注意が必要な場合を除けば、一般の方は調味料に含まれている小麦粉の配分より、添加物の摂取を注視することも健康を維持する上で大切なポイント。神経質にならない程度に、原材料表示を確認する習慣をつけてみましょう。例えば、「乳化剤、増粘剤、着色料などのどれかが添加しているものは避ける」など、できる範囲で意識を向けていくといいかもしれません。

 

④楽しみながらグルテンフリー生活を続けるコツは?

まずは、「無理なく、ストレスなく、心地よく取り組むこと」が続けるコツ。市販のパスタやパンなどのグルテンフリー食品を気軽に取り入れてみて、次のステップとして自分でもグルテンフリーの料理を作ってみる。小麦粉の代替を探すことも楽しみの一つになりますし、何より料理のレパートリーが増えるというのはママたちにとっても嬉しいことですよね。そして、忘れてはいけないのが、私たちにとって最も身近な「米」の存在。普段の食事にパンや麺類が多い場合は、ご飯の日を増やすことも簡単にグルテンフリーを始めることの第一歩。お子さんやママのおやつにもドライフルーツやベジタブルなどの乾物類、ナッツや豆類などを取り入れるのもお手軽でおすすめです。

 

⑤グルテンフリー食品を賢く利用しよう!

日本ではまだまだ耳慣れないグルテンフリー食品も、欧米ではポピュラー。ネットで国内外の食材が幅広く手に入る時代なのでぜひ利用してみてください。米粉パンは購入後すぐにスライスして冷凍しておけば、1~2カ月程度は保存可能な便利食品です。

 

岡山県は農作物が豊かなのが魅力の一つ。県内で栽培、生産されている米粉一つとっても個性が違いますし、栄養分豊富な雑穀も産直ではよく目にします。また、四季折々のフルーツを十分に堪能できるのも岡山ならではの恵みです。県内に目を向けるだけでも、小麦粉の代替品探しは楽しい♬ぜひ身近な農作物を見直しながら、グルテンフリー生活をお楽しみくださいね。

 

■日本グルテンフリーアドバイザー協会

代表:中村由美子

TEL:090-4224-9631

MAIL:info@glutenfreeadvisor.jp

HP:http://www.glutenfreeadvisor.jp/

 

【編集後記】

私の娘は生後数カ月で顔が痛々しいほどの皮膚炎に。リーキーガット症候群という腸疾患で、グルテンアレルギーを発症していることが分かりました。現在はグルテンアレルギーは改善しましたが、「あの時、中村さんと出会っていたら、娘のために“我慢のグルテンフリー”ではなく、もっとポジティブに、食のレパートリーの一つとして、グルテンフリーを楽しめたなあ」と思いました。「アレルギーがあることはネガティブなことではなく、食の世界を広げるチャンスなんだ!」とパッパッパッと光のスイッチがつくような取材でした。(LaLa編集部・T)

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