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【教えて先輩ママ】家にあるもの×100均の材料で作れる! 五感を育むワンランク上の手作り知育玩具♪【Vol.2 音彩マラカス】聴覚を育む~色々なものに興味が出てくる頃に~

【Vol.2 音彩マラカス】聴覚を育む~色々なものに興味が出てくる頃に~


 
五感の1つである「聴覚」
聴覚は音を感じ取っています。音の感覚は子どもの頃が一番鋭く、だんだんと自分に必要とされる音だけを選別していくと言われています。その感覚をより多く残すには、より広い音域の音に触れることが大切です。

耳で聴きとれない周波数の音も実は肌では感じ取っているので、1番は『自然の音』により多く触れることが大切なのですが、日常の遊びの中でも音に対する意識を向上させ、聴覚の発達を促す手作りおもちゃを紹介します。
★材料★


・トイレットペーパーの芯 3個  ・貼れる布  ・厚手の紙
・石、砂、ビーズ、ボタン、鈴、貝、クリップなど6種類(音色の違う様々な種類を用意)
・空のペットボトル 2本(収納容器を作る場合に必要)  ・はさみ
★作り方★

① トイレットペーパーの芯を半分に切る。(全部で6個)

②厚手の紙にトイレットペーパーの芯を置き、内側から線を引き、その線に沿って切る。(全部で12枚)

 

③「貼れる布」の裏にトイレットペーパーの芯を置き、今度は外側から線を引く。こちらは線の1㎝外を切るので、2㎝ほど空けて書いていく。(全部で12枚)
 

④③の線の約1cm外側を切り、線の1mm手前まで1㎝程度の幅で切り込みを入れる。

⑤④の裏側に②を貼り付け、トイレットペーパーの芯に紙が内側になるようにかぶせ、貼り付ける。
  

⑥中に石など1種類の小物を入れ、(音がほどよく鳴る程度)もう片方も⑤のようにふたをするようにかぶせ、貼り付ける。

 

⑦「貼れる布」をトイレットペーパーの芯をぐるっと巻ける大きさ(長い方は重ねるので1㎝程度プラス)【約5㎝×17㎝】に切って張りつける。
 

⑧ ①~⑦を5個作る。

 

⑨ 収納容器はお好みで♪500mlのペットボトルだと1つに3つ入ります。
  口の部分を切って、ビニールテープを巻いてから、「貼れる布」やマスキングテープで装飾しましょう!
  


↑この写真は口が開いてるほうが上です!

★楽しみ方★
掴んでふったり転がしたりすることで、耳から様々な音を聴き取り、想像を掻き立てます。
ママやパパが、同じ筒で「大きな(強い)音」と「小さな(弱い)音」
を作って伝えてあげることで、音の作り方も覚えていきます。振るのと転がすのとの違いでも、音の質は変わります。

他にも、積み重ねることができるため、「積む→倒す」ができたり、「受け渡し」や「投げてキャッチする」ことなどもできます。それに伴い音も出るので、子どもは何度も何度も繰り返すようになります。繰り返す行為は学んでいる証拠。ぜひこんな時は本人がやめるまで付き合ってあげてください。

★声掛け★
「こっちの方が軽いね、こっちは重たいね」と重さを伝えてみる。
「何が入っているのかな?」「どっちが好き?」と問いかける。
聴覚だけでなく様々な感覚に働きかけをしてみるのもよいと思います。


収納用容器をもし作られたなら、「この小さな穴にどうやって入れたらいいのか」「入れた後に振ったらどんな音になるか
など、また違った観点から遊んだり感覚を養ったりすることができます。お片づけにもなるのでおすすめです!

★更にグレードアップ★
「貼る布」を、それぞれ感触の違う布に変えると、掴んだ時にいろんな感触を肌で感じることができます。
また、色や形などを変えてみることで、色の認識、太さや形の認識にも繋げることができます。

※ママやパパと一緒に遊ぶことを前提として作っています。小さなものや様々な素材を使っていますので、何かで中身が出てしまった際に誤飲などの様々な危険性も考えられます。必ず保護者同伴のもとで使用してください。

【取材協力】
三好和美さん:4児のママ。喜多商事株式会社でピアノの仕事に携わりながら、4人の子育て経験する中で、子どもの心身の発達には音楽との深いかかわりが重要であると気づく。現在、子育て×音楽をテーマに音楽で「あい」を届けるあい音という団体の活動を行っている。
HP:あい音https://aine-piano.localinfo.jp/
(LaLa編集部・T)

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