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岡山から音楽で元気を届ける!~板谷緩子(いただにひろこ)さん~

名前:板谷緩子(いただに ひろこ)さん 40歳
元小学校の音楽教師。2児(4歳、2歳)のママ。

現在、YouTubeにて音楽のおもしろさやすばらしさを多くの親子さん、また先生方などに伝える活動をされています。
そこでLaLa編集部では、板谷さんに活動を始めたきっかけや思いなどを聞きました。

 

Q.現在の活動内容、取り組み等

A.月に1~2回、YouTube にて動画を配信しています。

内容は、「楽譜の読み方」や「楽しく学べるリコーダーの授業」「ヒット曲を一緒に練習しよう」等、音楽に関するものです。楽譜の仕組みや楽器の特徴、練習のやり方がわかりやすくスモールステップで学べるので、それぞれのご家庭で楽しみながら音楽に触れることができるようになっています。また、子どもが練習でつまずいてるとき、どこで難しさを感じているのかに気づき、どのようにアドバイスしたら「できる!」と子どもの「やる気」を高めることができるのか、そのポイントも伝えています。そのため、保護者だけでなく、現役の先生からも「参考になった」「次の授業で使います」などの声が寄せられています。

 

Q.現在の活動をしようと思ったきっかけは?

A.コロナ禍で何か自分にできることはないか、音楽をとおして音を楽しみ&笑顔が広がることができないかと考えたことです。

以前小学校の音楽の先生として、多くの子どもたちに音楽の楽しさ、皆で力を合わせることのおもしろさや達成感、そのために自分の役割を果すことを授業や学校行事の中で伝えていました。

特に皆で作り上げる「合唱」「合奏」は集団の中での自分の役割を認識する大切な時間だと考え、子どもたちがそれを体感できるよう取り組んでいました。

コロナ禍で音楽の授業時に思いきり音楽を楽しむ活動が制限される中、「どうしたら、今このコロナの重い雰囲気の中で楽しめるんだろう」と考え、少しでも「音楽っておもしろいんだな!」「やってみよう!」というきっかけになれば本当にうれしいなという思いで始めました。

板谷さん自身、生きていることにしんどさを感じていたときに、以前自分が打ち込んでいたピアノを弾くことで心が癒され、救われた経験をされました。
「どんなことでもいい。自分が打ち込めることは自分の支えになる」と経験したことで、子どもたちにも音楽のおもしろさやすばらしさを伝えたい、と現在の活動をされています。

Q.YouTube に動画配信をしようと思われたきっかけは?

A.コロナ禍で自粛している期間にせっかく家にいるのだから、何か家でできることを提案したい!

この期間中に圧倒的な勢いで世の中が「オンライン化」するのを感じていました。
YouTubeは大多数の家庭にあって無料で見られるもの。文章で説明するよりも「動画」で音楽の授業を配信できたら、わかりやすく取り組みやすいのではないか、と考えたそうです。とは言っても、元々アナログな板谷さん。SNSなどはほとんどしておらず、YouTubeへ動画を上げるのは一筋縄ではいかなかったといいます。

現在「キラ目」というハンドルネームを使って、キラキラの大きな目をトレードマークに動画を配信しています。

実はこの大きなキラキラの目は自作のもので、メガネに貼り付けて使っているそうです。

実際の授業でも使用していたそうで、このメガネを付けると「子どもたちが一斉に注目しますし、まず「笑顔」になるんですよ(^^)」と教えてくださいました。

現在はどこのご家庭にもスマホ、タブレット、PCが当たり前にあります。お子さんがこれらを自由に使えるご家庭も少なくありません。

これから動画の時代を生きる子どもたち。子どもからIT環境をやみくもに遠ざけるのではなく、親子で使い方を話し合い、正しい情報を自分で選び取れるような力を身に付けてほしいとの思いも込めて、YouTube を選んだのだそうです。

 

今では小学生の子どもがいるご家庭はもちろんのこと、先生たちからも好評で「授業の参考になります!」と人気のチャンネルになっています。

「キラ目の一緒に音楽」チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCZ6E5t2EaEi2_cfPVPWvSbQ

 

Q.音楽に対する思いは?

A.「音」とは「生きること」そのものです。たとえ自分の周りに音が無くなったとしても、自分の中にある心臓の鼓動、脈拍は自分の中で鳴り続けます。動けばそれは「リズム」になり、音を発すればそれは「メロディ」になります。つまり人は「音」「音楽」と共に生きているのです。

「音」は「生きること」そのものなので、まずは「音楽」を嫌いになってほしくないなと思っています。「音楽が嫌い、苦手」という人は「音楽」が嫌いなのではなく、「音楽に関わった時に何か嫌な思いをした」ことが原因で嫌いになることが多いと感じています。

そのため、学校の音楽の授業は全体を見るだけでなく、できる限り一人ひとりに寄り添って支援していました。

他の子と比べるのではなく、その子自身の以前と比べて、少しでもできるようになったことを見つけしっかり伝える。「たった一つの音でも、それが「合奏」になるととても重要な意味を持つんだよ」と、一人ひとりの存在がとても大切であること、一人ひとりの役割の重要性を伝えていました。

「個人でできる活動」→「集団での活動」=「人と一緒に生きていく力」となり、それは社会に出た時に社会や組織の中での自分の役割を果たす力にもつながります。

子どもの「できた!」が増え、どんどん目を輝かせながら練習したり、「できるようになったよ。聴いて!」と楽譜と楽器を抱え、うれしそうに音楽室にやってくる子どもの姿もたくさん見られ、子どもは「やりたい」と思えばどんどん伸びると実感しています。

〇歳はこのくらい、などと限界を決めず、子どもたちの「できた!」「頑張ろう!」「挑戦してみよう」そんな気持ちを引き出せるのも「音楽」の良さ、そして自己肯定感を培う大切な要素なのでは、と熱く語ってくださいました。

 

Q.今後の予定

A.今後はシリーズ化して動画を作っていきます。次のテーマは「発表会に向けて」。その取り組み方について作成しています。

テーマがあると、そのことに興味のある人が見つけやすいかな、と考えています。

また、その内容を見ていただくと、それぞれのご家庭で一緒に音楽を楽しむきっかけになります。

特に発表会の練習は家庭での個人練習もとても大切なので、おうちの方も一緒に見てくださると子どもの真剣に取り組む姿が見られたり、困っているところは一緒に取り組んだりすることができ、より本番が楽しみになると考えます。大体月に2回くらいのペースで作成していきますので、良ければ定期的にチェックしてみてください♪

 

Q.子育てママさんへのメッセージ

A.どんなに小さなことでもいい。子どもの目を見てしっかりほめて♪

子どもたちはお父さんお母さんが大好きです。
学校でどんなにたくさんの言葉でほめても、お父さんお母さんの一言にはかないません。
どんな小さなことでもいい。
子どもの目を見て、しっかりほめてください。
比べるのは他の子ではなく、その子の「過去と今」です。
お父さんお母さんにほめてもらった一言は、次への「やる気」に必ずつながります。
思うようにいかないことも多いですが、共に楽しみましょう(^O^)

 

必見!!【小学校音楽】発表会に向けて①~なぜ発表会をするの?~

https://youtu.be/FDsUSTMVWy4

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