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子ども向け鍼灸「小児はり」で子育ての「困った」を解決~前編~小児はりってどんなもの?

皆さんは「鍼灸(しんきゅう)」と聞くとどのようなイメージがありますか?金属の鍼(はり)を刺したり、艾(もぐさ)を燃やして「経穴」(ツボ)に刺激を加え、病気を治そうとする鍼灸。私は昔からのイメージで“大人向け”の施術と思っていたのですが、なんと岡山市に子ども向けの鍼灸「小児はり」を扱う治療院があります。今回は、小児はりで子育ての「困った」を解決する「近藤治療院 鍼灸部」(岡山市北区今)院長のベビー鍼灸師・鳴島友理さんに、小児はりについて前後編に分けて伺いました。

 

-開業の経緯を教えてください。

2008年のオープン以来、小児はりだけでも千人以上の子どもたちと関わってきました。私自身、岡山生まれ岡山育ちで、男の子3人のママでもあります。なぜ親子の治療に力を入れているのかというと、妊娠・出産・育児の中でたくさんの「困った」できごとに直面し、小児はりや鍼灸の力で解決してきた経験があるから。その経験を生かし、「すこやかな毎日を子どもと一緒に笑い合って過ごしたい」という親の願いを叶えるお手伝いができればと、日々施術しています。

 

-どのような施術なの?

近藤治療院 鍼灸部では、小児はりを「魔法のとんとん」と呼び、子ども用の刺さない鍼で全身を優しく“とんとん”します。身体をなでるだけなのに、まるで魔法のように親子が笑顔になれる不思議な小児はり。子どもの心身の発育バランスを整え、毎日機嫌よく元気に過ごせるようにと江戸時代に考案された伝統の鍼灸療法です。特徴は10分以内の短時間の治療。羽毛でなでられているような心地よい刺激なので、小さな子でも安心して受けることができます。子どもの安定した健康は、家族の心と身体の負担も軽くします。

-期待できる効果は?

大きく分けて2つの効果が期待できます。1つ目は健康管理。特に困った症状が無くても、定期的に施術を受けることで安定した心身の発達が促されます。2つ目は、現在困っている症状に対する治療効果。乳幼児の夜泣きやおもらし、発達障がい、頭痛・腹痛、小児喘息など、さまざまな小児疾患の症状に対して効果が期待されます。

-対象年齢は?

0歳の赤ちゃんから小中高生までの成長期の体調ケアは、実はとっても大切なこと。心も身体も発達途上の子どもたちは、大人が思っている以上に苦労しています。そんな子どもたちの言葉にならない身体の訴えを、身体の表面を観察することで察知し、小児はりによって改善を図っています。また、近藤治療院 鍼灸部は0歳から大人まで通えるアットホームな鍼灸院なので、子どもだけでなく「大人の身体ケア」や「美容はり」の鍼灸施術も行っています。パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんら、子どもを囲む家族みんなが健康で笑い合って過ごせるようにサポートしています!

 

 

近藤治療院 鍼灸部

営業時間

平日 9:00〜18:00
土曜 9:00〜12:00

定休日

日曜・祝日

  • 完全個室
  • キッズスペース
  • 駐車場あり

建物北側の駐車場9~12番が使用できます。

 

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