繊細なあなたへ～HSPについて知ろう⑥休憩を楽しもう

こんにちは！HSPメッセンジャーのいくたはるなです。

さて、前回は「HSS/HSPさんへ送るやりたいことをやる為の効率化」についての記事でした！

本日もHSP（Highly Sensitive Person）さんと、刺激を求めて動くタイプのHSS（High Sensation Seeking）を合わせ持つ方へ届けたい話題です。

突然ですが「自分にとって心地良い休憩」取れていますか？

子どもたちは夏休みの8月。さらにお盆や帰省などいつもと違うイレギュラーな対応があって生活のペースも変わるとき。

「毎日できるだけ栄養のあるバランス良いご飯を食べさせてあげたい」

「行きたいと言っているところに連れて行ってあげたい」

そんな風に思うママも多いのではないでしょうか。

よく気が付き良心的な気質を持ち合わせているHSPさんは、手を抜こうとするよりあれもこれもできるだけ力を尽くしたいと無意識に頑張っていることが多いもの。

「やることはいくらでもあるけれど身体は一つ。体力も気力もそこまで持たないーーー！」

「むしろ私なんてだらだらして凄くさぼっている方。本当はもっと子どものために何かやってあげられたらいいのにな…」

そんな思いを持つお子さんへの愛溢れるママへ。今日はぜひ自分らしい過ごし方を見つけてほしい、「ダウンタイム」のお話です。

■ダウンタイムって？

パソコンが起動しているとウィーーーンと動いて働いていますよね。HSPさんはそれと同じように起きている間、敏感なセンサーが常時働いています。そう、情報を人一倍多くキャッチし、深く処理し続けているのです！ずっと働き続けているのですから、疲れやストレスが人一倍溜まりやすいのも当たり前ですよね。そこで、パソコンをしっかりシャットダウンして休ませるように、人も身体や神経を休ませる時間というのがダウンタイムです。

「自分は放っておくと勝手にあれやこれやずっと考え続けているな…」と気付く経験はありませんか？そんな方にこそ意識して取っていただきたい時間です。

■どんなダウンタイムのとり方がある？

HSPさんでも休み方は人それぞれ。静かな薄暗い部屋でひたすら寝る、ゆっくりと休みたい方、海や木々がある自然の中に行くことでゆったり解放的な気持ちや落ち着く気持ちになる方など。HSPさんには、神経を落ち着けるためのエクササイズもおすすめです。

■休むことが退屈に思う場合は？

中には、HSS（刺激追求）気質をもっているHSPさんだと、「休む＝何もしない」と退屈に感じることもあります。そういう場合、自分が「楽しむ休み方」をしてみましょう。

例えば、何かに集中して黙々と作ることで自分を自由に表現する達成感を感じること。散歩や字を書くことなどで瞑想状態になることもできます。感覚が鋭いHSPさんは、好みの香りを見つけて「いい香り～」と楽しんだり、自分の気持ちに合う音楽を聞くのもリフレッシュになりますね。

他にも、環境の影響をより大きく受けやすいHSPさんは、毎日暮らすおうちの環境でお気に入りの場所をつくるのも楽しいのではないでしょうか。

ただ、常に動き回っているくらいの方が自分がいい調子でいられる、そんな人が「無理に休まなくちゃ！」と考えるのもなんだかおかしいですよね。ドンドン動き回ることが好きな人であれば、自分の心地良いバランスで過ごせているなら大丈夫です。

■自分の感覚にまず意識を向けよう

身体の疲労感やストレスは、人とは比べられない自分にしか分からないもの。だから、自分の感じていることを自分が意識して拾ってあげなければいけません。でもその時、できる人と比べて「これくらいできなくちゃ！」と勝手に思い込んでいることはありませんか？

HSPさんは、「周りに合わせたり期待される役割をまっとうしなければ」という思いも持ちやすいもの。けれど、まずは「自分は、今、正直言うと、どう感じているかな？」と意識を向ける癖をつけておくことが大切です。

また子育て中のママの中には、「人と過ごすより一人の時間がほしい」という気持ちが強い方もいます。それはもしかしたら穏やかに日々を過ごしたいHSP気質からきているのかもしれません。だからその気持ちに対して自分を責めることはありません。家族への愛情の伝え方は、一緒に長い時間過ごすということの他にもたくさんあります。

自分に必要なダウンタイムや自分にとって大切にしたいものは、家族や関わる人にも愛をもって伝えながら、コミュニケーションをとっていきたいですね。

ダウンタイムのお話いかがでしたでしょうか。意識して好みのダウンタイムを取って心地良く過ごしてみてくださいね。

★アーロン博士のHSPセルフチェックご紹介♪