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食を育む~一日の始まりのスイッチ入れてますか?~/presented by 三宅医院グループ

みなさん、毎日朝食べてますか?寒くなると布団が恋しくて朝起きるのが遅くなり、朝食を食べずにお昼まで過ごす-なんてことはありませんか?今回は朝食について考えてみようと思います!

 

朝食の必要性

朝起きた時、頭がボーっとしてしまうことありますよね!これは寝ている間もブドウ糖が使われるため、起きたとき必要な栄養素が足りなくなって脳や身体が飢餓状態になっているからです。

朝食を摂らないと午前中の脳はエネルギー不足となり、集中力や思考力、判断力が鈍くなってしまいます。これは大人も子どもも同じ。朝食は一日の始まりの大切なスイッチとなります。必ず毎朝スイッチを入れる習慣をつけていきましょう。

皆さんは、文部科学省などが2006年から推進している「早寝早起き朝ごはん」運動はご存知でしょうか?子どもたちの健やかな成長には、「早寝早起き朝ごはん」をはじめとした規則正しい生活習慣が大切です。

近年、子どもたちの生活習慣の乱れが体力や学習意欲、気力低下の要因の一つとして指摘されています。下のグラフは文部科省による2019年の調査結果です。週1回でも朝食を食べないことがある小学生は13.3%、中学生になると17.7%という結果でした。

 

朝食はなぜ必要?

では、どうして朝食を摂る必要があるのでしょうか?

朝食には脳のエネルギー補給をはじめ、体温の上昇や体内リズムを整えるなどさまざまな役割があります!ただ空腹を満たすだけではないのですね!

また、朝食を食べることと起床・就寝時間には大きな関わりがあります。朝食を食べない子どもほど起床・就寝の時刻が遅く、睡眠時間が短い傾向が見られます。

起きる時間が遅くなると幼稚園・保育園や学校に行くまでの準備時間が減り、朝食べる時間がなくなって欠食に繋がります。夜遅くまで起きていると朝すっきりした目覚めができず、起きられないですよね。

「早く寝て、早く起きる!!」-小さい頃から生活リズムを整えて朝食を食べる習慣を作りましょう。

 

朝食を抜くとどんな影響が?

朝食を抜くと、
・集中力の低下
・倦怠感の原因
・生活習慣病の原因
・栄養不足
などさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

幼児期はもちろん、学童期になり学校へ行って勉強するようになることを考えると…長い目で見て早いうちから朝食を摂る習慣を定着させたいですね!

興味深い調査結果があります。朝食を摂ることで学力や体力に差があるというものです。「勉強やスポーツを頑張ってほしい」と思う親心をお持ちであれば、まずは今日からできることを一緒に取り組んでいけたら良いですね!

 

どんな朝食がいいの?

ではどんな朝食がいいのか、取り入れたいおすすめ栄養素をお伝えしますね。

こちらの図は見られたことありますよね?

「三色食品群」といい、食品が栄養素の働きの特徴により分類されています。

これらをそろえるようにすると、全身のスイッチが入り、一日をスタートさせることができますよ!

 

朝食を摂るためのポイント!!

①夕食は早めに済ませ早寝する
②朝食を食べる30分前には起きて朝日を浴びる
③夕食の残り物や作り置きなどすぐ食べれるものを準備しておく

ホテルや旅館で出てくるような豪華な朝食でなくて大丈夫!!鮭のおにぎりに豆腐とわかめの味噌汁と果物や、ごはんに納豆と具だくさん味噌汁など…なるべく三色がそろえばいいですね!

今日から!明日から!朝少しだけ早く起きて、頭・身体・お腹それぞれのスイッチを入れて一日を元気に過ごしていきましょう!!

 

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