2023年、元号が「令和」へと変わり早5年目に突入しました。
一昔前は「家事や育児は女性の仕事」という風潮もありましたが、生き方は多様化し夫婦の在り方や子育て世帯の暮らしも変化しています。
子育て世帯の暮らしの中には、「パパだからこそ」「ママだからこそ」できる育児や家事の関わり方がたくさんあります。
LaLa編集部ではそんな子育て世代の変化に着目し、パパ目線の子育てに対する思いや気づき、悩みなど…これからパパになる人や新米パパさんたちに少しでも役立つ情報をお届けすべく、「令和時代のパパの暮らし」を取材!
「パパの子育て奮闘記」第2弾は「育休パパインタビュー編」。今年4月から育休を取得した瀬戸内市の会社員永山進也さん(36)に、3回シリーズのインタビュー形式で取材させていただきました。
第2子誕生と自宅の引っ越しです。我が家は夫婦共働きで、長女は自宅のある岡山市内の保育園に通っていました。
2022年9月、第2子の長男が誕生。瀬戸内市にマイホームを建てることになり、23年3月に引っ越しが決まりました。
引っ越しに伴い、長女は3月末で岡山市の保育園を退園。妻の育休復帰予定の9月から2子とも保育園入園が決まったのですが、長女はイヤイヤ期真っ只中。産後間もない妻が1人で2人の育児をするのは大変だろうと感じました。
そんな中、私の知人で育休を取っていた男性がいたので「自分の会社ではどんな制度があるのだろう?」と調べてみると、男性の育休制度があることがわかりました。
収入保障や社会保険料免除などいろいろな条件も調べ、自分も育休を取得してみようと子どもの入園までの6ケ月間育休を申請。育休で会社に迷惑がかかるかとも考えましたが、上司や職場の仲間も背中を押してくれたので心強かったです。
育休のタイミングと引っ越しが重なったので、新居での生活がやっと整ってきた感じですね。
仕事はお休みですが、家にいると家事や育児と休みはないですね。毎日あっという間に過ぎていきます。
妻も育休中なので家事・育児は分担しています。普段から好きで台所に立っていたので私が料理担当、洗濯は妻が担当です。
家事の分担は結婚当時から相談しながら得意なところをそれぞれが担当しつつ、今も都度話し合いフォローし合っています。
育休生活となり大変なこともありますが、子どもと一緒にいる時間が増えたことが嬉しいですね。
また家にいる時間が増えると地域の方と接する時間もできて、この場所に越してきてよかったと感じています。
平日は市立図書館に遊びに行ってみたり、児童支援センターにお世話になっています。
瀬戸内市は東京の玩具会社とパートナー協定を結んでいて、遊具を積んだ車で遊び場を“出前”する「こどもひろば」では、同社のおもちゃが自由に使えるのでとても助かっています。
夫婦で一緒に支援センターへ行くこともありますが、上の子は私が担当、下の子は妻が担当しています。私が上の子とお出掛けし、妻は下の子と家で過ごすというときも。3歳の長女と7か月の長男ではできることや生活リズムも違うので、子どものペースに合わせて接しています。
とはいえ家事をしながらの子育ては慣れないことがたくさんあります。
特に3歳の長女が遊んでいるときは目が離せませんね。先日は家から勝手に出て100mくらい先まで一人で外出していました。
初めてのことでしたし、「そんなことが自分でできるように成長していたとは!」と驚きでした。
無事で一安心でしたが、子どもは日々成長しているので思いがけない行動をすることを念頭において、子どもの周りの環境を整えながら見守っていきたいと感じています。
家の前に畑があるので、畑づくりをしたいです。子どもと一緒に畑作業をしていきたいと思っています。
また今しかない子どもの時期をしっかりと目に焼き付け、家族で過ごす時間をじっくりと味わいたい。娘とお菓子作りなどにも挑戦したいと思っています。
☟過去の記事はこちら
・令和の子育て〜パパの子育て奮闘記/新米パパ密着編/橋本一利さん①はじめまして!赤ちゃん!
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