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生涯の家庭円満!子育て期に夫婦で育てる「最強パートナーシップ」⑬/「夫婦の10年後のイメージは?」

こんにちは!夫婦修復カウンセラー髙田みすみです。

「家族の明るい未来に向けた夫婦のパートナーシップ」のヒントを発信する本連載。

13回目のテーマは「夫婦の10年後のイメージは?」。

今日までこのコラムを書かせていただきましたが今回が最終回となります。皆さま、拙い文章をお読みいただきありがとうございます。

どういう内容にしようか悩みましたが、いつものように皆さまにエールを送る気持ちで締めくくりたいと考えています。

 

いつまでも二人三脚でいたいけれど…

早速ですが、貴女は10年後どんな夫婦像をイメージしていますか?

一緒に年を重ね、嬉しい事は一人よりもシェアし合うことで倍以上の喜びを感じ、悲しい事は一人で抱えるよりも半分の重みに感じられるような夫婦-そんな夫婦になれたら良いなって思っていらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、長年連れ添うことでこんな不満を抱えてしまうことがあるかもしれません。妻側から見て、夫婦に関する不満の多くは2パターンに分かれると思います。

●夫が妻をぞんざいに扱うようになる

・夫が浮気をする

・妻を放っておく

妻は一緒にいても寂しい感覚になります。

 

●夫がいることでストレスに感じるようになる

・夫が口うるさい

・夫が文句しか言わない

妻は一緒にいるとうっとおしいという感覚になります。

 

こうなってしまうと貴女にとっては辛いだけの夫婦になってしまいますね。

 

捉え方を変換する

この記事が無駄になるくらい、貴女にとって必要のない文章になることが一番ですが、もし「なんだか我が家はそれに近いかも」と思っている人がいらっしゃったら是非参考にしていただきたいと思います。

この妻側からみた夫婦関係の不満の2つのパターンには共通点があります。

それは、どちらも貴女にとって夫が中心で、夫に影響を受けている状態」ということ。

夫婦なんだから夫に影響を受けるのは当たり前ではありますが、捉え方を変換することでこの影響を「私が『与える』影響」に変化させることができるのです。

例えば、

・夫のせいで

・この環境のせいで

と思っていたことを、

・私が人生を楽しむためには

・私が夫婦の関係を良くするためには

という風に、「夫や環境を中心に私の世界が動いている」という考えから、中心を「私」に変えた動きに変えること。

こんな風に私を主人公にした生き方にできると良いですね。

 

 

夫婦円満は誰のため?

そのために必要なことは2つ。

①貴女の心の自律

人が見ている世の中は、自分にとって「関心のある事」と「ない事」でできています。

例えば関心のある事と言えば、「今晩のメニュー」「夫の動向」「子どもたちの健康」「親の事」など。

その関心のある事の中に、趣味など楽しみやほかに打ち込める仕事を加えていくこと。

関心のある事の要素を増やしていくことで、貴女の心は一点集中ではなくなり、妻としての自分だけではなく母親や子ども、そして一人の女性として物事を見られるようになります。

 

②男女の違いを知る

女性は安心感や充足感で愛情を感じやすいのですが、男性は何度も記事に書かせていただいた自己重要感、自己有能感で愛情を感じやすいもの。

なのでご主人の自己重要感、自己有能感を満たしていくことが何よりも夫婦円満の秘訣です。

 

夫婦円満、夫婦円満と言うけれど、「そんなに我慢して私は夫に対して良い妻であるべきなのか?」と考えてしまうかもしれません。我慢は違いますよね。

夫婦円満とは、貴女自身が家庭円満であることで人生のベースが整い穏やかに過ごせるということ。

貴女自身のためでもあるのです。

だとしたら、“させられた感”ではなく主体的に行動することですよね。一つ一つ言動が夫婦関係を悪くするか良くするかを軸に考えながら、貴女が自分のために周囲へ影響を及ぼしていくという方法です。

影響の矢印を「他者から自分」ではなく「自分から他者」に変化させていくことで、貴女は自分の人生を自らコントロールしていく立場になっていけるのです。

「愛すること」

以下のお二人の言葉がとても印象的です。

「愛は行動で表すもの」マザーテレサ

「愛は行動によって具現化される価値観である」スティーブン・R・コヴィー

このお二人の言葉には深い意味が隠れています。

それは、「愛する」とは「愛する行動を行うことで形になっていく」というもの。

愛していなくても、愛する行動で愛は生まれる。一方、愛していても、愛する行動をしていなければ愛は生まれないという意味なんですね。

 

これによると、「ちょっと気分悪いわぁ」「夫のこと嫌だなぁ」と思っていたとしても、ご飯を作ったり洗濯物をしたりする-これらは愛する行動になります。

逆に、貴女が本当は夫のことが大好きなのに、嫌みを言ったり思うようにならないことに文句を言ったりしていたら、それは愛しているにもかかわらず愛しているとは言えない行動になるのです。

 

それを知った私は今、夫婦についてこんな風に思っています。

夫婦って面倒くさいこともたくさんあるけれど、人生をかけて「愛すること」ってどういうことかを生活を通して体感していくもの。

もし今、夫婦生活に悩んでいる人がこの文章を読んでいるとしたら、是非こんな風に捉えてみてください。

「私は今、夫を通して『愛するってどういうことか』を学ぶときなんだなぁ」と。

この一山を超えたとき、貴女は一人の女性としてまた一段と輝いていること間違いなし!

私が保証しますよ♡

 

是非、10年後の夫婦像、実現させてください♡

 

理想の暮らしや働き方を、夫婦で協力しながら一緒に目指し、お互いに理解・協力し合うことを諦めることなくパートナーシップを築いていけますように!

 

貴女の夫婦円満を応援しています ♡

 

高田みすみ(夫婦修復カウンセラー、公認心理師、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー)

カウンセラー歴16年。延べ6000件以上の相談経験と、どん底の関係からとても仲の良い夫婦に変われた経験を元に、生涯愛される妻になれるヒントや方法をお伝えしています。

 

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