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繊細なあなたへ~HSS/HSPについて知ろう⑱ずっと自分に自信がもてない時は

こんにちは!HSPメッセンジャーのいくたはるなです。

そろそろ夏も終わりですね。いかがお過ごしでしょうか。

ところでうちの小2長男も年長さん次男も、ポケモンやスプラトゥーン3というゲームが大好きなんです。

大好きなものがあるって素晴らしいしとても良いことだけど、本当にこれずっとしててもいいのか…!?

母としては「もっと他のことを体験する時間も増やした方がいいんじゃないかな…!?」-なんて葛藤も湧きませんか!?

でもそんなとき、ある海外の考え方を聞いたんです。

日本では子どもたちへのプレゼントは「誕生日になったらね」「クリスマスになったらね」と先延ばしにする文化がありますよね(私の育った家庭ではありました)。

しかし海外の教育では「欲しいものは我慢させないで与えた方がいい」という考え方があるそうです。

それは「子どもが遊びたい、学びたい、知りたいと思うとき、それを与えないのはせっかくの成長の機会の損失」という考え方なんですね…確かに。

「情熱が湧いたタイミングがとても重要」ということは大人も子どもも同じ。できるだけ心に止めておきたいですね(予算などとの相談も必要かと思いますが)。

本日は、そんな話とも少しだけ関係があるテーマについてです。

 

■ずっと自信がない問題

「ずーっと自分に自信がない」-これに当てはまる方はいらっしゃいますか?

「はーい!私です!」という方も日本人には多いのかなと感じています。私のところに相談に来られる方の中にも実は多い相談です。

「自分に自信がもてなくてどうしたらいいのかわからない」-これって20、30、40年と生きてきたのにもったいないことですよね。

かくいう私自身も27歳くらいまで、記憶にある中の自分は「自分に自信がない」人でした。

■「自信がない」から脱出できない理由

でもふと思ったんです。

「何十年も生きてきてずっと自信がないんだとしたら、それっておかしくないか?」

「親も自信のある子に育ってほしいと思っていて、教育現場でもそれを良しとしているはずなのに、それができていないということはどういうことなんだろう」

そんなことを真剣に考えながら、心理学や脳科学、HSPのことなどを学んでいきました。

そこで一番大切なベースとしてたどり着いたのは、「失敗しても何をしても『丸ごとの自分のままでいいと存在を受け入れてもらえている体感』があること」。

ですが今回はそれとは別に、よく陥りがちな「◯◯できないから自信がない」という思考の癖についてお伝えしていきます。

 

■たくさん学んでいるのに自信がもてない

ここでご本人の許可を得て一つ、ご相談の内容を紹介させてください。

それは「ずっといろいろと学びを重ねているんだけど、今一つ自信がもてない」というお話でした。

「自分はHSPだと思う」とも言われる相談者さん。長年ご一緒する機会がある私には、お仕事をお願いできる安心感があり、また人に対して温かい気持ちになる言葉もかけてくださるとても素敵な方です。

でも自分では「自信がもてない」と感じられているんですよね。なぜなんでしょうか。

よく聞いているとやはり、「できていないところが気になっている」ということを話してくださいました。

実はHSPさんの特徴の一つ「些細なことに気付ける」ということが表に出すぎると、「完璧主義」にもなりやすいんです。

「もっと先読みして準備しておけばよかった」「関わる人のためにあれもこれもできた方が良かった」と気付いてしまう分、全部できなかった自分に対して「もっとできたはず」「まだまだだ」と思ってしまうんですよね。

またこんなこともあります。

誰かに対して「自分のことを認めてもらっていない」と感じることがあった、その誰か(それがたった一人であっても)に言われたことを気にして「自分が悪いのかな」「どこをどうしたらよかったんだろう」と考え続けてしまう-そんな風に、自分を認めてくれる人もいるのに、そうじゃない誰かが言ったことの方をずっとひきずってしまうということはありませんか?

これもHSPさんの「物事を深く処理する」という強みが、「自分だけが悪い」という視点で発動したときに起きてしまいやすいことです。

 

■そんなときはどうしたらいい?

そんなとき必要なのは、「ずっと自信がもてなかったとき」と逆の考え方をすることです。

つまり「できてないところに注目して、そのできてなさについて一生懸命考える」のではなく、「できているところに大注目して『ここができてるー!』と大喜びしていく」こと。

こう聞くと、今までそうしてきていない方は「えっ、できてないところがあるのにそんなに喜べないよ」と思うかもしれません。

それがまさに「完璧主義が癖になっている状態」なんですよね。高いレベルのものでないと、自分がある程度納得できる範囲内でないと喜べないという癖になっているんです。

でも、例えば子どもだったなら、鉛筆を持って字を書くとき、その字がどんなに読めなくても「書けたねー!」って喜びませんか?

チャレンジしたことが素晴らしい、それがどんな結果であっても。

それはものすごく下手でもよく分かっていなくても、チャレンジすることから全てが始まるため。大人でもそれは同じなんですよね。

それが大人になると「子どもと同じようにできないのはなぜなのか?」というと…今まで生きてきた経験や周りの大人を見てきたことで、「あの人はこれくらいできていたしこれくらいはできて当たり前」「自分もこれくらいはできていたい」という「自分の中の基準」を無意識のうちに持っているから。

その基準と自分がやってみての差を勝手に感じ、自信を失いやすいんですよね。

まだできていないところがあっても自信を持っていいんです。

自分のできている部分をしっかりと認めていく-そのためには自分の強みと弱み、人の強みと弱みの視点を持っていることも大きな手助けになります。

「できていることを認める」ことができなければ、永遠に「自信がもてる」という感覚にたどり着きません。

そうすると自分で自分が信用できず、より一層人に言われることが気になったり左右されやすくなり、また自信を失うというループに入って、「自信がない」から抜け出せないんです。

だから今まで「できていないこと」に注目していたなら、これからはその分「できている方」に焦点を当ててみることもいいですよね。

「自信をもちたい」と思ったときが始めどき。自信がもてる子どもを増やすためにも、大人からできていることに注目する癖をつけていきたいですね。

 

 

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いくたはるな(HSPメッセンジャー、ココロのアウトプットレッスン、ライター)

小2と年長さん男児の母。優しすぎる遠慮体質/完璧主義さんの味方。「個性を見つける、楽しむ!」をテーマにアウトプットの場作りに日々爆走中。自分にかける魔法言葉メルマガを発行している。愛媛県生まれ。

 

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