2023年、元号が「令和」へと変わり早5年目に突入しました。
一昔前は「家事や育児は女性の仕事」という風潮もありましたが、生き方は多様化し夫婦の在り方や子育て世帯の暮らしも変化しています。
子育て世帯の暮らしの中には、「パパだからこそ」「ママだからこそ」できる育児や家事の関わり方がたくさんあります。
LaLa編集部ではそんな子育て世代の変化に着目し、パパ目線の子育てに対する思いや気づき、悩みなど…これからパパになる人や新米パパさんたちへ少しでも役立つ情報をお届けすべく「令和時代のパパの暮らし」を取材!
今年4月から半年間の育休を取得した会社員永山進也さん(30代、長女3歳6カ月、長男1歳2カ月、瀬戸内市)の生活を追う「パパの子育て奮闘記・育休パパインタビュー編」。最終回では、半年の育休を終えたその後の生活についてご紹介いただきます。
復帰から2カ月ほどたち、働きながら子育てするリズムにも慣れてきました。
子どもを寝かしつけた後に自分の時間を取りたいと思いつつ、つい一緒に寝てしまうことが多いです。
「一緒に寝てしまうなら早く起きればよいのでは?」と、最近は子どもと一緒に早く寝て毎朝5時に起きるようにしています。
とはいえ息子はまだ夜泣きするので、深夜2~4時に起きたりすることもあります。
季節の変わり目ということもあり、息子が発熱したり保育園を休みがちになるときも。そんなときは妻が仕事を休んだり、義母に子どもを預けたりしています。
仕事を休めなくて申し訳ない気持ちになるときもありますが、それぞれの立場でできる事を精一杯務めています。
朝の時間の過ごし方が違いますね!
育休中はゆったりと朝の時間を過ごし、家事も日中していました。
しかし仕事が始まると、出勤時間に合わせて時間の使い方を考えながら過ごすようになり、朝食時に夕飯も作るなどできるだけ朝家事を済ませるようにしています。
妻も私と同時期に育休を終え仕事復帰したので、朝は夫婦で子どもたちを保育園へ送ってから出勤しています。
出勤時間が早く、子どもの支度が遅くなるときは、妻が先に園へ荷物だけ届け、私が後で子どもたちを登園させるなど、お互い連携しながら送り出ししています。
思った以上に負担なく取り組めていますね。
育休で育児中心の時間を過ごし、子どもたちとの生活リズムがわかっている分、「帰宅後に子どもたちとどう過ごすか?」「家事・育児をどう分担したらよいか?」などが明確にイメージできるようになったことが大きいかもしれません。
できるだけ子どもたちのリズムを優先しつつ、合間に自分の時間を取るようにして過ごしています。
また育休前は終業後、「よし!子どもを迎えに行って今から育児するぞ!」と気持ちを切り替えていましたが、今は育児と仕事の境界がなくなった気がします。
以前から家事は妻と分担していましたが、育休で育児の役割分担が自然とできるようになり、家事と育児が自分の日常に溶け込んでいる気がします。
良かったと思います!時間が充分取れたことで家事・育児に集中できました。
子連れの買い物は大変と聞いていましたが、実際に子どもたち2人を連れてスーパーへ買い物に行ってみて、商品一つ買うだけでこんなに時間がかかるのだと知りました(笑)
好奇心旺盛の子どもたちとの買い物はちょっとしたイベント。家事・育児に終わりはありませんし、実際に体験することは大切ですね。
また妻と同時期に育休を取ったのも良いタイミングだと思いました。
日常の中での子育ての大変さや喜びを夫婦で共感し合え、妻から「助かったよ」「ありがとう」と伝えてもらえ役に立てていることが嬉しかったです。
あと子育て広場に参加し、いろいろなパパ、ママの考え方や価値観に触れることができたのも良い経験になりました。
育休を取ることで子どもとの時間がしっかり取れてよかったです!今しかない成長の時を家族みんなで過ごすことができました。
育児に専念しながら「自分には何ができるか?」を経験して考えてみる。まずは体験してみることが大切だと思います。
また「パパになるのが不安」という方には、パパ向けアプリや情報サイトもオススメ。私は「パパninaru」というアプリで情報収集し、「妻や子どもたちにどう接したらよいか」など参考にしていました。
育休制度は変化していろいろな支援があるので、活用できるものは全部使ってみるのも良いと思いますよ!
今しかないこの時間を、子育てを楽しんでいきましょう!
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